マスク美人は褒め言葉ではなく、警告です!!
今こそ、下顔面(かがんめん)を鍛えて整えなくては!!
収束? どころか、再び、拡がりを見せている新型コロナウィルス。
今や季節を問わずマスクは不可欠な時代に突入していますね。
先日、マスクについて、取材を受けていた時、ふと思い出したことがあります。私自身が歯科医師なので、マスク生活は長年の習慣。仕事場においては、ほぼ一日中でした。
30代の前半、患者さんに、先生はマスクしていると美人ですね。マスクが似合いますねと言われたんです。能天気に褒め言葉と捉え、ありがとうございますと返しましたが、何だか引っかかって・・・。
当時の私といえば歯医者ながらも歯並びや噛み合わせが悪く、歯の治療の大切さを説明するにも説得力が無いと実感。
同時に、歯の治療を完了しキレイになっていく患者さんを目の当たりにしていたので、やはり、下顔面を整えていこうと奮起し、歯列矯正に踏み切りました。
実際に、マスクがワイヤー矯正の口もとを隠してくれていたのでなんら支障もなく、いつの間にか終了していた感がありました。それからは、マスク美人と言われてないのです。
マスク美人は、褒め言葉ではなく、むしろ警告だったと思います。
下顔面の運動不足と
口内環境がドライになる悪癖を改めて引き締める!
人の顔において、おでこから眉毛までを上顔面、眉毛から鼻を中顔面、鼻の下から顎までの領域を下顔面に分類しています。
この比率が、1対1対1と等比率であることがいわゆる美人。美人をどう捉えるかは、個人差がありますが、
キーポイントは顔の下半身。なるべくキュッと引き締まっている方が美人に見えますね。
目や眉毛はメイクで美人に見せられても、下顔面の口もとや歯、歯並びはメイクで隠せない。でも、マスクはそれを包み込み隠せます。
当時、歯並びが悪く、噛み合わせも悪かった私は、噛み方の非対称や無意識の口呼吸で、法令線、への字口だったのでしょう。
アイメイクで目を彩っても、マスクを外したら不機嫌そうなブス顔が現れていたんだと思います。
表情筋などを鍛える顔トレと
良く噛み、噛む回数も意識してふやして下顔面美人に
前述した美人比率、1対1対1✨
審美歯科では、さらに「横顔」において、鼻先と顎先を結んだ線Eラインに口もとが収まっている事で、横顔も美人という条件があります。が、欧米人のラインに近く、かなり理想的。そんな美人さんもステキですけど、ここでは自分の体験含め、現実的に。
私が改善した「下顔面ブスの要因」とは?
1噛みしめ、食いしばり
当時、私は歯並びや噛み合わせが悪く、マスク下で無意識に噛みしめや食いしばりが日常化。
これにより、片方の筋肉が発達し、左右のバランスが悪くなり、輪郭がいびつになっていました。
歯並びの状態も、良くなかったので矯正治療に。噛み合わせ、歯並びの修正で改善しました。
2表情筋の運動不足、口呼吸
マスク下で、モソモソと口先で会話するクセがつき、同時に、歯並びが悪いのもあわせ、
時々、口呼吸になり、また、表情筋も上手く使えないために口角が下がり、への字口が定着。
これには、歯の矯正治療を終了した後、表情筋のトレーニングを習慣化しました。
下顔面について、主に私が見直したことがこの2つでした。
歯並びの矯正治療で噛みしめる癖を正すと、表情筋も均等に連動することが出来るようになりましたね。
また、マスク下でも出来る舌のトレーニングや、マスクを外して、すきま時間に表情筋など顔のトレーニングをすることで、
脂肪のつきやすいあご周りが少しずつスッキリしてきて、法令線も気にならなくなりました。
同時に、良く噛み、噛む回数も意識してふやしました。
これは、習慣化し、25年続いています。
年齢もかなり、行きましたが(笑)
下顔面は表情筋の筋肉が7割占めているだけあって、動かさないと退化し、筋力が衰えると脂肪や皮膚がそれを支えきれずに下がって行き、たるみにつながっていくものだと実感しています。
この悩みが、世の中、全員withマスクな時代になり、私だけではなかったのだと気づきました。
皆さんのお役に立てればと、
11月20日(金)に、この時から、私が実践してきた
マスク下でできる舌や表情筋のエクササイズと、ウイルスや菌にまけないための口もと習慣を
を一冊にまとめて発売することになりました!!
その名も『マイクしたまま30秒!! マスク老け撃退顔トレ』です!!
コロナ禍の時代、現場に立つ医療従事者にとってマスクは命を守るもの。マスク老けだの美人だの、は? と思われる人もいらっしゃるかもしれませんが、
withマスクでウイルスや菌から守りつつ、下顔面を衰えさせないよう意識して鍛えて、
美しい口もとでいることは、いまや歯ッピーの基本です。
毎日の顔トレと、新しい口もと習慣で
ご機嫌な口もとになりましょう❣
最後に、今回はその本にも紹介した
マスクの下でできる顔トレのひとつをご紹介します。
上顎の粘膜部分「口蓋」がこの部分です。この部分に汚れが溜まりやすい舌の真ん中をくっつけます。
舌の真ん中を口蓋につけたら10回こすります。これで舌のおそうじ終了。
マスク生活のお悩みとして、口臭が気になるという方も多くなっています。
この顔トレをすると、汚れがこすれて取れて、口臭が出にくくなります。
同時に舌筋も筋トレされて唾液も出るし、舌の筋力もつきます。
顔のむくみもスッキリし、いわゆる低位舌(ていいぜつ)・落ちベロ防止にもなります。
マスクの下でできるので、気になった時にやってみてください。
【動画で一緒にやってみましょう】
超簡単!「マスクの下で舌そうじ」
★★★さらに!! さとこ先生ニュース★★★
「マスクしたまま30秒!! マスク老け撃退顔トレ」講座がオンラインで開催されます!!
新刊の発売を記念して、12月21日(月)13:00~14:10
NHKカルチャー青山教室で、オンライン講座が開催されます。
さとこ先生が、マスク老け撃退顔トレをわかりやすく教えてくださいます。
この機会を逃さず、いち早く顔トレをマスター!! 皆様、ぜひご参加ください!!
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