どんな体組成計を望むかは人それぞれ。シンプルなものから高機能タイプまで、人気商品の中から目的別にご紹介します。
40~50代の
「欲しい!」をかなえる体組成計
●体組成計選びの心得7カ条
- ① 目的をはっきりさせる
- ② 自分に必要な機能を見極める
- ③ 必要な項目が測定できるか確認する
- ④ 計測可能な単位を確認する
- ⑤ 記録・管理機能を確認する
- ⑥ 使い勝手を確認する
- ⑦ 価格を検討する
最低限の項目でいいから小さいものが欲しい!
●タニタ/BC-759
A4サイズ、約880gの小型軽量設計。価格抑えめながら体重・BMI・体脂肪率・筋肉量・内臓脂肪レベル・基礎代謝量・体内年齢の7項目が測定可能。自動スクロール表示。
色:ブラウン、ライトブルー、ピンク、ホワイト。¥6,000前後(編集部調べ)/タニタ
測定値が見やすくシンプルなものが欲しい!
●オムロン/HBF-255T カラダスキャン
前回と今回の測定値が同時に表示されるのが便利。小さな体重変化に気づきやすい50g単位。Bluetooth通信機能を搭載し、iPhone/Android専用アプリでデータを管理。
色:ホワイト、ブラック、レッド。¥16,280(編集部調べ)/オムロン ヘルスケア
縦置き収納できるタイプが欲しい!
●タニタ/BC-315
27㎜の薄さで立てかけ収納OK。推定骨量の判定、毎日の測定継続をサポートする「マイサポ機能」「体重急激増減お知らせ機能」など、女性目線の工夫が光る機種。
色:パールホワイト、メタリックグレー。¥9,000前後(編集部調べ)/タニタ
操作が簡単で、中高年にもわかりやすいものが欲しい!
●タニタ/BC-810
イラスト入りの画面で操作方法が表示されたり、毎日の測定データがグラフになったり、体型がイラストになるなどわかりやすい。暗い場所でも数字や文字がくっきり見えるバックライトも採用され、中高年にも優しいタイプ。
¥22,000前後(編集部調べ)/タニタ
ダイエットが楽しくなるような仕掛けのあるタイプが欲しい!
●パナソニック/体組成バランス計 EW-FA24
1カ月の減量目標を入力できたり、体重が減ると液晶画面にキラキラマークが表示されるなど、測定するのが楽しみになるかわいらしさ。体のふらつきから推定する「体幹バランス年齢」がわかるのもユニーク。
¥8,000(編集部調べ)/パナソニック
部位別に筋肉や脂肪を管理できるものが欲しい!
●オムロン/HBF-702Tカラダスキャン
両手と両足で測定するタイプの高機能モデル。体幹、両腕、両足と部位別の皮下脂肪と骨格筋率を測定。体の部位を意識したトレーニングやダイエットが効率的に。iPhone/Android専用アプリでデータを管理。
¥19,800(編集部調べ)/オムロン ヘルスケア
自分の体を細かく知るために、多項目を測れるものが欲しい!
●HUAWEI/Scale 3 Pro
シンプルで美しいデザインながら、8つの電極とデュアル周波数により、タンパク質や骨ミネラル量など含め22項目が測定可能。Wi-FiとBluetoothの両方の接続が可能で、Wi-Fiならアプリを開かなくても自動で記録。
¥10,780(編集部調べ)/ファーウェイ・ジャパン
とにかく測定精度の高い最新機種が欲しい!
●タニタ/インナースキャンデュアル RD-930L
タニタの最新技術を集結した「TANITA 4C Technology」による高精度計測が特徴。医療・研究機関での分析法を基準に新開発したアルゴリズム(計算式)搭載のハイスペックモデル。無線LANにも対応。
色:ブラック、ホワイト。¥42,530(編集部調べ)/タニタ
答えていただいたのは
西澤美幸さん
Miyuki Nishizawa
1968年生まれ。タニタ開発部主席研究員。学生時代からタニタの体脂肪計プロジェクトに参加。入社してからは体脂肪計や体組成計、活動量計などの商品開発に携わり「体組成計の生みの親」とも称される存在
構成・原文/蓮見則子 取材協力/タニタ オムロン ヘルスケア