あ、あれ、あれ、
とか
なんだっけ?
とか
あの人、あの人
とか
なんで
出てこないんだろー
わたし、大丈夫かな??
と、思ったことありませんか?
わたしもあります
漢方薬剤師・漢方ライフクリエーターの
樫出恒代です
たとえば
「ごはん、食べたっけ?」
これは、ごはんを食べたこと自体を忘れること。
すなわち、自分が食事をしたという行為を忘れてしまうこと。そして
何度も、そのことを聞いてしまう。
自分の家の場所を忘れたり、
人の名前だけでなくその存在すらわからなくなってしまう。
これは、認知症の可能性がかなり高いと思われる症状です。
一方、プレ更年期から更年期にかけて多いパターンは
「今日のごはん、何食べたっけ?」
これは、起きた内容の一部を忘れてしまうこと。食事したことは覚えてるけど、内容を忘れてる。
あの人の顔は思い出せるけど、名前が思い出せない、とか。
あの映画、面白かったよね、
でも、タイトルがでてこない、
(ここまで出てるんだけど)とか。
これは、存在は覚えてるけど、
その名前など詳細は、忘れてしまう現象。
つまり、加齢によるもの忘れ。
あれあれ〜
加齢ー
脳の加齢
なんとかしましょう!
漢方の力をかりましょう!
まずは、チェック!
◯くよくよしやすい
◯不安になりやすい
◯眠りが浅い
◯疲れやすい
◯胃腸が弱い
□イライラしやすい
□考え過ぎることが多い
□肩・首が凝る
□クマができやすい
□喉になにかつまる感じがある
診断結果は次のページで! 対処法もご紹介します。
いかがでしたか?
◯のチェックが多い方と□のチェックが多い方で、タイプが変わります。
漢方的物忘れのパターンは2つ
◯氣力低下・お疲れ気味の
覚えられないタイプーー〈氣虚・血虚タイプ〉
(◯のチェックが多い方)
□ストレスかかえこみの
整理できないタイプーー〈氣滞・瘀血タイプ〉
(□のチェックが多い方)
漢方的な
ポイントは「物忘れ」は
脳の問題だけではなく
身体全体と関わっているということ。
生命エネルギーである「氣」と深い
関わりがあるということ。
氣が足りなかったり、うまくめぐらなければ、
ものを覚えてること、それを頭の中で
整理しておくこともできなくなります。
「氣」と関わる「血」も
身体と心・脳に栄養を与えるエネルギーです。
よいエネルギーを全身にめぐらせてあげることそれが、とっても大切なこと。
そのためにやってほしいこと
氣力低下タイプもストレスタイプの方も
1.睡眠の質を上げましょう〜
夜10時〜2時までのゴールデンタイムに寝るとよいのはご存じかと思います。
それも大事ですが、
自分のペースに合わせてぐっすり
夢をみないで眠る、6時間〜7時間続けて眠ること、朝スッキリ起きられること、が大切です。
夜は副交感神経優位になり、よい睡眠をとることにより氣を沈め、頭を休めてくれます。
脳の疲れもとり、昼間に入った情報を整理してくれます。
2.スマホ・パソコンに頼らない〜
わからない、思い出せない、
だから、すぐに検索してしまうのは、
とても便利ですが、
思い出す力が無くなってきます。
自分で考えて、思い出すくせをつけること。
思い出せないことを、
んーーって考えて、
あーこれだった!と
思い出してすっきりした経験
ありますよね?
その時、脳内にひらめきの花が咲いて
ドーパミンという脳内幸福物質が分泌されるといわれています。
ひらめきの花、咲かせてくださいね
3.こんなものを召し上がれ〜
・納豆
納豆をはじめ、大豆製品には
脳の衰えを防ぎ、記憶力を強化してくれる
レシチンやビタミンkが豊富。
発酵食品なので、血液をさらさらにして、瘀血をとる作用もあり。不安感・ストレスにも。
・きのこ
特にしいたけに含まれる成分(エリタデニンなど)が脳の老化を抑えます。
他にも、えのき・エリンギ・しめじ・
舞茸・マッシュルーム・松茸なども
血を補い、潤す効果も。
・魚
さば・いわし・さんまなどの青魚や
まぐろのトロ、ブリやはまちなどは
血液をさらさらにする効果&
脳の働きにも。
などなど。
物忘れにおすすめの漢方薬、次のページでタイプ別にご紹介します!
4.漢方薬もお手伝いします〜
◯氣力低下・お疲れ気味タイプの方に
*まずは氣力・体力アップしましょう
◯補中益気湯(ほちゅうえっきとう)
*冷えを取り、身体と脳にも血を増やす
脳の血流アップ
◯当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)
*幸せホルモン・血流・氣力アップ・自律神経のバランスをとる
◯双参(そうじん)
□ストレス抱え込みタイプの方に
*眠りが浅くて、氣が落ち着かない
記憶・氣持ちが整理できない
□抑肝散(よくかんさん)
*血圧も高め、氣が高ぶりやすく
いろいろ氣になる
□釣藤散(ちょうとうさん)
などなど。
これらは、ほんの一部です。
漢方薬は、その人の全体をみて
お出ししますので、
ぜひ、きちんとご相談の上
お飲みくださいね。
更年期からの
脳を元氣にするために
ほかにも
☆日記を書く(紙とペンで書く)
☆お料理をする(新しいレシピを)
☆早起きをする(朝日を浴びる)
☆運動をする(楽しんで)
☆買い物をする(ネットショップだけでなく)
☆人とおしゃべりをする
☆旅にいく
こんなことも、ぜひ
取り入れてみてください。
いつまでも
ハツラツとした自分でいるために。
いちばん大事な自分のために。
注:漢方薬については
漢方専門の医師や漢方薬剤師
漢方アドバイザーなどにご相談・
カウンセリングの上お飲みください。
漢方カウンセリングルームKaon
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