苺って聞くと上がる!! って人、多いですよね。
前回、ブータンのアマンコラから来日中のスパスペシャリスト、風間あきなさんがすごいという記事を上げたのですが、その後向かったのは、こちら。
アマン東京33階の、ザ・ラウンジ by アマン。
オープン当初から大人な黒を基調とした「ブラックアフタンヌーンティー」を展開していましたが、今回の「ベリーベリーガーデン」は苺尽くし。「行きたい!」という声をいろいろ聞いていたので行ってみると、華やかに進化していました!!
席に着くと、上写真奥側の重厚なアフタヌーンティー3段トレーに続き、手前の黒竹のボックスが運ばれてきます。引き出しを開けると、真っ赤な苺たちが!! それぞれの説明を聞いた後、1段目から苺を3つ、2段目と3段目の5種のプティスイーツから4種をチョイスします。
苺とピスタチオのタルト
苺とチェリーのクランブルタルト
苺のミロワール
苺とブラウニーガナッシュモンテ
苺とスパイスのサブレサンド
どれも食べたくて、選ぶのにちょっと悩むラインナップ。
今日は女性3人なので、こんな感じ。これをアフタンヌーンティートレー2段目に載せます。真ん中の苺とキャラメルソースが大人の味で品よく、甘ったるくないので、ついついつけたくなります。
トレー上段には、植木鉢の形をした「苺とチョコレートのテラコッタ」と「苺とルバーブのタルト」。ルバーブは優しい酸味が甘味に深みを与えていて、秀逸な味わい。
そして、セイボリーは、いろいろメニューが変わっていくそうですが、これは1月終わりのラインナップ。苺の風味が上手く海鮮やお肉と合っていて、いくらでも食べたくなってしまう上に、シャンパーニュに合わせたくなっちゃったりも。
ちなみに別オーダーですが、シャンパーニュは、デュヴァル ルロワです。
苺と帆立のパートフィロ
苺とラタトゥイユとカリフラワー
苺とフォアグラムース コーン
苺の焼きリゾットとタレッジオチーズ
苺と鴨のコンフィのボックスサンド
みんな絶妙な美味しさで、焼きリゾットとか、ほんと10個ぐらい食べたかったくらい! でした。
そして、アフタヌーンティーといえば、英国。
昔、ロンドンのホテルのアフタンヌーンティーを巡っていた時、スコーンの生地と、ダブルクロテッドクリーム、そして自家製苺ジャムに情熱を注いでいるのをひしひしと感じたのを思い出します。
いろいろ試して、ブラウンズホテル苺ジャムがいちばんと買って帰ったり、お土産にしたものでした、というのはどうでもいいのですが、アマン東京のアフタンヌーンティーのスコーンのセット、さすがのクオリティ!!でした。
開業からペストリーシェフを務める宮川シェフは、アマン東京の全てのデザート、ギフトアイテムのスイーツやチョコレート(実はワタクシ、時々、手土産に買いに行ってます)なども監修してるのですが、パリはじめ、ラグジュアリーホテルのペストリー部門で腕を磨いてきたからこその、美味しいもの好きの心をくすぐる、見た目も味も幸せになれる、魅力的なラインアップを繰り出してくるのです。
2種のスコーンのさくさくの軽やかさ、バター、クロテッドクリーム、2種のジャムに蜂蜜の、エレガントな調和を堪能しました。
そしてもう一つ、忘れてはならないのが、お茶!!
お茶はコーヒー、紅茶、お好みをお代わり自由なのですが、コーヒーの美味しい店は割とあると思うけれど、紅茶の美味しいお店は少なかったりする中、ここの紅茶のメニューは素晴らしいのです!
ドイツの老舗紅茶ブランド「ロンネフェルト」の最高級茶葉を使っていて、エクスクルーシヴさゆえ、その名も「ティースターコレクション」!
ポットで供され、およそ3杯取りなので、3人くらいでいろいろ飲んでみるのも楽しいですね。
それと、特筆すべきは、最終入店が17時までOKというところ!
17時から女子会なんて使い方もできるのは嬉しいですね。
最後に、お腹に余裕のある方は、これもお勧めです!
ミックスベリーのスープ シャンパンエスプーマ。
ベリーが口いっぱい広がる幸せが味わえます。
もちろん、アペリティフにもいいのですが!
アフタヌーンティーの時にいただけるメニューと同じモチーフのアートが、それぞれラウンジの壁にあるので、これもチェックしてみてくださいね!
アマン東京 「Very Berry Garden」
【価格】¥5600 (税・サ別)
【期間】2020年3月31日まで
【場所】ラウンジ by アマン 11:00~24:00
【時間】アフタヌーンティー 11:30~17:00(最終入店)
千代田区大手町1-5-6 大手町タワー33階
ご予約はオンラインもしくは、お電話で 03-5224-3339
撮影/山口規子