こんにちは。眠りの力があなたを変えるネムリノチカラ代表、快眠コンシェルジュのヨシダヨウコです。
最近多いお悩みのひとつが「寝起き」です。
すっきり起きられなくても、早く起きすぎても問題になる寝起き。
確かに夏至を挟んだ今の時期は、一年でもっとも早く夜が明けて、早くから明るくなりますから、少しでもカーテンなどで光を調整して睡眠時間の確保につとめていただくことが必要になりますが、寝直してしまうと起きにくくなったりと、起床にまつわる問題は意外と難しい部分でもあります。
そこで今回は起床時間をもっと快適に、時に優雅に起きる方法を考えてみました。
起床時間をちょっと外したときの、起き抜けの状態は3つ。
1.「あー、起きちゃった。。二度寝は無理だし、仕方ないから犬の散歩にでも行こうかな。」
2.「あー、もう起きる時間? まだ眠い!!!起きたくなーーーい。」
3.「起きるには起きたけど、朝は気分が最悪↘︎」
と、まぁ、こんな感じでしょうか?
1.のように早く起きて動き始めた方はまだいいとして、「起きたくない!」という意思に反して起きた人の反応は、どうしてもネガティブ。もちろん、朝起きた時の気分はその後の一日に関わります。
いやいや起きても、生産性はもちろん気分もまったく上がりません。パフォーマンス以前に自分でもしんどくて、辛くなります。
そんな「辛い1日の始まり」にしないために、何ができるでしょう?
気持ちよく起きることにフォーカスする場合、爆音のような目覚まし音で驚いて起きる方法はおすすめしないことは前にもお伝えした通りですが(47回:より良い目覚ましは?「音」、それとも「光」?)、自然に起きるために、「目覚まし時計」ではなく、自宅にある家電を上手に利用してはどうでしょうか?
例えば、ホームベーカリー。寝る前に材料を入れて起きる時間に合わせて焼き上がるように、タイマーをセットします。焼き上がりブサー音でキッチンまで行かなきゃならない物理的な要素もありますが、必要なのは「嗅覚」を刺激して自分を起こすことです。
部屋に漂う、あの香ばしい匂い。パンの焼ける匂いを部屋中に充満させて自分を目覚めさせる。なんとも優雅な朝のスタートになりそうではないですか?
さらにTVやラジオのタイマーを起きたい時間の少し前にセットする方法。人の声がするとなんとなく脳が反応して、大した大きな音量でなくても起きられるかもしれません。爆音の目覚ましより、ずっと気持ちが楽ですよね。
そう、家電を利用する=タイマーを利用するということです。
時間になったらカーテンを開けてくれるタイマーもあります。普通の家電より設置のハードルが上がるかも知れませんが、眠りを左右する「光」に関わるので、効果も期待できます。
こんなふうにいろいろなタイマーを利用してみると、あなたに合ったスッキリした目覚め方が発見できるかも!
上手に目覚めをコントロールして、優雅な朝をお迎えください。
では、今宵も良い眠りを。
ヨシダヨウコ
ネムリノチカラ