GOTOロスのお口直し&代償消費?は、近場でプチ贅沢♪
連休もお出かけできなかった悲しき都民のワタクシ。感染拡大懸念中の東京ではそれも仕方ありません。そろそろ夏休み、とも思うけど、7月末日時点で梅雨のあけていない東京では、夏気分もまだまだ。いろいろ先の見えない毎日、結局ずっと近場で過ごすしかない「地味めな夏」がすでに決定…(涙)。
ですが、いや、これが意外にあったんです。青い鳥の棲み家は目の前に!
甘いものが大好きなオチャリーナにとって、夏の近場パラダイスといえば「フルーツパーラー」♪ そして、なぜか今年のテーマは「パフェ」。6月に都内某所で食べた「桃のクープ」以来、「桃のパフェ」を食べるのが「クセ」になっています。
もとよりちょっとお高い果物、「白桃」を使っているだけに、どのお店でもややお値段が張るのが玉に瑕ですが、今年は旅にも行けないし、ましてや海外旅行なんてまだ夢。そこで「あっちこっちに出かけたと思えば!」なる最強の言い訳を思いつき、普段は「高値の花」と思えるセレクトにも、「いいよいいよ、許す!」と私の心の会計担当?が、OKを出してくれるように(笑)。
で、この夏いちばんの感動桃パフェは、なんと家から歩いて行ける範囲にありました。
渋谷区は京王新線沿いの駅、幡ヶ谷にある「果実店 canvas」さんの、これ。 「春日居と笛吹の桃のパフェ」(2600円)。
横から見ても美しい、さまざまな桃と味の「層」がポイント。掘り進むほどに、味わいが広がり、「出会い」があります
上から順に、生の桃、アールグレイ・ティーに浸した桃、バニラコンポートの桃、の3種類を使い、添えられたソルベにもほんのりと桃の味わい?を感じる。
少し掘り下げると出てくるアクセントのグリーンは、ピスタチオのソルベかな?(後でうかがったらなんと「ずんだ」と判明!)。こんがりクッキーみたいに焼いたクッキー様のものやナッツも添えられて、甘さだけでない香ばしさにまた、うならされます。爽やかな風味のアイスクリームや最後に残ったジュレがまた、美味しい!
インスタにあげられているほかのパフェの「構造説明」を見てもスゴいから(ぜひご覧ください)、桃のパフェもきっと本当はもっと緻密に構成されていると思いますが、 何も知らずに食べていても、その優雅な複雑さに感動します。ちょっとしたおしゃれランチにも匹敵する価格ですが、舌と胃袋、そして超ハッピーになった脳が声をそろえました。
「異議なし!」
7月26日の同店インスタのストーリー投稿より。左下のメロンソーダに、構造?説明が。パフェはもっと複雑。かき氷もめっちゃ美味しそうなので、暑くなってきたら「かき氷祭り」かも? *スクリーンショットはお店の了承を得て公開しています
この日のパフェに使われている桃は2種類。桃の産地で名高い山梨の中でも評価が高いという「春日居」のもの。しかも糖度12%以上の「特秀」(この産地での最高ランク)のものを使っているのだそう。
もうひとつはやはり山梨の桃の名産地「笛吹(ふえふき)」の桃で、こちらも糖度12度以上の最高ランク「一桃匠(いっとうしょう」のものなのだそうです。どうりで美味しいわけです。はい、脱帽!
ぽってり肉厚の桃に陶酔。「幸せのフルーツサンド」も美味
住宅街にポツンとたたずむこのお店を知ったのは、ステイホーム時期に近場のカフェやお店の営業時間を知りたくてチェックした、笹塚と幡ヶ谷の飲食店情報のインスタグラムアカウント「笹幡イーツ」より。こんな近くに、こんなに素敵なフルーツパーラーがあったとは!と驚いて、見た瞬間から「行かねば!」と思い、初めて伺った日は、まだ自粛による短縮営業期間中でした。
時間をよく確かめずにたずねてしまって、ぎりぎりテイクアウトできたのが「幸せのフルーツサンド、マンゴー」と、フレッシュなジュースとスカッシュ。さっそく近くの公園でパクパク、ゴクゴクして、美味しさに感動。 (思えばテイクアウトが主だった今年の初夏には、いろんなところでパクパクしてました。)
そして、満を持してたずねた今回は、無事、桃のパフェをコンプリート。さらになんと「幸せのフルーツサンド、桃」にも出会うことができました。この大きな桃の塊! 至福感に満ちています。もちろん、こちらも毎日種類が変わり、いろんな果物が登場。いずれもテイクアウト可能です。
「幸せのフルーツサンド・桃」(600円)とパフェを頼んで、ふたりでいただきました。高校生以上はワンドリンク制。美味しいコーヒーも堪能して、あー、おいち!
桃のパフェふくめ、果物の旬と仕入れに合わせてメニューは毎日変わります(木曜日のイートインはサンドイッチのみ)。桃のパフェも、まだ8月中はメニューに載ることが多そうですが、必ずその日のインスタ(ストーリーにその日のメニューが登場)や、ツイッターを確かめて訪ねてくださいね。 ときどき列もできていますので、時間にも余裕を持って行かれることをお勧めします。(週末は特に混みがちです)
テラスもあり、グリーンが配された店内もすてき。客席も程よい間隔が保たれていて安心です。選りすぐりのフルーツの店頭販売も。ギフトに贈るのも良さそうです
*インスタグラム、ツイッター、フェイスブックのアカウントへは、上記のHP内からリンクをご確認ください