PCやスマホの普及に伴い、問題視されるようになったブルーライト。
「太陽光からのブルーライトを浴びることは、サーカディアンリズムを整えるためにも必要です。しかし、現代人は日没後もスマホなどから発せられるブルーライトを浴び続けています」と語るのは、根岸眼科クリニック院長の松本和子先生。
「強いエネルギーであるブルーライトは、目の奥にまで達するため網膜がダメージを受けてしまいます。しかも、スマホなどの人工光は太陽よりもブルーライトの放出量が多いため、近年ではすべての年代で眼精疲労の症状に悩まされる人が増えている傾向にあります」
手に怪我をした男子児童が、2カ月ほどゲームが出来ない状態だったことから視力が0.4から0.9になったという事例もあるのだとか。人工光のブルーライトがそれほど目に悪影響を及ぼしていたとは、軽く考えている場合じゃないですよね。それと同時に、細胞が元気な男子児童の例とはいえ、人間の持つ治癒力はすごいもんだとあらためて考えさせられました。
近頃では、ブルーライトを軽減する眼鏡があったり、スマホやPCにもこの機能が搭載され始めているものの、ダメージが蓄積すると目の細胞が死んでしまったり、機能を果たせなくなる恐れもあるとのこと。では、ほかに私たちができる対策は?
乳酸菌が目にもイイ理由とは?
11月14日(木)より、目の疲労感を軽減すると世界で初めて確認された機能性表示食品「iMUSE eye KW乳酸菌」(60粒入り税込み¥3,311)が発売開始となりました。乳酸菌が目にも働きかけるとは驚きです。
「免疫は肌や筋肉、骨代謝、脂質代謝など身体全体の不調と関わっており、目にも大きく関連しています」とは、キリンホールディングス R&D本部 健康技術研究所 主任研究員の森田悠治さん。
「私たちは免疫領域の研究を30年以上続けていますが、新しい知見として、免疫を担うマクロファージ細胞にはダメージ修復機能があるとわかってきました」
そこで、乳酸菌の中でもダメージ修復能力が高いKW乳酸菌を今回のサプリメントに採用。ブルーライトによる目の細胞死を抑制する効果、視機能を維持する効果などを確認し、国際的な学会でも発表して科学的にも評価されているのだそうです。
「外側から角膜をケアする目薬、加齢黄斑変性発症予防のためのブルーベリー、ルテインなどのアイケアもありますが、KW乳酸菌は免疫を介した内側からのケアという、今までとは違うアプローチです」
タブレット端末で「ウォーリーを探せ」のゲームを2時間実施と、いかにも目が疲れそうな試験でも、このサプリメントを摂取すると目の疲労感や肩・腰の凝りなどが有意に軽減したという結果が出たのだとか。
「iMUSE eye KW乳酸菌」はECサイトで販売されています。目の疲労が気になっている人は、その対策としてぜひ注目したいサプリメントですよ。
取材・文/佐藤素美