すっかりリモートワークの日々ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか? ずっと家にいるので、気分転換に、テーブルクロスを春色のフレンチバスク織にして、花もクロスに合わせたビタミンカラーのチューリップにしてみました。
普段はシックな深い色合いやスモーキーなペールトーン好きですが、なんだか元気な色を眺めたくなったりしています。
いつもお世話になっている、たくさんの大好きなレストランがみんな自粛クローズしたりして大変な中、テイクアウトや配送を始めたりしていて、日を追うごとに超予約困難店も参戦するようになってきています。
何だか今まで「今年の花山椒鍋はどこに食べに行こう?」だったのが、「どこのを取ろう?」みたいになっていたりして。
家にじっとしているのが社会貢献という状況ではあるけれど、経済活動として、微力ながら買って食べることくらいしかできないから、食材をいろいろ取り寄せたり、レストランの持ち帰り料理を持ってきてもらったり、近くはお散歩がてら取りに行ったり。
もちろん、超予約困難店のお弁当をお願いせてみることもあるけれど、食材そのものも、今はできるだけ無駄に破棄されないように、余っているところから買ったりできたらなと思っています。
これは、休業を決めて、お鍋やサラダ、スイーツのテイクアウトを始めた、レストランAnisさんの野菜の盛り合わせ。肉の焼きの素晴らしさとともに、数十種類の野菜の締めサラダで人気のお店です。
ほんとにいいお店はいい食材を使ってますよね。
お店がクローズして、素晴らしい食材が行き場がなくて困っているという、生産者や仕入れの方々もたくさんいらして。シェフの方々も、そんな食材の行き場を心配しています。うまくそういう物がみんなに届くといいなと思う昨今。一流店にしか卸さない野菜や海鮮もお得に手に入るチャンスでもあります。これ、検索とかするとたくさん出てきます。
どうせなら免疫力アップに、質のいい食材を生産者さんや流通、レストランを応援しながら食べられたら嬉しいですよね。
余剰食材が深刻で規模が大きいのは、もちろん豊洲市場。
ここは、豊洲市場ドットコムというサイトなどで、情報を流しています。
海鮮も野菜ももちろんありです。
私は、北海道から沖縄までいろいろな地方から取り寄せをしているのですが、例えばこの能登のファーム NOTO高農園も、本来ならレストランにしか卸さないところですが、(一部伊勢丹で購入できたので、時々買っていました)かなりリーズナブルにプロ用野菜をセットにして買えるようにしています。これ、20種類は入っていて3000円(送料は東京で1,500円)。知らない野菜もいっぱい、かぶや大根、お芋などは何種類も入っていたりして、葉野菜もたっぷり、感動します。
4月の購入時は、イディブルフラワーだけでもこんなに入っていて、何回楽しめることか! サラダを作るときも気持ちが明るくなって、上がります。
お肉と一緒に12種類くらいの野菜を煮込んでみると、根菜などもエレガントで品の良いとろけるような食感! 野菜の甘味とパワー、土の質の良さが伝わってきます。
同じく、海老原ファームも、多品種少量生産で、ホテルやレストランに卸していて、質の高い野菜が「エビべジ」の名前で有名になっています。
BOXひと箱に10~12種も野菜が入っています。3000円~。酒蔵も応援ということで、獺祭さんのお酒とのセットも企画中とのこと。フレッシュハーブティーも絶品です。
鮮魚類もストックできなくて大変ですよね。先の豊洲はもちろん、全国に困っているところがたくさん。
例えば、地元静岡の有名天ぷら店、成生をはじめ、傳などの東京の一流レストランにも卸していて、食べるとここのだとわかるくらい状態のいいお魚を扱う、焼津のサスエ前田魚店 西小川店さん。ここは、電話の受付とのことなのですが、この干物セットの美しさで品質がわかるかと思います。これで送料込みで、5500円くらい。 054-626-0003
気になる地域で検索してみると、けっこう出てくるので、そういう魚やさんを探すのもありかと思います。
お肉も、比内地鶏などはじめ、レストラン向けのお肉がやはり余っているので、好きなお肉があれば検索すると、質のいいものがリーズナブルに手に入る可能性が高いですね。
テイクアウトは住んでいる地域で違うので、あまり書いてもと思うのですが、Googleマップに、「テイクアウト」と「デリバリー」のタブが追加になり、そのタブをタップするだけで、周辺の対応店舗が検索できるようになっています。
某大手レストラン評価情報サイトも決済システムとともにテイクアウトバージョンを立ち上げていたり、(掲載されている店舗が、本家で評価されている店舗と路線が、今のところかなり違いますが)、FacebookやTwitterでは、#コロナフードアクションとか、#コロナ支援・訳あり商品情報グループとか、#コロナ焼き鳥サポートとか、個人や仲間で飲食店応援ページをいろいろ立ち上げていたりします。snsでなくても「テイクアウト」「レストラン」などで検索して参考にすると、近くで思わぬいいお料理に出会えるかもしれません。
北海道の緊急在庫処分SOSはじめ、