一気に夏モードになりました。日本の四季はどこ行った。
凄まじい猛暑がやってきましたが、夏が長いのがここ数年続いてますよね。
肌ケア特集などを見ると、「夏の肌老け」とか「夏の肌たるみ」なんてワードをよく見かけて、夏の期間が長い昨今なだけにモヤモヤします。
夏の肌老けは、紫外線や冷房の影響で乾燥が進むといわれていますが、たるみの原因も乾燥、紫外線、筋肉の衰え、の3点です。
表面上の肌ケアだけではなく、表層下にある顔の表情筋やアゴ周りの筋肉を効果的に動かして血流を促し、むくみを取りつつ、活性化させていく。
そう、「自力美容」で夏のたるみの進行を食い止めたいと思います。
思わぬとき、思わぬ場所で発見するアゴたるみ
正面から見ると、たるみがなく美しい✨と思っていても、ふと、鏡を見たときにこんなところにお肉が!…という場所がアゴの下です。
ちなみに、私は服の試着室で「アゴたるみ」を発見しました。
ほら、試着室って鏡が大きいから多角的に自分を見られるんです。横顔を映した鏡をふと見たら、映っていたのはぶよぶよしたアゴ下のたるみ肉でした。

時はコロナ禍末期の夏。マスクが日常化していて口呼吸や表情筋の運動不足が話題になっていたときでした。家の鏡は優しい鏡。自分を甘やかしてくれるけれど、外の鏡は世間なのだと認識しました。
アゴの下のインナーマッスル筋を本気で鍛えれば、「アゴたるみ」を撃退できる!
「アゴたるみ」を見つけてしまったからには、なんとかしたい!
アゴの下の余分なぶよぶよは、いわゆるアゴの下メタボです。
だから、あの場所を鍛えるしかない。そう、あの…あまりにエグ過ぎて、みんなが引いてしまったあの禁断❓の顔トレ…。
マスク老け撃退顔トレ本、『マスク老け撃退顔トレ』に掲載している顔トレ4、難易度高めの舌アップ体操。別名「コブラ舌体操」です。
還暦を超えたって、信じるものには筋肉がついてくれる…。信じるしかない! やるしかない!
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「アゴたるみ」を撃退するポイントは、舌骨筋を自力で鍛えること
会話をしたり、お水を軽く飲んだりした時に動くアゴの下の筋肉、顎舌骨筋。この筋肉は、アゴを下に下げる働きもします。この筋肉が弱くなると、血流が滞り、老廃物が貯まりやすくなり、ぶよぶよ脂肪に変わっていきます。
舌骨筋はアゴの奥のほうにあるインナーマッスルなので、舌を上の前歯の位置に上げた時に喉を手でそっと掴むと動いているのがわかります。この場所を長期的に鍛えることで、筋肉に脂肪がつきにくくなり、リバウンドを防げたりします。

血流が良くなるメリットもあるので、むくみからのたるみを防ぐ効果もあるんですよ。
さっそく始めてみて! 顎舌骨筋を鍛える「舌アップ体操」
1.舌を上アゴにピタッとつける。この時、笑顔を意識。

出典:「マスク老け撃退顔トレ」/集英社
2.舌をつけた状態で、下アゴを下げる運動を連続5回する。

出典:「マスク老け撃退顔トレ」/集英社
舌小帯という舌の裏側の筋を伸ばすように意識すると、しっかりとアゴの開閉運動が出来て、インナーマッスルを良く動かすことができます。舌がまるで猛毒のコブラの怒りのポーズのように見えるので、「コブラ舌体操」と命名しました。
普段、意識的に動かさない場所を敢えて動かすというチャレンジも、たるむ心に刺激を入れてくれるかもしれません。1日1回、ひと月ほど行うと、あのぶよぶよがスッキリしてきます。
コロコロローラーで表層を刺激するだけでなく、自力でインナーマッスルを刺激して長すぎる夏をおそれることなく、歯ッピーにお過ごしください☺
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『マスクしたまま30秒!! マスク老け撃退顔トレ』
TVでも話題!! マスク老け、マスクこり、たるみにも!!
石井さとこ先生の顔トレがこの一冊に!! 今こそ口もとを楽しく鍛えて、スッキリ!!

この本では、マスク下でできる舌や表情筋のエクササイズを公開。
すべてのメソッドは二次元コードから、やり方がわかる動画が見られます。また、歯科医師ならではのウイルスや菌に負けないための口もと習慣もご紹介。
毎日の顔トレと、新しい口もと習慣でご機嫌な口もとになりましょう!


