コロナでマスク生活になって約1年半。
おかげで顔の下半身が重くて、だるい。
マスクでこんなに顔が疲れるとは……。
マスクが顔に与える影響をこのコロナ禍で初めて知りました。
思い立ったとき指や拳骨でグリグリと頬や耳の周りをほぐしたりしていたのですが、すると今度は手が疲れてきます。
そんなある日、洗面所の引き出しを片づけていると出てきたのがかっさ。
7,8年くらい前に当時通っていた近所のエステサロンで買ったものなのですが、樹脂にトルマリンの粉を練り込んであるそうで、値段はなんと16,000円。
そこは個人経営のサロンで、施術が終わるといろんな美容アイテムを売り込んでくるところでした。そのかっさも「顔の上に軽く滑らせるだけでむくみがとれ、リフトアップ効果もある」と説明され、実際に店主が自分の顔の半分にそれを使ってみせたら本当にやった方の顔が上がったので、買ってしまったのです。
買ってしばらくはちょこちょこ使い、「あ、目尻の位置が上がった!」などと喜んでいたのですが、案の定じきに飽きてしまい、いまやすっかりご無沙汰。
値段が値段なので捨てるのも惜しく、しまったままでした。
もしかしたらマスクで生じた顔のコリがとれるかもしれないと、顔の上を滑らせてみたり、小鼻の脇とか耳の後ろなど老廃物がたまるといわれているポイントを押してみましたが、なんかイマイチ。
押し当ててもタッチが曖昧で、「うー、気持ちいい」とならないのです。
そもそもそういう使い方をするようにはつくられていないのかもしれません。(それにしても少しくらいダルさがとれて欲しかった、16,000円もしたんだから……とモヤモヤしました)
そんなある日美容関係の方とのオンラインミーティング中、「マスクで顔が疲れて仕方がない」と嘆いたら、「だったらかっさがいいですよ。そういえばアユーラのかっさって試したことあります?あれ、気持ちいいですよ」と教えてもらいました。
そしてこれが、そのアユーラのかっさ。
正式名称はビカッサプレート プレミアム。
陶製で税込み価格3,080円。
先に紹介した16,000円のかっさとは、形状も値段も全然違う。
(16,000円のほうは、涙型のスルンとした形をしています)
結論からいいますと……
コレは効いた。
それももの凄く!
手持ちのクリーム(油分が少ないもの)を多めに塗布し耳の前、顎のライン、耳の後ろ、首筋を各5回ザッザッと流しただけで……
顔が劇的に軽くなる!
しかもコっている部分にほどよくプレートが当たり、う~、気持ちいいッ。
頬周辺の重ったるさやコリがとれるのです。
私は自分が重ったるい・だるいと感じるところを自己流で流していますが、ちゃんとした使い方はアユーラのサイトで見れますし、製品に説明書も同封されています。
またこのビカッサ用のマッサージ美容液ビカッサフォースセラムもあるそうなので、今度はそちらも試してみたい。
それにしてもアユーラのかっさの登場で、ますます買ったことが悔やまれる16,000円のかっさ……。
「少なくとも目尻の位置は確実に上がる」と自分に言い聞かせ、まだしばらくはとっておくことにしました。