ぽっこりお腹を招く理由は、あなたが日頃繰り返している無意識の習慣にあり。ダイエット外来で多くの悩める患者さんを診てきた内科医の工藤孝文先生の格言をお届け!
お話を伺ったのは
工藤孝文さん
Takafumi Kudo
福岡大学医学部卒業後、アイルランド、オーストラリアへ留学。現在、福岡県みやま市の工藤内科で、糖尿病内科、ダイエット外来、漢方治療を専門とし、地域医療にあたる。『ズボラな人でも コレステロールがラクラク下がる!』(永岡書店)など著書多数
<格言1>
「寝ないとやせる」は勘違い。実は食欲増すばかり
「寝ないでいるとやせると思うかもしれませんが、実は睡眠不足になると、食欲を増進させるグレリンというホルモンの分泌が増え、逆に食欲を抑えるレプチンというホルモンは減ります。つまり寝ないと食欲が増すだけ!」
<格言2>
「健康にいい」と聞けば試してカロリーとりすぎ
「甘酒やスムージー、ヨーグルトなど健康にいいと聞けばなんでも試し、体にいいことをしている気になっている人がいますが、食べればその分、摂取カロリーは増える一方。体にいい食品も、食べてやせるわけではありません」
<格言3>
「予定外食い」は「予想外太り」を招く
「スーパーの特売品やコンビニの新スイーツなどを見るとつい買ってしまう人がいますが、予定外に買って食べるのを繰り返すと、予想外に脂肪が蓄積し、太る原因に。買い物に行くときは、事前に買うものをリストアップして」
次回は、「ぽっこり習慣から抜け出す10の格言」4〜6をご紹介します。
イラスト/平松昭子 構成・原文/和田美穂