更年期の女性は
忙しい
やること、考えること
たくさん
漢方ライフクリエイター
漢方薬剤師の樫出恒代です
私も
91歳になる母がいます。
いま、実家のある新潟の施設にもう半年以上お世話になっていて、お洗濯などは妹に任せている状況です。
私が直接母を介護しているわけではないから、自分は何もしてない、これで良いのか、と自問自答することも度々です。
友人や
カウンセリングにおいでになる方には
ご両親、またご主人のご両親の
介護問題を抱えている方も多い。
その上、仕事をして、
家事もして、
もうへとへと、でも
ほかにやる人いないから。。。
先日も
漢方カウンセリングにいらした方、
認知症を患ってらっしゃるお母様と
腰の悪いお父様の介護をされていて
舌診(ぜつしん)
{舌を見ることで身体のことがわかる
漢方的な見方}
すると、すごくお疲れな舌の状態だったので
疲れが溜まっていますか?とお聞きしたら
ニコニコしながら
「そんなに感じてないんですよ」と。
でも、
腰がいつも痛い、仕事から帰り
夕食をつくって食べ終わると
そのまま寝てしまう。
夜中は車椅子のお母様がトイレに起きるたびに
自分も起きて介助をする。
あまり眠れてない。。。
毎日、毎日、
それが続く
やる人は他にいないから
娘だから
親の面倒をみるのは当たり前
自分は動けるから
周りの人からは
「デイサービス行ってもらったらいいよ」
「施設に預けたら」
「ヘルパーさんに頼んだら」
いろいろな意見もあるけれど
何かを決めていくのにも
エネルギーがいるし、、、
もうひとつ
頑張らなきゃ。。。と。
もちろん
頑張ることも大事だけど
今の自分を見つめることも忘れないで
疲れているのなら
休まなければ
眠る時間が少なければ
何とか時間を確保して
そして
少しでもいいから
自分のための時間を、、。
もともと
更年期障害を氣にされて
漢方カウンセリングにいらしたけれど
まずは、今、
自分がとても頑張っていること
そして、疲れていたことに
「氣づき」。
漢方カウンセリングの時間は
心の中のことを吐き出せる、
自分にもどれる、
氣もちが楽になる、
そんな時間であればよいと
私は思います。
ただ、漢方薬を提案するだけではなくて
その時間が
まるで〈漢方薬〉のように
あなたに寄り添い、
氣力をあげることに
なるはず。
これも漢方のパワーなのです。
帰り際
「氣力をあげることからスタートし、
疲れをためないように、
工夫してやっていきます」と
おっしゃいました。
そして、
「また、来ていいですか?」と
「もちろんですよ」って。
その時の
ほっとした笑顔が印象的でした。
まずは
自分が元氣でいましょう
それがいちばん!
注:漢方薬については
漢方専門の医師や漢方薬剤師
漢方アドバイザーなどにご相談・
カウンセリングの上お飲みください。
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