エコバッグがまったく「エコ」と言えないくらい、たっくさん集まってしまったこと、ありませんか?
私はあります。昨年の7月からレジ袋が有料化されてからというもの、エコバッグをいただくことが増え、自分でも「これ便利かな~」と思ったら買ってみたりして、家の中に大量のエコバッグが・・・。
衛生的に使いたいものだけに、傷んできたものは処分するけれど、なかなか減りません。以前のレジ袋のように増えていくエコバッグに、こりゃいかん、と整理することに。シャリ感のあるポリエステルや、コットン風素材のトート型。たたむ時に簡単なものや、ファスナーできっちりとした形状になるもの。いろんな種類があるな~。そんな中で、私が残したのは・・・・・・。
1 MONOPRIX(モノプリ)のエコバッグ
MONOPRIX(モノプリ)とは、パリジェンヌ御用達のスーパーで、私がお休みを取ってはパリに行っていた90年代も、もちろんありました。当時から、レジ袋やロゴ入りのナイロンバッグがかわいかった記憶があって、レジ袋を日本まで持って帰ったことも。今は生活が変わり、パリになかなか行けなくなってしまったけれど、一昨年お土産にもらったこのエコバッグが、今の一軍of一軍。
なぜ、これが私にとってこんなに持ちやすいのかと考えてみたところ、わかったことが。1つ目は持ち手の付き方。二つ目は横型なこと。
つねづね疑問に思っていたのが、レジ袋の持ち手の付き方。荷物を入れてぶら下げると、手首が捻じれ、持ち手を握った手の指側が進行方向になるのがどうしても苦手で。重たいものを買った時には、特に。たぶんコレは私の体の癖で、共感を得る人と得ない人がいるのでは。
ところが、このバッグの持ち手の付き方をご覧あれ。紙袋と同じように握った手の指側が体側に向き、私の場合は、持っててとてもラクチン。しかも、横に長い形なのでつめこみすぎて少々縦に長くなっても、底を道路にこすることもない。私にとってなんとも最高な形なのだ。今、一番の活躍相棒。
2 KALDI(カルディ)のエコバッグ
横型が好みと言っておきながらですが、これはやや縦長。でも、持ち手は好みの形。このバッグの良さは、重たいものを購入して、肩にかけることができるくらい持ち手が長いこと。このままでは手が伸びてしまう~と思うほど重量のあるものを、肩にひょいっとかけて持つことができる。たたんだときのコンパクトさ、軽さも好き。
3 『まい泉』のお弁当バッグ
ほぼ真四角の底面の広さが肝の、『まい泉』(とんかつのお店)のお弁当バッグ。正しい(?)使い方は、ヒレカツ弁当などを、きっちりと平らに、「寄り弁(おかずやご飯が片方に寄ってしまった弁当のこと)」になることなく持ち歩くこと。我が家はお魚を買うことが多いので、生魚や刺身が平らなまま入れられるのが、本当にありがたい。なかなかここまで底面が広いエコバッグはないので、魚を買う日の必需品。大きく入った『まい泉』のマークもかわいい。
以上、一軍エコバッグでした! 物を選んでいくときは、いつでも自分がどんなものが好きなのか、どんなこだわりがあるのかと向き合うことになりますよね~。なんも考えずにヘビーユーズしていたエコバッグに理由があったとは。
ん? 手首が捻じれず自然に持ちやすくって、横型で、魚が平らに入って・・・・・・何かを思い出した。そうだ!
紹介したエコバッグたちに満足はしているけれど、私にとって一番タイプなのは、「サザエさん」にでてきそうな「買い物カゴ」では??
私が幼い時、母は籐の買い物カゴで買い物に行き、新聞紙に包まれた魚や、竹みたいな素材でできた紙に包まれた肉、野菜はそのまま入れて、家に帰ってきたっけ。食料を包んでいたものは、ほとんど自然のものでできてたような気がする。お豆腐は、お豆腐屋さんにお鍋を持って買いに行ったし。いや~昭和の東京ですな。
買い物カゴ、いいな~。一気にいっぱい食料を買うので丈夫でないと困るけれど、探してみようかな。