相変わらず
暑い日が続いていますね。
漢方ライフクリエイター
漢方薬剤師の樫出恒代です。
「最近、パートナーは
ため息ばかりで、、、ぼーっとしてて」
「今までやっていた趣味もほとんど
やらなくなったんですよ」
ため息をつくのは、
女性ばかりではないようです。
漢方カウンセリングにいらした
お客様のパートナーのお話。
「忘れっぽくなって
それを氣にして、自分を責めて
また、ため息。。。」
そんな姿を見ているのが
ストレスでもあると。
50際になられたばかりのご夫婦。
ご主人はご自分でお仕事をなさっている方。
責任も重い。
いろいろ考えることも多いのだとは思うけど。。。
「先生、男性にも更年期ってありますか?」
そう、男性もあります。
でも、女性ホルモンのように
急激な変化はないのが、男性ホルモンの特徴。
50歳くらいから徐々に男性ホルモンが減っていくので女性より更年期障害にはなりにくい、といわれていますが、もちろん、ないわけではない。
男性更年期障害
こんな症状ありませんか?
・イライラするようになった
・神経質になった
・不安感(パニック状態になる)
・体の疲労や行動力の減退
・筋力の低下
・憂鬱な気分
・性欲の低下
今まではなかったけど、
最近、そういえばこんな症状が増えてきたなぁ、と思い当たることがあるなら
男性更年期障害の可能性も。
漢方は、
男性更年期にも力になります。
漢方的に考えたら
①「氣」という生命エネルギーが減ってくること
五行のはたらきでは、年齢とともに
②「腎」のパワーが落ちて老化がすすんでくること
現実には、みなさんも感じている
長引くコロナ禍
異常気象、頻繁におきる地震
景気の不透明さ
戦争。。。
と、これだけでも
不安になることは多い、
その上、自分の将来のこと、
子供、親、お金のこと。。。
考えたらぐるぐる、ぐるぐる
ため息もでてしまう。
だれにだって
不安になることはあるし、
寂しくなることもある
それは男女の差ではなく
年齢でもなく。
そのままでは、どんどん
落ち込んで、はい上がれなくなるかも。。
そこを、ぐっと底上げして
氣力がすこしでも増えてくるように。
「ま、いいか、どうにかなるよね」って。
漢方がちからを発揮します。
①氣力をアップする漢方薬
例えば 補中益気湯(ほちゅうえっきとう)
十全大補湯(じゅうぜんたいほとう)
人参養栄湯(にんじんようえいとう)
双参{そうじん}
②腎のちからをアップする漢方
例えば 八味地黄丸(はちみじおうがん)
六味丸(ろくみがん)
牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)
鹿茸(ろくじょう)
などをおすすめしています
(ただし、その方によって証〈漢方的な体質〉が違いますので、症状によってはこれ以外の漢方薬を使うこともあります)
ご相談のお客様には
詳しくお話をうかがって、ご主人にも
漢方薬をお出ししました。
次のカウンセリングの際に
「主人が自分からすすんで、漢方飲むようになったんですよ」
と、笑顔で報告してくれました。
最初はえー?どうせ効かないよーと言ってたのに、飲み始めてから効果を感じて、自らお湯で漢方薬を溶かして飲んでいるそうです。
そして、漢方っていいよってお友達にも話している、とか。
^_^
いつも近くにいる人が
元氣であることは、自分の元気にもつながりますね。
無理せず
ゆっくり
自分をとりもどして
やっぱり
必要なものは
漢方と愛♡かな
^_^
注:漢方薬については
漢方専門の医師や漢方薬剤師
漢方アドバイザーなどにご相談・
カウンセリングの上お飲みください。
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