外反母趾で悩む読者が、足の医療に特化した最新機器の揃うクリニックで「足ドック」を体験してきました!
お話を伺ったのは
桑原 靖さん
Yasushi Kuwahara
「足のクリニック 表参道」院長。2013年に日本初の足専門クリニックを開設。海外の足病医学に基づいて、形成外科、整形外科、皮膚科、リウマチ科など各分野の専門医によるチーム医療で足の総合診療を実践。
足が疲れやすい…それは足老化のサイン!
40歳を過ぎた頃から加速する足のダメージ。最近、足が疲れやすい、足のサイズが大きくなった、爪の変形やウオノメ・タコが気になる、扁平足や外反母趾が急に悪化した…という人は、知らないうちに足の老化が進んでいるかも。
まずは自分の足の状態を正しく把握しましょう。本テーマ監修の桑原靖先生が院長を務めるクリニックでは、さまざまな機器を使った「足ドック」を受けることができます。
「レントゲン撮影から歩き方の癖チェックまで、最新機器を使ってあらゆる角度から足の状態をスクリーニング。
現段階の異常だけでなく、将来起こりうるリスクまでを早期に発見し、メンテナンスを始めることで、足の健康寿命を延ばす手助けをします」
読者が体験
足メンテの第一歩は「足ドック」から!
足メンテは、まずは自分の足を知ることから。最新機器で多角的にチェック!
①問診
MyAge読者の千秋さんの足悩みは…。「もともと外反母趾ぎみではあったのですが、ここ2~3年で急に悪化しているのが気になっています」
②レントゲン・基礎検査
足部のレントゲン撮影をはじめ、重心の分布、足の血流の状況、血管年齢など、足の機能に関係する基礎的な検査を行います。
③関節可動域・感覚・筋力検査
足部や膝、股関節など各関節の可動域や足の筋力をチェック。また、足裏の知覚検査で神経障害の有無なども調べます。今まで行なったことのない検査が続々!
④歩行パラメータ
体のバランスや歩行の状態を目視で確認。さらに、最新機器により、歩行時の足底にかかる重心の変化、歩き方の癖など、足への負担の状態を解析します。上のようなグラフや足裏の図で、自分の歩き方が一目瞭然!
◆結果
千秋さんは現在60歳ですが、血管年齢は70歳で、足の血行はよくないものの、関節の可動域や筋力、知覚は異常なし。ただし、進行した外反母趾は手術が必要という結果に。
足のクリニック 表参道
日本初の足の医療に特化したクリニックを2013年に開院。2021年3月、現在の場所に移転し、最新機器やリハビリの施設を完備。今まで以上に充実した医療を提供している(保険診療)。
足ドックは¥22,000〜(自費診療)
受付や院内は高級エステサロンのよう。完全予約制(24時間Webから予約可)
診察室以外に、広いフットケア室も完備。
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東京都渋谷区神宮前6-28-6
キュープラザ原宿 7F
☎03-6434-1082
診療時間/10:00~13:30、15:00~19:00
休診日/日曜一部診療、祝日
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撮影/小山志麻 取材・原文/山村浩子