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朗報!悪酔いも花粉症の辛さも軽減してくれる、酢酸菌は偉大です!

「新しい生活様式」を明るく前向きに送るための、読んでトクする連載。今回は、酢酸菌が持つ知られざる効果についてです!

「お酢」と聞くと、なんとなく体によさそうというイメージがありますよね。実際に最近の研究で、お酢の発酵菌である酢酸菌は様々な健康効果があることが分かっているのだそう! そこでその秘密を知るべく、オンライン勉強会に参加してきました。

 

登壇されたのは、キユーピーのファインケミカル開発部酢酸菌チームリーダー・奥山さん。「お酢は透明なイメージがありますが、実はもともと白く濁っているものなんです」(奥山さん)。濁りは異物に見えてしまうためろ過して売られていますが、実はこの濁りに含まれる酢酸菌がすごい力を持っているんです!

 

【1】胃でアルコールを分解してくれる⁉

 

まず一つ目は、酢酸菌を飲むと酢酸菌が胃の中でアルコールを分解してくれて、肝臓の負担を軽減してくれる効果があります。

 

と、ここで「突然ですが、クイズです。グラス1杯のワインを飲んだ時、分解にどれくらい時間がかかるかわかりますか?」と奥山さん。みなさんは想像がつきますか?「正解は30分です」(奥山さん)。それより早いピッチでグラスを空けてしまうと、肝臓に脂肪が蓄積してしまうんだそう。お酒が強い人だと、余裕でクリアしてしまうかも⁉

 

でも、酢酸菌を摂っておけば胃でアルコール分解をするので、肝臓の負担も脂肪蓄積も軽減してくれます。実験結果を見ても、かなり違うのがわかりますね。

 

 

さらに下記は、アルコールに酢酸菌を加えるとどう変化するのかを実験した画像。アルコールに発色剤を入れており、分解されると青くなるというものです。動画でお見せできないのが残念ですが、発表会で右の容器に酢酸菌を入れるという同様の実験をしたところ、入れた瞬間にパッと青く変化!驚くほどのスピードでアルコールが分解されていました。これが体の中で起きてると思うと、効果が期待できますね。

 

また、肝臓はアルコールを分解するだけでなく、「シミの元になるメラニンを撃退」「コラーゲンの再合成」といったキレイをつくるのにも重要な働きをしてくれます。つい飲みすぎて肝臓を酷使すると、肝臓の働きが美容まで回らないということも…。でも酢酸菌を摂っておけば肝臓の負担を軽減でき、肝臓が美容に働きやすくしてくれるんです!

 

そんなすごい酢酸菌ですが、一般的なろ過された酢に含まれるのはごくわずか。しっかり摂りたいなら、ろ過されていない濁り酢を摂るか、サプリを飲むのがおすすめ。酢酸菌酵素を配合したサプリには、例えば「飲む人のための よいときOne」があります。これは、実際に飲んだ400名のうち、8割以上が「悪酔いしづらい」「肌のハリがよくなった」という実感があったそうなので、気になります!

 

にごり酢から酢酸菌酵素を抽出したサプリ。酢酸菌の酵素活性を長く維持できる新製法を採用し、従来の1回2粒の酵素量を1粒で摂れるようにしてリニューアル。飲む人のための よいときOne 30粒(30回分) ¥3,240(キユーピー)

【2】花粉症などのアレルギー症状を軽減!

 

そして酢酸菌のもう一つの効果が、アレルギー症状を軽減してくれるというもの。今は春のスギやヒノキの花粉症だけでなく、年中何かの花粉症で悩んでいる人も多いですよね。

 

アメリカの研究では、19世紀には花粉症の人は全体の1%以下だったのが、21世紀には10倍以上に増えているという報告があるそう。なぜそうなったのかについて、口の中から菌を取り込むことが減ったり衛生的すぎたりするとアレルギーが出やすいのではないか、と言われています。

 

かといって、不衛生なのもよくないしどうしたら…と悩ましいところですが、対策の一つとして発酵食品を摂ることで小腸の免疫細胞を刺激するのがいいと考えられています。

 

発酵食品の中でも酢酸菌は、免疫細胞を活性化するスイッチとなるTLRを押せる優れもの。TLRは現在11種類発見されており、それぞれ感知する成分が異なり、「TLR2」「TLR4」は発酵食品に含まれる菌を感知するもの。これを押すことで免疫バランスを整え、免疫の誤作動や過剰反応を抑えることで花粉症などのアレルギー症状を抑えることができます。

 

酢酸菌は、乳酸菌なども押せる「TLR2」に加えて、食品では唯一酢酸菌だけという「TLR4」も押せる希少な食材なんです。

 

 

酢酸菌を摂ることで花粉症の不快感を改善できますが、乳酸菌と酢酸菌の両方を摂ることで、倍以上の効果があるという実証結果も出ているんだとか。これは、花粉症で悩んでいる人には見逃せませんね!

 

 

そんな酢酸菌を手軽に摂れるのが、こちらのディアレ。毎年花粉症に悩まされる身としては、その効果を試してみたいところです!

 

花粉やホコリによる鼻の不快感を軽減することが報告されている酢酸菌GK-1を1日分(2粒)あたり400億個配合。また、一時的な精神的ストレスや疲労感を軽減するGABAを28mg配合。鼻のグズグズや不快感の軽減が期待できます。ディアレ 60粒(30日分) ¥3,780(キユーピー)

 

酢をつくる過程で捨てられていた酢酸菌が、お酒を飲むときにも花粉症のときにもいい効果をもたらしてくれるとは驚きです! これから年末年始でお酒を飲む機会が増える時期に、そして年明けからいよいよ本格化する花粉シーズンに、サプリやろ過されていない濁り酢を摂って、快適に過ごせるようにしたいですね!

 

◆資料提供/キユーピー

 

取材・文/倉澤真由美

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