こんにちは。宮本浩次さんの全47都道府県ツアーのスケジュールが発表され、ドキドキしているライブ大好き編集者のすぎです。
来年こそ、追っかけ可能な世の中になっていますように!
さて、前回 499円のイケアのフライパンをリピート買いした話 を書きましたが、そういえば・・と、とんでもなくリピート買いしているものを思い出しました。
MBTの靴です。
MBTとはMasai Barefoot Technology(マサイ・ベアフット・テクノロジー)の略で、東アフリカのマサイの人々が、草原や砂地を裸足で歩くような「自然の不安定さ」を再現するソールが特徴の機能性シューズです。
1996年にスイスで生まれたシューズブランドですが、日本で話題になったのは2007年頃。ファッション業界の人たちが「履くだけで姿勢が良くなり、足腰が鍛えられる」と、MBTの黒い厚底サンダルをこぞって履き、モード誌「SPUR」で特集が組まれたりもしました。
私も最初は流行りに乗って履いてみたのですが、すっかり気に入り、トレンドが移り変わろうと、青山や表参道から店舗が移転しようと、お店を検索しては10年以上リピートしています。
このMBTのソールは、普通に立つとユラユラ揺れます。が、慣れてくると体が自然にバランスを取ろうとするのか、必要な筋肉が鍛えられて姿勢が良くなる感じが心地いい。
さらにライブの場であれば、4センチぐらい背が高くなるのもうれしい(笑)。
私は、筋トレやランニングなど「苦しさの中に快感を見出すこと」は全くできないのですが、歩くのは大好き。しかも「ただ歩くだけでは有酸素運動としての効果がない」と聞いて以来、「背が低い(156センチ)のに歩くのが早い」と人によく言われるぐらい、スタスタ歩くようにしています。
MBTの靴を履いていると、「かかとから着地して親指側のつま先で蹴り出す」という正しい歩き方の流れを、このソールがアシストしてくれるので、本当にどこまでも歩けてしまうのです。
2駅30分ぐらいの距離なら歩いてしまうことも多いし、最近はすっかり行けていませんが、旅先では1日2万歩なんてこともザラにあったりします。(と、ちょっと自慢気に書きましたが、先日、指圧の先生に「背中や腰が張ってしまうので歩き過ぎも良くない。2万歩は、あきらかに歩き過ぎです」と注意されました。何事もほどほどに、ですね)
たまにMBT以外の靴も買ってみたりするのですが、もはや窮屈な靴には耐えられない足になっているのと、やはり歩きやすさで勝てるものがなく、結局MBTに戻ってしまいます。
人によっては、見た目のボリュームと重さが苦手だったり、姿勢を正すはずが逆に腰が痛くなったり、筋肉痛になるので長く履けないという話も聞くので、合う合わないはあるかもしれません。
でも私にとっての欠点は、雨の日に滑りやすいということぐらい。マンホールの蓋などは超危険なので気を付けています。
現在、下駄箱の中には、これだけのMBTがありました。
たぶんセールで安かったのだと思いますが、スニーカータイプのものはあまり履かないことに気づきました。フェスで砂ぼこりにまみれてもいい用に、かなりくたびれた靴も捨てないでいるのですが、もう2年もフェスに行ってないのかと思うと寂しいです。
(あと、たまに「古いMBTを3000円で下取りします」というキャンペーンがあったりするので、そのためでもあります)
昔好きだったパテント素材のワンストラップ靴がマイナーチェンジして復活していて、これが最近一番のお気に入り。
周りには「ず~っと同じ靴を履いてるなぁ」と思われてそうですが(笑)。