前回に続きギリコが2019年購入した物の中で「買ってよかった、大正解!」と思った物をご紹介します。
今回のテーマはずばり、「減災・防災グッズ」!
災害のニュースが多かった去年を思い、〝備えあれば憂いなし〟ひいてはみなさんのこの1年の安心・安全を願って書かせていただきますね。
ギリコが住んでいるのは大型マンション、タワーマンションが林立する地域。
これだけ大勢の住民全てを行政の避難所が受け入れるのは無理であろう、しかもうちにはワンコが2匹もいる……
ということで可能な限り自宅で過ごせるように、ふだんからいろいろ防災・減災グッズを揃えています。
ふと思い立ったとき東急ハンズなどに行き、「防災・減災用品」コーナーを物色してはお買い物。
今やクローゼットがひとつ埋まるくらいの量と品数です。
その中で2019年買ってよかったものとして、まずご紹介したいのがこれ。
そう。懐中電灯です。
が、この懐中電灯はただものではないのです。
上の写真は冷蔵庫の側面に懐中電灯のお尻がくっついて垂直になっているもの。
そして下の写真は台所のレンジフードにぶら下がっているところ。
この懐中電灯はお尻に強力な磁石が埋まっており、鉄にならこうしてくっつけられるのです。
停電のさ中、ハンズフリーで作業したいときに大活躍すると思い購入。
しかも頭の部分は硬い素材でできているので、室内に閉じ込められてしまったときはこの頭部分でガラスを割って脱出……なんてことに使えるんだそう。
(ガラスの厚さ、強度によっては割れないこともあるかもしれません)
ネットで購入したのですが、そのときの説明には〝某国の軍隊に装備されている〟とありました。
本当かどうかは調べようがありませんが。
軸が伸縮し、これで照らす範囲や照射距離を変えられます。
我が家に4つある懐中電灯のうち2つがこれです。
家の中で一番滞在時間が長い寝室とリビングの手に取りやすいところに置いています。
確か一本2000円弱でした。
そしてお次が、じゃじゃ~ん。
多くのメディアで取り上げられているので知っている方も多いかもしれませんが、これは家庭用発電機「エネポ」です。
なんと燃料はお鍋を食べるときに使う、あのカセットボンベ2本でOK。
(ただカセットボンベのメーカーは指定されています)
取っ手を持ち上げるとこんな感じ↓。
スーツケースみたいに引いて運べます。
大きさは、オイルヒーターと並べてみますとこんな感じ↓。
こじんまりしています。
アウトドアレジャー用に購入している方も多いようですが、我が家は災害時の非常用電源とするために買いました。
すでに煮炊き用にカセットコンロ2台とカセットボンベ数十個は備蓄してあるので、他の電力が必要なものはこの発電機でまかなうつもり。
購入する前、家電ライターさんなどが実際に使ってみた様子を書いた記事を読み、「無いよりはあった方がいい」と判断。
値段は送料別で約12万円はしましたが、〝少しでも安心して暮らすための必要経費〟と考えたのです。
同じことを考えている人が多いらしく、私がネットで検索したときはちょっとでも安い価格で表示されているサイトだと「入荷待ち」になっていました。
すぐ欲しかったので我が家はこの価格で購入しましたが、探せばもっと安く買えるかもしれません。
今回室内に置いて撮影していますが、実際は屋外で使用します。
そして防災・減災のためだけではなく、日常生活でも大活躍しているのがこれ↓。
次亜塩素酸です。
商品名は『ウイレスセブン』。
上の写真のものは10リットル入り(税別価格4700円)ですが、100mlや500mlなどスプレーボトルやポンプに入った少量サイズのものもあります。
次亜塩素酸は
・強力除菌
・ウイルス除去
・消臭
に力を発揮します。
ノロウイルスや食中毒細菌のようにアルコールに耐性を持つウイルスや細菌にも有効。
災害時、断水したときに手や調理器具などを洗うことができなくてもこれで消毒できます。
医療施設や飲食店の厨房、保育園などでも使用されているそうで、我が家は季節を問わずこれを別売りの専用超音波噴霧器に入れリビングと玄関に設置。
ほかにもスプレ―式ボトルに入れ水で希釈して、トイレ掃除やゴミ箱の消毒などに毎日使っています。
そして箱の中ですが、、、、
このようになっています。
透明のポリエチレン?の容器に次亜塩素酸が入っているのですが、私は中身を使い切って空になっても、この容器を常時5~6個はとっておくようにしています。
なぜかというと
それも災害時のため。
10月に台風19号が来たときは断水に備えて、この容器に水道水を蓄えておきました。
10リットル入るので、満々に入れると運ぶ際重いのですが……
でも大丈夫!
我が家には台車もあるのです。
そして次の写真のものは2019年ではなく2017年に?購入したのですが、どうしてもご紹介したかったので掲載します。
缶入りのブリオッシュ。
5年保存可能。
もともと京都・祇園発祥の『ボローニャ』というパン屋さんのデニッシュパンがおいしくて大好きだったのですが、そこが備蓄用のパンを商品化したと知り即購入。
届いたとき一缶開けて食べてみましたが、期待通りのおいしさ!
これにお湯で溶けるク○ールカップスープなどがあれば、十分食事として足ります。
1缶に2個パンが入っていて24缶で10,800円(税別)です。
お湯を注げば食べられるお粥とかレトルトカレーなどはもちろん用意してありますが、それとは別に〝おいしい〟パンもあるにこしたことはない。
この原稿を書いている途中あらためて感じましたが、年齢とともに私はお金の使い方が変わってきました。
若い頃とは違い服、靴、アクセサリーなど身を飾る物を買うことが劇的に減り、その代わりにより暮らしやすくするための住居のリフォームや、今回ご紹介した物のようにいざというときのための物にお金を使うことが多くなりました。
今回の私の備えぶりをみて「心配しすぎ」、「大げさ」と思われる方もいるかもしれません。
我が家の相棒がまさにそうです。
〝某国の軍隊に装備されている懐中電灯〟を一度に2本買ったときは笑われ、発電機を買ったときは呆れられました。
でも「水や乾電池などのほかに何か備えておこうかな」という方のご参考に少しでもなればうれしいです。
2020年になりました。
どうぞ災害のない穏やかな年でありますように。