こんにちは!
漢方薬剤師・漢方ライフクリエーターの
樫出恒代です
最近、漢方カウンセリングにいらっしゃる方々、
体調崩してる方が、多いこのごろです。
気温の乱れ、
春先に集中する子供の受験や就職、
仕事上での異動や引越し
やらなきゃいけないことが、
つぎつぎなのに
身体もこころもついていかない、なんて。
そのまま放っておかないでねー。
今回は五行説の続き
これをお読みいただいて
自分の強みと弱みを知って
人付き合いまでも
対処していきましょう。
まずは、五行説、知っておきたい
木星・火星・土星・金星・水星
それぞれの性質・体質についてです
木星の方
(三碧木星・四緑木星)
直観力と向上心あふれる「正義」の人
樹木がのびのびと、空に向かって枝葉を広げるように向上心をもち、好奇心も旺盛。直観力もすぐれ、アイデアを出すことも得意。 ちょっとおっちょこちょいのところもあるが、責任感、正義感も強く、人をひっぱるリーダーにも。
しかし、そのためか、いつの間にかストレスをためてしまうことも。イライラしやすい、些細なことで怒ってしまう時は、こころからのメッセージ。
そんな時は
ゆっくり木々の中に身を置いて、樹木に触れ
ゆらぎを感じてください。
弱いところ→肝機能 症状→目の疲れ、かゆみ
出やすい感情→怒り・イライラ
相性のよい味覚→「酸」 お酢・ゆず・レモン・梅干しなど
相性のよい星の人→ 水星と火星
次のページは火星・土星の方の性質と体質について。
火星の方
(九紫火星)
華やかで聡明な「人気者」
炎のように熱く燃える太陽のような
パワーを持った方。人を惹きつける力も強く
仕事も人並み以上にでき、とても多才。
どちらかというとテンションが高めの火星ですが、本当は寂しがり屋の一面も。炎ゆえに
熱しやすく、冷めやすい。だれかと約束してても、ドタキャンしたくなるくらい、気分のむらを生じることも。気分のアップダウン に気づいたら、それは、こころからのメッセージ。
そんな時は
キャンドルの炎を見つめて、
ひとりで何にも考えず
こころを真っ白に。
弱いところ→心臓 症状→どうき、息切れ
出やすい感情→喜び・興奮
相性のよい味覚→「苦」 ニガウリ・セロリ・うど・らっきょうなど
相性のよい星→木星と土星
土星の方
(二黒土星・五黄土星・八白土星)
人望厚く涙もろい「愛」の人
地球上の多くのものが育まれる土。豊満な母なる大地のエネルギーをもつ土星。
自分で自ら動くことのできない土は、だからこそしっかり底辺をつくることができ、おおらかで、穏やかな癒し系。人が好き、世話 好き。人望も厚く頼られる存在。
どしっとしてるはずなのに、小さいことを気にしたり、考え込んだりすると
そのトルネードから出てこれない、あーあーってため息が、、
それはこころからのメッセージ
そんな時は
気のおけない友人と
たわいないおしゃべりを
心ゆくまで。
弱いところ→胃腸 症状→口内炎、肌荒れ
出やすい感情→くよくよ・考えすぎ
相性のよい味覚→「甘」 さつまいも・かぼちゃ・小豆・大豆・米など
相性のよい星→火星と金星
次は金星・水星の方の性質と体質についてご紹介。
(六白金星・七赤金星)
強く、優しく、「輝く人」
美しく、輝く。現代的で高級な金・ゴールドのイメージ。クールビューティー。美しいもの・ 綺麗なもの・おしゃれなものに対する感受性か高く、美術館や博物館などに興味あり。冷静で、しっかり、頭の回転も早く、でも時に熱く、仕 事にも責任感があり、頼られる存在。
それでも、ふっと、悲しくなって、
落ち込みやすくなったら
それはこころからのメッセージ
そんな時は
ゆっくり息を吐く、吐ききったら
鼻から吸うを繰り返して、呼吸を深く。
弱いところ→肺 症状→風邪・ぜんそく
出やすい感情→落ちこみ・うつうつ
相性のよい味覚→「辛」 しょうが・大根・ネギ・シソなど
相性のよい星→土星・火星
水星の方
(一白水星)
才能あふれ、感受性豊かな「自由人」
水のごとく、流れる、固まる、蒸発する、のように柔軟な感受性をもち、いつも軽やかに自分 を楽しむことのできる水星。透明な水のように純粋で探究心や好奇心も旺盛。ひとたび流れると止められないパワフルな勢いも持っている。
人と一緒でいるより、自分を大事にできる人。
それでも、いつの間にか、不安を胸にかかえ
ざわざわするようになったら
それはこころからのメッセージ
そんな時は
ゆっくりお風呂につかる
白湯をのむ、せせらぎの音を聞くなど、
水星を助ける水を感じるように。
弱いところ→腎 症状→冷え・むくみ・ホルモンの乱れ
出やすい感情→不安感・おそれ
相性のよい味覚→「鹹(塩辛い)」 味噌・塩・いわし・さば・海苔・昆布など
相性のよい星→金星・土星
自分の星より他の星のほうが当てはまる場合は? 次のページでご紹介します。
ぜひ、自分の星のところで、自分再認識
してみてください。
そして、ご家族のことも見てみると
性格・体質など、当たってるところがあるかと思います。
もし、自分の星より他の星 のほうが当てはまるようでしたら、それは、その臓器が弱っている時と考えてください。例えば、木星なんだけど、今は弱いところも味も土星が しっくりくる。それは胃腸が弱っているときかもしれないと捉えてくださいね。
漢方的に、まるで占いみたいに
自分とまわりの人のことを知っておく。
相性のよい人は一緒にいて
苦労しない楽な存在。
相性合わない人でも、
刺激をもらえる場合が多く
逆にやる気が起きることも。
更年期世代は
家族のこと、仕事のこと
とにかくやること、考えることがいっぱい。
自分の強みを再確認したら、
疲れる前に、未病のうちに
自分をいたわり
漢方薬も味方にしてくださいね。
注:漢方薬については
漢方専門の医師や漢方薬剤師
漢方アドバイザーなどにご相談・
カウンセリングの上お飲みください。
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