体の声に耳を傾けて快適に過ごしたいと語る伊達公子さん。愛用の筋膜リリースアイテムもご紹介します。
キーワードは「根本的な解決」。体の声に耳を傾けて
「予防やケアをしても繰り返し同じ痛みが出てしまうのは大問題。先日も電気屋さんでマッサージガンとにらめっこしました(笑)。根本的な解決にならないことはわかっているけど、組織の奥までアプローチできるのなら欲しい! と」
数年前に滑液包炎(かつえきほうえん)を発症してからというもの、痛みを取るためにステロイド注射を繰り返していたという伊達さん。根本から解決するには、解毒と体質改善だろうと気がついて、それから年に1、2回、10日間ほど断食道場にも行くようになりました。伊東にある「ヒポクラティック・サナトリウム」です。
「ファスティングの効果はいろいろですが、私の場合は頭も体も研ぎ澄まされる感覚。そして目覚めのすっきり度が違います。消化に時間がかからず睡眠時間も少なくてよくなるのかもしれません。
朝起きたときの感覚、大事ですよね。年齢的にもちょうど体が変わる時期。朝歯磨きをするように、自分の体の声に耳を傾けて快適に過ごしたいと思います」
伊達さん愛用のリリースアイテム
ストレッチ用の長いフォームローラー「ストレッチポール®」とのおつき合いは、早20年。
「乗ったあとに、背中が伸びて床に沈む感覚は衝撃だった」と伊達公子さん
凸凹タイプのフォームローラーは、ソフトボールほど圧は強くないけれど、ややこわばりが強いときに使用
普段のリリース用には定番のグリッド フォームローラー®、スタンダードタイプ
伊達公子さん
Kimiko Date
1970年生まれ。テニスプレーヤー。世界ランキング自己最高は4位。’96年に引退後、11年半のブランクを経て2008年に現役復帰。’17年の引退後に早稲田大学大学院修士課程を修了。現在はジュニアの育成、テニス番組での解説など多方面で活躍中
伊達公子さんインタビューの第1回目は、下のリンクから読むことができます。
撮影/浅井佳代子 ヘア&メイク/小菅 孝(coque) スタイリスト/鈴木由里香 構成・原文/蓮見則子