「書くチカラ」には胸の中のモヤモヤを整理して「心と頭が軽くなる」効果も
こんにちは。眠りの力があなたを変えるネムリノチカラ代表、快眠コンシェルジュのヨシダヨウコです。
前回はカラダからの「お便り」についてお伝えしました。お便りといえば、最近、手書きで手紙や手帳を書いたのはいつでしょうか? いつも手書きよ、という方もいれば、最近はもっぱらスマホやパソコンでキーボードのみという方も多いのではないでしょうか。(今気が付きましたが、手紙も手帳も「手」の字が入りますね)
あまりに手書きの機会が少なくなり、役所などでとっさに字を書こうと思うと漢字を思い出せない時や、バランス良く書けないこともありますよね。今回はその「書く」ことで良い睡眠を導く方法です。
用意するものは、1冊のノートとボールペン(ラフな書き付けなので、間違えてもきれいに消す必要もないと思いボールペンにしましたが、お好きな筆記具で構いません)。
眠る前に行います。
今日一日について書いてください。嫌だったこと、怒られたこと、言いすぎてしまったこと、などココロにモヤモヤすることを一気に書いてください。
眼に優しい、こんな色のノートもいいかもしれません
誰かに読ませるものでもないので、文章が変でも構いません。誤字も気にしません。相手に気を遣う必要もありません。もちろん自分にいいかっこすることもありません。ただ、頭の中に浮かぶことをひたすら文字にして、紙に書いてみてください。
それでも「王様の耳はロバの耳」! ではありませんが、悪いことばかりでは言霊としてもよくありませんから、必ず「いいこと、良かったこと、嬉しかったこと」も後半に書くようにするといいでしょう。「他の部署の人が突然、企画書を褒めてくれた」とか、「いつものパン屋さんで試作のパンを食べさせてもらった」とか。なんでもいいです。決まりはありません。
そして、書き終わったら
「はい。今日はこれで終了! おやすみなさい」
と言ってから<パタン>とノートを閉じます。
書いたことはその場で読み返したりせず、今日のことは全部そのノートに書き落とすような感覚で一日を締めくくります。
ココロにあったモヤモヤは当然、そのノートの中に置いてきましたから、すっきりと軽くなった気持ちでベッドに入りましょう。
書くワークにはさまざまな方法があり、「マインドフルネス」でもジャーナリングというメソッドがあります。眠れない夜や、目をつぶっても不安や今日あった出来事が頭から離れない…、そんな時にも使える方法ですよ。
では、今宵もよい眠りを。
ヨシダヨウコ
ネムリノチカラ