コロナ1色の2020年でした。
今年こそ
すっきりしたいですね
漢方ライフクリエイター
漢方薬剤師の樫出恒代です
38度の熱が出た
あ、どうしよう。。。
味噌汁を飲んでも味がしない
あぁ、どうしよう。。。
これは、もしかして。。。。
あー
どうしましょう
と、目が覚めた
年末12月31日の朝。
夢でした。
あー、、、夢でよかった。
夢をほとんどみない私。
5年に1回くらいしか。
そんな私でも、
いつも
きっと恐怖に思っているんだなぁ、と氣づいた
そんなリアルな夢でした。
「今日もちゃんと味がする、と確認している」
「熱はないか、朝晩必ず測っている」
「もちろん、消毒液は常に持ち歩いている」
カウンセリングしていても
ほとんどのお客様がそう話しています。
コロナ禍が長引き
また、感染者が増えたとニュースが毎日
報道し、それを目にするたびに
自分はコロナに感染しないはず
などと思っていても
やはり心の底には
「もし、罹患してしまったら、、、」
という恐怖や不安がどんどん
つもってきている、そんな感じがします。
この不安感や、
不自由さ、閉塞感は
本来の人としての
「氣」の流れをとめてしまって
すこしのことでも
敏感に感じ取ってしまい
怒りやすくなったり
イライラしやすくなったり
悲しくなったり
涙もろくなったり
情緒が不安定になり、、、
そんな自分自身のことが
より不安になってくるんだと思います。
漢方カウンセリングもいまは、
オンラインがほとんどですが、
お話を聞いていると
つらい症状の裏には
このコロナによる
「不安」がしんしんと雪のように
つもってきていることが
影響していると
感じるのです。
しかしまだ
根本的な解決法はまだ
なくて。
だからこそ、
お一人おひとりの心のうちにあるものを
吐き出してもらい
聞いて
寄り添うことしか
できないのです。
でも、それが
今はとても大切なことと
思います。
もちろん
不安、もやもや、イライラに
効果のある漢方も
たくさんあり、ひとりひとりの
症状の違いに合ったもので
支えることができます。
例えば
○桂枝加竜骨牡蠣湯(けいしかりゅうこつぼれいとう)
身体は冷えて疲れているけど、神経は昂り
のぼせて、考えすぎたりする。
眠りが浅く夢をみることが多い方に。
○柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)
血圧が高めで、胸が苦しい、締め付けられるような感じがして、緊張しやすく、便秘がちな方に。
○加味帰脾湯(かみきひとう)
胃腸が弱く、疲れやすい、
眠りの質が悪く、物忘れもあり
不安、イライラ、のぼせ、胸苦しさの
ある方に。
○酸棗仁湯(さんそうにんとう)
身体は疲れているけど、氣が上にあがり
眠れない、胸のもやもや、重苦しさがあり
お腹に動悸を感じることもある方に。
などなど
他にもあります。
漢方は
植物のちから、動物のちから、鉱物などの
自然のエネルギーが
わたしたちの身体に入って
優しく「氣」の流れ、
「血」「水」のはたらきを
整えてくれる
この優しさこそ
今、必要なちから。
自然のちから。
身体の中から
湧き出る優しいエネルギー。
まだ続くこの
コロナ禍に負けないで
正しく恐れて
受け入れて
できるだけ
前向いていきましょう
でも、無理しないで。
ひとりじゃないよ!
注:漢方薬については
漢方専門の医師や漢方薬剤師
漢方アドバイザーなどにご相談・
カウンセリングの上お飲みください。
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