閉経世代のOur Ageスタッフ&素敵女医にアンケート
「かかりつけ婦人科医」が必要な理由
体が変化していく時期に、頼りになるかかりつけ婦人科医。
皆さんがどんな医師とどのようなかかわり方をしているのか、詳しく聞きました。
編集関係者、医師に聞きました。
「私の かかりつけ婦人科医」
日比野佐和子さん
47 歳。Y ’s サイエンスクリニッ ク広尾統括院長。
抗老化医学・ 内科・皮膚科
日帰りの子宮頸部円錐切除術 において、
日本でナンバーワン
●あなたのかかりつけ婦人科医は?
「ウイメンズクリニック南麻布」院長の清水敬生先生。クリニックは女性腫瘍センターとして多くの患者さんから支持されています。
●いつ頃からかかっていますか?
6年前から、HPVウイルス検査、ホルモン検査、婦人科検査全般を。清水先生は、世界で最も信頼できる卵巣がんの悪性度の診断方法を「清水シルバーバーグシステム」として開発された方。清水式卵巣がんの根治手術において世界的評価を受けています。アジア人で初めてアメリカ癌治療学会(2002年)に招聘され、大きな業績を残しています。
●かかりつけ医に求めることは?
女性のホルモンバランス調整にはがんがつきものなので、がん専門のドクターだと安心。
●その他、思うことは?
清水先生は、日帰り子宮頸部円錐切除術における日本の№1。外科出身で婦人科系全般のオペを経験しているため、がん全般を診てもらえます。私の患者さんも、末期の卵巣がん や子宮がんから救っていただきました。
Point!
がん専門のドクターだと安心です
清水敬生さん
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飛田砂織さん
48歳。クリニックシュアー銀座 院長。
美容皮膚科
センシティブな部位なので
清潔感も大切だと思います
●あなたのかかりつけ婦人科医は?
「山王病院女性腫瘍センター・婦人科」の片瀬功芳先生。
●いつ頃からかかっていますか?
5年ほど前から、子宮がん検診で。子宮筋腫と左卵巣のチョコレート囊胞があるので、併せて検診を受けています。
●かかりつけ医に求めることは?
婦人科腫瘍の専門家であること。早期発見で治る病気も多いので、適切に診断し処置していただけることを期待します。またセンシティブな部位なので、清潔感も大切だと考えます。相談しやすい先生であることも重要だと思います。
●かかりつけ医を持つ重要性は?
40 代以降は子宮頸がん、子宮体がん、卵巣がんの早期発見のため、ぜひ定期検診を。また子宮頸がんの若年化が見られるので、若い世代にも検診を受けてほしいと思います。
●定期的な検診を受けていますか?
肺のCT、胃・大腸の内視鏡、子宮頸がん検診、乳がん検診を毎年受けています。
Point!
婦人科腫瘍の専門家であること
片瀬功芳さん
次回は、医師の紹介でかかりつけ医を見つけることがおすすめ、もしものときに対応できる経験値を持っていることがポイントだというお2人の、かかりつけ婦人科医をご紹介します。
取材・原文/上田恵子