「明後日Ginza Sixで少人数の講演会があるのだけど来ない?」
テレビ東京「開運!なんでも鑑定団」の鑑定士であり、大学の先輩であり、かつてTBSの番組で共演をした北原照久さんからメッセージが届きました。その夜は別件が入っていましたが、私にとって北原さんは離婚の時に我が家の犬を長期に渡って預かってくださった大恩人です。万障繰り合わせて参加しました。
商業施設の裏手がビジネスゾーンになっていて、この日は主催者が海外不動産を扱う会社ということで、タイトルは「一流人の人脈作り」でした。趣味のおもちゃコレクションを通じて、ポールマッカートニー、デミムーア、グラハムナッシュなどの世界的スターに出会い、名作「Toy Story」の監督ジョンラセターに映画の構想のヒントを与えた北原さん、そのコレクション力つまり眼力は物に対してだけではなく人にも及びます。
「皆さん、人生は出会いから始まります」
「同じ波動の人が引きあう」
「素晴らしい人と出会うには自分の波動を高くしなくてはいけない」
「そのためにはまずは感謝、そしてありがとうの言葉です」
北原節が炸裂します。ちなみに「開運!なんでも鑑定団」は25年という驚異の長寿番組ですが、初回から鑑定士を務めるのは北原さんと中島誠之助さんのお二人、そして25年間皆勤賞は北原さんのみだそうです。私も長いお付き合いなので北原さんの体調が万全でなかった時もあったことを知っています。でもそのことを周りには全く感じさせず25年間笑顔を貫き通したことからも常日頃からご自身の波動を高めている事がわかりますね。
この日は私の他にも数人日頃から北原さんと交流の深い方がいらしていました。
その中の一人が女性宇宙飛行士山崎直子さんの元旦那様の山崎大地さんです(お二人は2012年に離婚)。専業主夫がまだ珍しかった15年前、妻が宇宙飛行士として宇宙に飛び立てるよう、国際宇宙ステーションの運用管制官という大好きな仕事をやめて家庭を支えていた大地さん。初めて出会った横須賀市佐島の北原邸で「時間の融通のきくアルバイトはないか」と北原さんに尋ねるくらい、当時は生活が大変だったそうです。その直後北原さんは羽田空港の本屋さんで大地さんが書いた「宇宙家族ヤマザキ」という本を見つけます。そして一気に読み、大感動。
ここからが北原さんの素晴らしいところ、すぐに大地さんに電話します。
「君は凄いね、奥さんを輝かせて。でも君自身も凄いものを持っているよ、読んでいてわかる。だから今度は君が主役になればいい」と。すると電話の向こうで大地さんが嗚咽を堪えているのが分かったそうです。きっと嬉しかったのでしょう。当時は「支える夫」に疲れ始めていたのかもしれません。私も離婚経験者ですが夫婦が同時に輝くことはとても難しい事です。
その後大地さんは自分の夢を叶える道を選び、北原さんのカバン持ちのような事をやり、一緒に全国を飛び回ります。北原さんも出会う人に大地さんのビジョンを伝えます。そして大地さんは単身、ノーコネクションで英国にわたり、熱意だけで宇宙事業の先駆者バージングループのリチャードブランソンに会うという奇跡を実現します。彼の信任を勝ち取り、そこからは信じられない展開が。
講演会の壇上で北原さんは「皆さん、信じられますか?僕に初対面でアルバイトの相談をした人間が昨年1200万円の価値のある民間宇宙チケットを僕にプレゼントしてくれたんですよ。素敵な人に出会えれば夢は叶うんです」と。
スケールは100分の1にも及びませんが、実は私も最近素晴らしい出会いがありました。
そして新プロジェクト構想中です。すてきな展開になるといいなあ。
女は60代からと勝手に決め込んで、ますます色々挑戦していきたいと思っています。
どうぞ応援してくださいませ〜。
新ホームページがアップされました。
是非チェックしてみてください。