こんにちは。眠りの力があなたを変えるネムリノチカラ代表、快眠コンシェルジュのヨシダヨウコです。
さて、とうとう2020年になりましたね。
今年はオリンピックイヤーでもあり、あと半年だと思うと普段運動しない人でも、何かしら始めてみようと思う人も多いのではないでしょうか?
厚生労働省の「健康づくりのための身体活動基準」によれば、健康診断の結果が基準値範囲内の人であれば、日常生活で活動する以外の「運動」としては、<息がはずみ汗をかく程度の運動を毎週60分程度行う>ことが推奨されています。
確かに健康診断の検診項目などに「週二回、軽く汗ばむくらいの運動を30分ほどしていますか?」の記述があったりしますものね。
食事、運動、そして睡眠は、生命維持のための基本活動ですが、特に睡眠と運動には、密接な関係性があります。
普段の生活の中でも「今日はゴルフでよく歩いたから、今夜は良く眠れそうだ」とか、「今日はジムに行って疲れたから寝られる」と感じたことがあると思います。
そう、カラダを動かす⇒疲れる⇒眠れるという図式。
確かにそうです。睡眠自体はリカバリーの時間帯でもあり、カラダの修復やメンテナンスの時間でもある訳です。
そのため十分に修復する時間と、しっかり成長ホルモンを出すための質の良い睡眠が必要になります。
では、睡眠の質を上げる最適な運動時間となると、いつなのでしょう。
朝でも昼でも運動ならいいような気もします。でも、睡眠の質を上げる場合は夕方がベストです。なぜなら一日の中で一番体温が高い時間帯だからです。
人は体温が低くなるときに入眠モードに入るため、体温が高い時にきちんと高くキープして、そのメリハリ、強弱をつけてほしいのです。
あまり夜遅くなってから運動すると、交感神経を優位にしてしまい、興奮状態で入眠モードに切り替わらなくなります。なだらかに体温を下げるためには、夕方から夕食前までに終えるのがベスト。
夕方は会社にいたり、自宅で家事に追われている方は、少しでも心拍数を上げられるように、階段を使って違うフロアのトイレに行ってみたり、近いコンビニやスーパーではなく少し遠い店まで歩くなど、できるだけ足を使うことを意識してみてください。
ほんのちょっとのことでも、その晩の睡眠に影響します。
大事なカラダを自分で守る!
オリンピックイヤーのスタートダッシュは、ここから始めてはいかがでしょうか?
では、今宵も良い眠りを。
ヨシダヨウコ
ネムリノチカラ