こんにちは。眠りの力があなたを変えるネムリノチカラ代表、快眠コンシェルジュのヨシダヨウコです。
深夜どこからともなく聞こえる低音で地鳴りのような音。
音の震源は寝室。「グォー、スー、グォー」と一定の強さの音量で聞こえてきます。
そう、イビキです。
ただ、そのイビキをかいている本人は、その事実を知りません。
実は…! その音の源は、妙齢のマダムでした。
時々ですが、男性の方からこんなお声を聴くことがあります。
「妻は私のイビキがうるさいと言って文句を言いますが、実は妻も相当な音量のイビキです。でも、それを言うと信じてもらえず、それ以上言って喧嘩になるのも嫌ですから黙ってますけどね。」
今日はゴルフのラウンドで疲れた、風邪で鼻詰まりがひどい・・・etc.。そんな夜にイビキをかくことはあっても「普段、女性はイビキをかかない」そう思っている方もいらっしゃいます。
「イビキは太った男性のもの!」そう思ってませんか?「私に限って、イビキなんて!」そう思っている方もおいでになります。
女性ももちろん、イビキをかきます。中には骨格的に、または年齢などによってもイビキをかきやすい人がいます。骨格でいえば、顎が小さい人、年齢でいえば、更年期を迎えるような頃の人…。まさにOurAge世代は「いびきマダム」世代、ですね!
体内のホルモンの影響や、体重の増加によるものもあれば、睡眠時無呼吸症候群によって、大きなイビキをかいている場合もあります。
いずれも同じイビキですが、特に睡眠時無呼吸症候群の場合は、要注意。
危ないイビキ、睡眠時無呼吸症候群にご注意を!
毎朝、起きた時にとてもだるく、昼間に耐えがたい眠気に襲われる方の場合、この睡眠時無呼吸症候群が疑われます。夜間にしばし無呼吸になっている時間があり、そのぶん懸命に呼吸をして酸素を取り入れようとするため、眠りが浅くなって十分な睡眠が取れなくなるのです。多くの場合、イビキを伴うのが特徴です。
このような症状が続く時は、ぜひ専門医をお尋ねください。改善の方法はマウスピースやCーPAPと呼ばれる強制的に酸素を送り込む装置を装着することで呼吸が楽になり、それにより眠りやすくなり、睡眠の質も向上します。
まさか私も「いびきマダム」? と思った方は、寝室を一緒にするパートナーに聞いてみるか、イビキを感知して録音してくれるスマホのアプリもありますので、ご自分の「夜間の肉声!?」を確認してみるのも健やかな眠りをキープする方法のひとつかもしれません。
では、今宵も良い眠りを
ヨシダヨウコでした。