更年期不調の治療法のひとつ、「HRT(ホルモン補充療法)」をごぞんじですか?
今年4月にOurAgeで行なったアンケートで、HRTについてどう思いますか?という質問をしたところ…
「費用や副作用などを詳しく知りたい」という人が全体の25%近かった一方、「知らない、興味がない」もほぼ同数! さらに、「興味はあるがリスクが心配」「副作用が心配なので受けたくない」「費用が高そうなので受けたくない」…など、HRTについてよく知らないために敬遠している人が多いことがわかりました。
そこで!
MyAge秋号では、いくつもの更年期症状を抱えて困っていた読者の篠田レイさんのHRT治療のもようを、追跡取材させていただくことに。
1965年生まれのレイさん。数カ月の間、イライラなどの精神症状に加えてホットフラッシュ、鎮痛剤が手放せないほどの頭痛、手のこわばりやしびれなど、さまざまな症状に悩まされ、
「わけもなくイライラして、夫に冷凍ハンバーグやステーキ肉を投げつけたことも」(!)あったそう。
治療に向かったのは、MyAgeやOurAgeでもおなじみの婦人科医、対馬ルリ子先生が院長を務める「対馬ルリ子女性ライフクリニック銀座」。
「女性ホルモンが急激に減って、脳がパニックを起こしてしまうのが更年期不調の原因です。不調を抱えてつらい思いをしている女性は多いですが、そのままにしておくとさらに複雑に症状が重なり、疲れ果ててしまいます。レイさんのように、症状を緩和するために行動を起こすことはとても大切!」と対馬先生。
予約した初診の日は、まず婦人科検診からスタート! HRTが問題なくできるかどうか、女性ホルモンの数値を見たり、健康状態を確認する必要があるためです。乳がんや子宮体がん、重い肝臓病のある人はHRTを受けることはできません。この日のうちに、レイさんは乳がんの心配なし!との結果が。
問診で、明らかに更年期の症状だと診断されたレイさん。血液検査などの結果はまだですが、症状のつらさを見かねた先生が、エストロゲン剤を2か月分処方してくれました。
すると…!
なんと、数日後にさっそくめざましい効果が!!
MyAge秋号では、HRTの治療に適さないのはどんな人か、また治療を始める前に必要な検査や、実際に使用する薬剤の種類や使用方法、治療費の目安など、HRTの実際をレイさんの治療のレポートとともにご紹介。
「HRTは気になるけど、わからないことだらけで不安…」
「いつか自分も更年期の不調が出たときのために知っておきたい!」
というあなたに、きっと役立つこと間違いなしです!
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イラスト/小迎裕美子 構成・原文/蓮見則子