コロナウイルスのせいで、落ち着かない毎日ですね。
テレビを見ても新聞も、職場や家族との会話も、まずコロナ。いろんな製品や店舗、ホテルなどの紹介イベントや、各種勉強会も次々延期に。何かが足りないと聞けば、本当かしら?と思いつつドキっとしたり。人混みも避けたほうが良さそうだと思うと、休みの日もどうしていいやら、という気持ちになります。
とはいえ、それでも、出かけるワタシ。向かった先は、安心なオープンエア! 友だちと借りてるマイ畑です。
今回は雨でちょっと寂しい感じだったので、お気に入りの去年の4月の写真。失敗の結果のネギ坊主ですがなんだか生き生きとしていてきれいでした。普段目を留めない自然の美しさに触れるのも、リフレッシング! あ、ネギ坊主も揚げると美味しいです
現在はこんな感じ。草ぼうぼうですが、草は畝と畝の間に蒔いた緑肥と呼ばれる種から育った草。これを刈り取って、苗の根元を守る「マルチング」にします。枯れ葉も堆肥にしていたものが風でちらかったもの。(とはいえ、手入れは十分ではないのですけどね!)
少し前に手に入れた、じゃがいもの植え付けが今回のミッション。せっかくだから珍しいものを、と買ったのは、小粒だけど濃厚で美味しいインカのめざめ、切ると中が赤いノーザンルビー、皮から中から全部濃い紫色のシャドークイーン、紫と茶のまだらの皮がレスラーの覆面みたいだと、「デストロイヤー」の異名を持つグラウンドペチカ。
冬の初めにたくさんの米ぬかと牛フン堆肥、もみ殻くん炭などで仕込みをしておいた畑にサクサクと植えてみました。
種いもは、食材として買うよりは少し高いですが、「増える」はず! 穴におさまったおいもさんたち。なんだかかわいらしい
こちらは昨年の収穫の一部。赤い皮がノーザンルビーです。色がとてもきれいで家族からも好評。小さめなのはインカのめざめとインカのひとみ。左上の暗い色のものは土をとると深い紫の、シャドークイーン
今回は植え付け作業が目的で、冬だし収穫は少ないと思ったら、昨年のこぼれ種から自然発生してた大根を収穫したり、意外に育ってた春菊や水菜、間引いたホウレンソウのベビーリーフやらよく茂ってるアサツキやらでけっこうな豊作に。
そこに、畑を管理してる方から「持ってけば〜」と、ネギやニンジンのプレゼントも!
ひっくり返っていますが、大根の葉とネギ、チラリと人参も見えるかと。水菜やアサツキは新聞に包まれてしまいました
畑こそ、「菌活」。美味しい野菜を育むのも、土のいい匂いも「菌」のおかげ
畑にいるととても気持ちがいいのは、土の匂いが好きだから。この芳しい土の匂いは、「菌」の匂いだと、以前本で読みました。米ぬかと牛フンなどが土を肥やし野菜を育てるのも、それらが良い菌を働かせるからみたいです。
そう、このウイルスで不安な時、こうした健やかな土に触れ、良い菌に近づくことは、ワタシにとって元気回復=免疫活性化のひとつだと思っているのです。
もうひとつ、「菌活で免疫力アップしよ」、と友と分け合ったのは、大好きな「甘酒」。ワタシが個人的に愛してる「八海山 麹だけでつくったあまさけ」シリーズの新顔、「さわやかな酸味の紫あまさけ」がとても美味しかったので、教えてあげたくて持参。ワタシはその日は麹プラス乳酸菌でリラックス効果などがうたわれた「乳酸発酵の麹あまさけ」にしました。
美味しいもの、目新しいものはすぐ知らせあいますよね。今回はこれで「ええ?」と驚かせたので、してやったり、な気分(笑) 遠くに咲く梅がきれいでした
どちらも甘酒なのに酸味が爽やかで、甘いだけではないのがポイント。「紫あまさけ」は、深い紫色ということもあいまって、ぶどう味? と錯覚するくらいフルーティな味ですが、原料はお米(米麹)と黒紫米のみという不思議さも面白い。このシリーズの甘酒各種と、母が長年愛飲しているヤクルトや、免疫力アップをうたっている飲むヨーグルト系各種を順繰りで冷蔵庫に常備しておいて、毎日どれかを飲むようにしています。
一般的に菌活は免疫活性にいいとはいえ、直接ウイルスに効くという証左はありません。ただ、特効薬もないなかで、せめてからだの地力をつける努力をしてる、と思うことが不安を少し減らす、というくらいの精神的な安定効果はワタシにはある気がします。そう、今できること&ほしいのは「癒し」効果ですね。
そのほかにワタシが免疫アップ菌活と思って心がけて食べているものは、定番の納豆。季節ものでこの時期だけ手に入る「生めかぶ」を、卵入り納豆と一緒にぐるぐる。めっちゃネバネバさせて食べています。
残りのめかぶは畑で採れた、もとい、「いただいた」ネギと一緒に「めかぶしゃぶしゃぶ」にして食べました。これがウマい! 海藻のヌルネバは腸にいいというし、ネギも温め&免疫力アップ食材ですしねー!
そうそう、最近ぬか漬けも始めたんだった。大根は我が家のミニぬか床に直行です。
あれ? 心身健やかに、の話のはずが、なんだかんだ結局美味しいモノの話に(笑)
もちろん畑のあとは、友とお茶やご飯。この間の話題はやっぱり、こんな時だから何をどう料理して食べてるか、なんですよね。それとか、卒業式がなくなった(涙)お互いの子どもの話、親の心配(介護施設の状況とか)など、よもやま話をしてウンウンと共感。そんなことで、けっこう癒されてます。
ま、ユルっと、なるべくオープンな場所で気のおけない仲間と気持ちいいことや不安の共有、美味しいことでガス抜きする。そんな感じでいわゆる「コロナ疲れ」の毎日と付き合っていくつもりです!
畑の一角に花を植えている方も。季節の花々にも、いつも癒されてます