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自分が24歳前後の時に流行していた音楽を聴くと脳が喜ぶ/脳が若返る生活習慣

脳の老化は40代から始まり、その進行の40%は生活習慣や思考の影響と言われます。たとえば、昔のよかったことを思い出すことで幸福度がアップし、脳が若返る効果があります。大人世代がもっとも好むという24歳頃にはやっていた音楽を聞くことは、脳の若返りに役立つ可能性があります。

昔の「よかったこと」を思い出すと脳が喜ぶ

「幸福度の高い人を調べたところ、『過去の楽しい思い出を振り返る頻度が高い』ことがわかりました。自分の頭の中で思い出すのでも、誰かと話して共有してもいいでしょう。

 

また大人世代では、24歳前後にはやっていた音楽を最も好むという調査結果があります。当時の曲を聞いたり、カラオケで歌うのも◎。幸福度がアップすると脳が若返ります」

昔の「よかったこと」を思い出すイラスト

 

会話上手はあいづち上手と心得る

「人と会話をすることは脳活に役立ちます。特に、あいづちを打つのがおすすめです。実際に私の講演で行った実験で、あいづちを打って聞くほうが話の内容をより理解していました。

 

また、話をする人の前にうなずきロボットを置くだけで、話し手の脳も活性化しました。あいづちを打つだけで、その人の印象が4割も高まるというデータもあります。まさにいいことずくめ!」

会話をするイラスト

 

予定がなくても手帳を活用する

「脳が元気になる手帳活用術があります。その方法は、

 

毎朝、今日やりたいことを書く。

一日の終わりによかったことを5つ書く(おいしいお菓子をもらったなど)。

目標の数値を書く(今日の体重や血圧の数値、節約した金額など)。

心がフフッと喜ぶ予定を書く(実現しなくても仮想の予定や目標でOK)。

 

書くことでより強く脳に残り、日々の活力になります」

 

 

西剛志
西剛志さん
脳科学者
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2008年に企業や個人のパフォーマンスを上げる会社を設立。著書は『80歳でも脳が老化しない人がやっていること』(アスコム)など、海外も含めシリーズ32万部突破

 

 

イラスト/midorichan 構成・原文/山村浩子

 

 

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