HAPPY PLUS
https://ourage.jp/kounenki_no_chie/menopause/343871/

「閉経したら男性ホルモンが増えてオジサン化する?」男性ホルモンの価値を知って維持に努めるべき/閉経の基礎知識

実は、女性ホルモンが減る更年期以降こそ、男性ホルモンが大切であることを知っていますか? 筋肉や骨を丈夫にしたり、やる気を出させてくれるのが男性ホルモンであるテストステロン。その維持方法も解説します。

Q. 閉経したら男性ホルモンが増えるの? オジサン化するのではないかと心配…

A. むしろ男性ホルモンを味方につけて

 

「女性の卵巣や副腎でもつくられている男性ホルモン『テストステロン』。やる気・活動力・社会性をアップしたり筋肉や骨を丈夫にする働きがあります。更年期に女性ホルモンが激減しても、テストステロンはあまり変化しません。そのため、ホルモンバランスが乱れ、ひげが濃くなったりする場合もあります。

 

ただし更年期には、少なくなった女性ホルモンの代わりに、心と体の健康を支えてくれる強い味方です。むしろ、意識的にテストステロンの維持に努めましょう。具体的には運動が一番です。運動によりテストステロンが増えると、血流がよくなったり筋肉が増えて、更年期太りも防いでくれます」

 

Q. 太っている自分が嫌です。運動しなければと思っても、更年期のせいか、だるくて動けません

A. 少しずつでも筋肉を増やす工夫を。男性ホルモンが増えて痩せやすく、更年期症状も改善してきます

 

「エストロゲンが減ったあとの体をサポートするのは男性ホルモン『テストステロン』です。増やすには運動が一番。筋トレではなくても、ヨガなどに通う、コンビニジムに行くなどギアチェンジしてみませんか? 家なら椅子やテーブルを使って足腰を動かすだけでも違います。一度筋肉がつくと痩せやすくなり、気分も変わるはず。何よりテストステロンが増えると更年期症状が改善されます」

 

 

 

 

撮影/中川十内<アイキャッチ> スタイリスト/高橋尚美 構成・原文/蓮見則子

 

 

MyAge

大人のからだバイブル vol.1 「更年期と閉経、私の場合。」

OurAgeの人気記事が1テーマムックに!
何度も読み返せる保存版OurAgeです。

MyAge
試し読み Amazon Kobo 7net

この特集も読まれています!

子宮筋腫特集~症状から治療まで
フェムゾーンの悩み解決
ツボ・指圧で不調を改善
40代からでも「絶対痩せる」
広瀬あつこさんの「若返りメイク」
閉経の不安を解消

今すぐチェック!

暑い夏の洗濯が「ラク」ってどういうこと? 絡まりからもシワからも解放される画期的な新提案

暑い夏の洗濯が「ラク」ってどういうこと? 絡まりからもシワからも解放される画期的な新提案

supported by 花王
<前の記事

<前の記事
第16回/「閉経が早いのと遅いの、どちらが得?」「初潮が早い人は閉経も早い?」/閉経の基礎…

次の記事>

次の記事>
第18回/更年期のつらいホットフラッシュ(ほてり・のぼせ)の原因と対策を婦人科医が解説!「…

この連載の最新記事

【更年期後の膣ケア】膣内の善玉ラクトバチルス乳酸菌が減少。含有製品によるケアで膣免疫を高められる

第51回/【更年期後の膣ケア】膣内の善玉ラクトバチルス乳酸菌が減少。含有製品によるケアで膣免疫を高められる

更年期後に重要な「骨密度検査」「生活習慣病検査」は自治体の検診でも可能。『1に検診、2に検診』を心がけましょう!

第50回/更年期後に重要な「骨密度検査」「生活習慣病検査」は自治体の検診でも可能。『1に検診、2に検診』を心がけましょう!

更年期が終わったら不調は全部なくなる?婦人科も卒業?/ポスト更年期の基礎知識

第49回/更年期が終わったら不調は全部なくなる?婦人科も卒業?/ポスト更年期の基礎知識

この連載をもっと見る

今日の人気記事ランキング

今すぐチェック!

OurAgeスペシャル