女性は40代ごろから少しずつ骨量が減り始め、骨粗しょう症になる人が増え始めます。予防するためには適度な運動やバランスがいい食事が大切ですが、中でもカギとなるのがビタミンD。
日光に当たると皮膚でつくられるものの、近頃はしっかりUVケアする人が多く必要量が作られないことも多いそう。今では日本人の8割はビタミンDが欠乏しているとも言われています。ここで、ビタミンDの役割や大切さについておさらいしましょう。
◆カルシウムの吸収力アップのほか免疫強化やアレルギー改善も!
体内でのビタミンDの働きは多種多様ですが、有名なのはカルシウムとリンの吸収調節。食事などで摂っても吸収率が悪いカルシウムも、ビタミンDのおかげで吸収率が3~4倍にアップ!さらにコロナ禍で気になる免疫力を強化する可能性があったり、花粉症などのアレルギー改善や、インフルエンザ予防なども期待されています。そのほか、発がんの抑制、高血圧の抑制、心不全や脳卒中の予防とビタミンDの関係を示す報告も。
そのため、ビタミンDが不足すると、骨軟化症、骨粗しょう症のリスクが高まったり、糖尿病や動脈硬化、うつ、免疫力低下が起きたりするなど、体中の不具合が出てくることが分かってきています。
◆食べ物だけでは足りないビタミンDは皮膚でつくる
となれば、積極的にビタミンDを摂っていきたいところですね。ただし、食事で摂るだけでは必要量が足りていない人がほとんど。食事に気を遣うのと同時に、日光を浴びて皮膚でビタミンDをつくることも大切です。
とはいえ、すっぴんで外出するわけにいかないし、首や手などもしっかりUVケアをしておきたいところ。そんな時に強い味方となるのが、世界五カ国で取得している特許製法により、紫外線から肌を守りつつもビタミンDを生成できる画期的な日焼け止め「ソーラーD」。
◆紫外線のうちビタミンDを作る波長だけを通す日焼け止めは驚き!
ビタミンDを皮膚で作るには、紫外線B波が必要です。従来の日焼け止めはA波もB波も防御しますが、ソーラーDはB波の一部の波長だけを通す設計。ビタミンDが生成可能な波長だけを通過させ、有害な波長を効果的にフィルタリングします。
こちらは、UVB透過率を示したグラフです。それぞれ透明なシリカプレートに塗り、ランプから各サンプルに照射されるUVB光と、プレートの反対側に通過した光の割合の両方を測定。私たちの体がビタミンDを生成する範囲の290~300nmの波長のUVBについて、SPF15、30、50のどれもが高いUVB光透過率があるのがわかります。
ソーラーDを塗ってからウォーキングなどで適度に日光を浴びれば、しっかりビタミンDが作られそうですね!
2020年に日本初上陸を果たし話題となった「ソーラーD」が、日本専用パッケージとして、リニューアル!たっぷり使いたい人には、こちらの大容量タイプがおすすめ。べたつかず軽い使い心地。ソーラーD サンスクリーン 100㎖ SPF50+・PA++++ ¥3,300(アンブロシア)
持ち歩いてこまめに塗りなおしたい人は、小さめのバッグにも収まる薄型タイプを。デザインは、ライオン、女の子、シロクマ親子の全3種類。ソーラーD サンスクリーン 40㎖ SPF50+・PA++++ ¥2,750(アンブロシア)
◆日光を十分浴びられない時は、サプリを活用しても!
休日はウォーキングなどができても、普段はテレワークなどでなかなか日光を浴びる機会がない…という人は、食事にプラスしてサプリを活用するのも一つの手。2020年にはビタミンD摂取量が改定されて目標量が従来よりアップしたので、しっかり補っておくことが大切です。
1カプセル当たり25㎍のビタミンDが摂取できる、日本製で最初の高配合ビタミンDサプリ。1日2~4カプセルを目安に摂って。VD1000 120カプセル ¥5,400(mdストア)
できるときにはUV対策をしながら日光を浴びて軽い運動をし、忙しい時はサプリメントでビタミンDを補充する習慣をつけ、骨粗しょう症や体の不調対策をしていきたいですね!
監修/医師 日本機能性医学研究所所長
斎藤糧三(さいとうりょうぞう)先生
日本医科大学卒業後、産婦人科医に。その後、美容皮膚科治療、栄養療法、点滴療法、ホルモン療法を統合したトータルアンチエイジング理論を確立。2008年「日本機能性医学研究所」を設立。ビタミンDと花粉症の関係性にいち早く注目し、ビタミンD欠乏に関してもテレビや著書を通じ警鐘をならしている。
◆資料提供/アンブロシア、日本機能性医学研究所
構成・文/倉澤真由美
他にも「『ビタミンD摂取』の情報」を公開中です!
■骨折リスクを下げるカギは「ビタミンD」。日々上手に摂るには?
外出が減ることで日光に当たる機会が減り、皮膚で作られるビタミンDも減って健康に影響が出てしまうんだそう!そこで、ビタミンDが体にとって……
■「ビタミンD」は感染症予防に絶大な効果が!
ウイルスから体を守るために最も大切なのが「免疫力」。免疫力を高めるにはどうしたらいいのかを専門家に徹底取材!「ビタミンD」のさまざまな働きと……