「あ〜、寒いな〜」
「今日は暑い!」
「何を着ていいかわんない」
「最近、なんだか、何を着ても冴えないな〜」
肌をみればたるんできてるし、
つやもないし、
くすんでるし、、、
鏡から顔を背けるわたし
これって、季節の変わり目?
それとも老化?
いや、まてよ
更年期?
これは、
更年期障害かな?と
思ったら、
ふつう、どうするだろう
病院にいってみる?
無理やり自分を叱咤激励して
それでも、わたしがんばらなきゃ、と
前向きにかんがえてみようとする?
どちらもありだと、思うけど、
本当の解決にはならないかもしれない、
それが更年期かも。
そんな時
わたし、
なんでこんな気持ちになるんだろう
わたし、何がいやなんだろう
って、自分のこころの中をぐるーっと
ながめてみてください
どんな自分がいましたか?
うつうつして、出かけたくなくなって、
人にも会いたくない、
ごはんも作りたくない、
買い物にもいけない、
あーもうだめだ
いろんな自分、マイナスな自分がみえるよね
こういうの
漢方では、
氣が減ってるっていうのです
これはすごくすごく大事。
これがないとなんだか生きていけない氣がする、それは正解。
お天氣・人の氣配・本氣・病氣・氣持ち・氣をつけて・・・・
「氣」という言葉を言わない日は、あんまりないくらい
私たちのまわりにあふれている
でも、その存在を
自分の「氣」をどれだけ意識できているか
大事にていねいにあつかっているか
そこが問題。
「氣」の量と質、知ってますか?
実は生まれた時に半分は決まってる。
おぎゃ〜って生まれた時、もちろんお母さんから、
そしてその親である祖父母、そのまた親の曾祖父母、
先祖代々の「氣」がつながって受け継がれて
あなたの中に流れているのです。
これを漢方では先祖の先をとって「先天の氣(せんてんのき)」って呼びます。
だから、すごくありがたいこと。
この世に生まれてくるときに
約半分の「氣」をもらってきている。
そして、どんな種類でどんな質の「氣」かも
もう決まっている
では、後の半分は?
これは後からいただくから
「後天の氣(こうてんのき)」という。
オギャーってこの世に出てきて
いちばん最初にすることは
呼吸。
そう、呼吸から「氣」を得ることができる。
氣が欲しいからって、吸ってばかりではだめ。
呼吸の字のごとく、吐いてから吸うことが大事。
焦っている時、イライラしている時、ゆっくり呼吸していると
落ち着いてくるのは氣が入ってくるからです。
それともうひとつは食べ物。
見るからに美味しそうな、旬のもの、
元氣なものを食べるべし。それは
自分の直感(氣からのサイン)に従うべし。
呼吸と食べ物(水)
このふたつで、氣の量を後から
補って私たちは生きてます。
更年期という時期には
女性ホルモンがすとんと
減少して
揺れてゆらいで
さまざまな症状が出やすい時期。
絶対的原因として、女性ホルモンの減少があるけど、
そのバランスの乱れによって
「氣」も減ってきて
悪さをするのです。
もし、更年期かな、と思ったら
自分の「氣」というものに
関心をむけてみてください。
単純に前向きでもない、かといって
後ろ向きでもない
自分の中に流れる「氣」に注目して、
あるがままの自分を感じてみてください。
最後におまけ
すぐにとりいれられる「氣」を補うもの
枸杞(くこ)の実
1日10粒でアンチエイジング!
松の実
サラダや炒め物、スープにいれても。
山芋
そのままでも、煮ても焼いても。
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