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OurAge世代も要注意!実は多い「夜間の転倒事故」を防ぐ、寝室の3つの工夫

ヨシダヨウコ

ヨシダヨウコ

ネムリノチカラ代表。
快眠コンシェルジュ。日本睡眠学会正会員。

寝具店の娘として生まれ、心地よい睡眠を幼児期より体験するが、社会人になりたての頃、働きすぎで体調を崩す。また、実母の介護生活からも睡眠の重要性を再認識する。
漢方、発酵食、アロマ、呼吸、瞑想、ストレッチなどを取り入れ、日々「質の良い睡眠」を探求しながら、各方面へ発信中。代表を務めるネムリノチカラでは、企業の健康経営セミナーや個人の睡眠相談に応じるなど、睡眠全般についてのサポートを行っている。著書に『眠りのチカラ タイプ別睡眠改善&リッチ睡眠TIPS 101』(みらいパブリッシング)がある。

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こんにちは。眠りの力があなたを変えるネムリノチカラ代表、快眠コンシェルジュのヨシダヨウコです。

 

さて今年も、もう大詰め。来年はどんな年にしましょうか?

 

OurAgeの読者の方であれば「健康を保ち、自分をワクワクさせるようなことに突き進む!」そんな目標をお持ちかもしれませんね。

何をするにしてもまずはなるべく「健康」でありたいもの。それには日々の予防や心がけが必要になりますが、ふと「あー、やっちゃった!」と思う瞬間が誰しもあるものです。

 

OurAge世代も、そろそろ増えてきますよね。つまずいたり、ぶつけたり、その果てに転んだり…。

 

自動で点灯するフットライトは、夜間の転倒事故の防止に役立つ強い味方

 

この「転倒」による事故は、歳を追うごとに増えていきます。加齢による筋肉の衰え、視覚の問題、病気などによるふらつきなど要因はさまざま。

軽いけがで済めばまだいいですが、この年代だと、転倒から「骨折」になることも珍しくありません。

さらにはいずれ「寝たきり」にならないためにも、日々の足元に注意が必要です。

 

そんな転倒事故の約半数は、住み慣れた自宅でおきているそうです。場所としては1番が浴室まわり、2番目が庭、そしてなんと3番目が、

「ベッド、布団」だそうです。(R2消費者庁消費者安全課調べ)

 

住み慣れた自宅でも、夜間となれば話は別。寝起きのつまずきや転倒は特に注意が必要です。

 

中でも危険なのは、夜、起きてトイレに行こうとする時です。

 

住み慣れた場所ですから、歩幅で自然とカラダが覚えているつもりかもしれませんが、夜半に寝て起きた時はボーっとしていますし、電気も最低限のため視界が暗い。

特に寒い時期は温かいお布団から急に出て冷気に凍え、早く戻ろうと急ぎ足になりがち。

などなど、危険な理由はたくさんあります。

 

「あー、やっちゃった!」、と後悔しないように、ぜひ、次のポイントを守ってください。

 

1.  ベッドやお布団から起きる時は、仰向けのまま起きあがるのではなく、一度横を向いてから寝床に手を付き支えにして安全に身体を起こすようにしてください。これは腰を痛めない方法でもあります。

 

2. 移動時につまづく、などの事故も多いため、布団の端や周囲を歩くときに注意するのはもちろん、あらかじめベッドや寝具のまわりなどの床に物を直置きするのは極力避け、通路をスッキリと空けておく

 

3. 足元の安全を確保するために、人感センサーで自動で点灯するフットライトなどを設置する。ソケット型なら工事も不要。足元だけ明るくなり部屋全体は明るくならないため、不要な覚醒も防げて、これは非常に便利です。

 

そもそも一晩に複数回起きるとなると、眠りの質まで悪くなるので、夜間のトイレ習慣も改善していく必要があるでしょう。

そんな方は、「夜間トイレに行きたくなる人がすべきケア」の記事も参考にしてみてください。

 

では、今宵も良い眠りを。

 

ヨシダヨウコ

ネムリノチカラ

https://nemurinochikara.com/

 

◆ほかにも→冬の寝室に必要なものベスト3

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