5月は20年ぶりに四谷F学園のクラス会に参加してきました。卒業して以来2度目です。担当幹事になった時だけ参加しています。私が在学していた当時の四谷F学園はとにかく真面目で優秀なお嬢様校の雰囲気。姉も従姉妹も一族の女子が皆、四谷F学園だったので、母は私の性格も全く顧みず、四谷F学園の中学受験をさせたのです。それ以前の小学校の数年間を父の転勤先の地方で過ごしました。よそ者で、しかもハーフみたいな目鼻立ちの私は地元の女ボスに徹底的に嫌われ、かなりのイジメに遭いました。
でも嫌な事があれば、良い事もあるものです。東京に戻り、千代田区立麹町小学校に転校すると一転、私は学年の人気者、憧れの君に変身です!今思っても一生で一番のモテ期でした(ちなみに50歳で再会した現パートナーは小学校の同級生〜)
だから女子校で硬いイメージの四谷F学園には行きたくありませんでしたし、正直楽しいと思った事もあまりないというか、6年間がほとんど記憶にないのです。
「君が苦手と思う以前に、周りは君の事が苦手だったと思うよ」とパートナー!
確かにその後、私が生きてきた道を考えると、感性は相当違っていたと思います。
でも人は年齢を重ねるとお互いに受け入れる力が付いて来るものですね。
今回「担当幹事なのでクラス会の準備をしてください」と言われた時、全く抵抗がありませんでした。
連絡網の電子化が遅れていたので、誰かが骨を折らないと「総論よし、各論ダメ」の繰り返しになると私達が率先して時間を割いて、電子化を進めました。
当日は幹事の一人が書家だったので彼女の作品を5点レストランに飾りました。私は20年前に「40歳からの美人道」というタイトルで講演をしましたが、今回は「今から素敵になるための姿勢術」というタイトルで103歳でもその姿が凛とした生き方を体現している美術家・篠田桃紅さんのエピソードを交えながら、ミニ講演を行いました。
幹事一同頑張って、なかなか素敵なクラス会が出来たと思っています。
次はまた20年後!!