こんにちは。オリンピックの開会式チケットが当たって喜んでいたのも遠い昔。とっくに行く気は失せておりましたが、なんだかなぁ・・と思っているライブ大好き編集者のすぎです。
堂々と新国立競技場に行ける日が、早く来ますように!
さて、美容担当をしていた15年以上前から、私の中には「紫外線はお肌の大敵」という言葉が刷り込まれています。シミはもちろん、シワもたるみも、肌荒れも、ぜ~んぶ紫外線のせい。コラーゲンを分解し、DNAを傷つけることすらあります。
というわけで、もちろん日焼け止めを塗った上で、私の毎日の生活に欠かせないのが日傘です。
サングラス&日傘で信号待ちをしていたら、他の編集部の後輩に「日光アレルギーですか?」と聞かれたこともあります。相当怪しかったんでしょうね。
できるだけ日陰を選んで歩き、一年中、なんなら曇りの日だって傘を差していたいぐらいの私。(曇っていても、紫外線の量は快晴の日の80~90%もあるそう!) 道行く人に、雨が降ってきたのかと思わせたなら、謝るしかありません。
そして基本ズボラなので、選ぶ日傘の条件は晴雨兼用の折り畳み傘であること。朝からずっと雨の日は長傘を持って家を出ますが、それ以外の日は必ずバッグに入れておくためです。
このD-VECというブランドは、前の傘を使い倒し、そろそろ新しいのが欲しいなと思っていたときに、テレビ東京系の『カンブリア宮殿』という番組で知りました。
クリエイティブディレクター・佐藤可士和(かしわ)さんの特集で、「企業の強みを徹底的にヒアリングすることで価値を見出し、一目で分かるデザインや新たなビジネスを提案する」という彼の仕事の一例として取り上げられていたのです。
佐藤さんがデザインしたロゴがこちら。
もともとは1958年創業の釣り具メーカーだったダイワ精工という会社が、その防水・耐久技術を生かしてアパレル業界に参入し、機能的なファッションのブランドとして2017年に立ち上げたのがD-VEC。
釣り糸にも使われているポリエステルを編み込んで開発した軽くて撥水性の高い生地と、釣り竿に使われる、しなやかで軽くて強いカーボン素材をうまく活かせば、確かに高機能な傘が作れそうです。
気になって検索したら、表参道ヒルズのB1Fにショップがありました。(通販もありますが、現物を見ないと物が買えない私・・)
白を基調にしたモダンな店内で、防水レインウェアや撥水シャツやジャケットなど、ファッションアイテムもチラ見しつつ傘のコーナーへ。
重さなんと76グラムという、超軽量(スマホの半分以下!)を売りにした晴雨兼用の「カーボンテクノロジーアンブレラ」というシリーズもありましたが、私はさらに遮光率99.99%、紫外線遮断率も99.9%以上という「1級遮光カーボンテクノロジーアンブレラ」をチョイス。
家に帰って傘袋なしの重さを量ってみたところ、106グラムでした。
以前使っていた無印良品の傘と比べても3分の2程度の軽さです。
傘を開いたときに弧を支える親骨だけでなく、柄の部分である中骨にもカーボンを使っているのが『D-VEC』の傘の最大の特徴で、柄をキュッとひねって伸ばしたり縮めたり固定するという、まさに釣り竿の原理が生かされています。
買って3カ月経ちましたが、今のところ、大雨強風でも傘がひっくり返っておちょこのようになることもなく、快適な使い心地。ますます日差しが強くなりそうなこれからの季節も、この日傘とともに乗り切りたいと思います。