秋も深まってきました!
紅葉が美しい季節到来ですね!
都内でも屈指の苔とモミジが美しく、京都にいるみたいと言われる歴史あるお寺、祥雲寺ってご存じでしょうか?
広尾の商店街の突き当り、立派な門から先に入っていいものやら躊躇われるのですが、ここ、ほんとに建物も、お庭も素敵なのです!!
初めてお庭を拝見したのは、初夏。苔が何とも立派で、聞けばイケメンご住職が、ピンセットでひとつずつ触って育てているそう。
都会の真ん中にもかかわらず、立派な苔と木々が茂り、鳥のさえずりが絶えず聞こえ、ほっと安らげる場所です。
ここで坐禅の会が行われてることは知っていましたが、なかなか行けず、先日ようやく参加できました。
朝、鳥の声と気持ちいい光を感じながらの1時間の坐禅の時間が本当に心地よく、最後にいただくお抹茶が沁み入るようににおいしく感じ、安らぎました。
広間で坐禅の後、このお部屋でお茶菓子とともにお抹茶をいただきます。
敷地内に、お茶室が7つもあり、どのお部屋もそれぞれ趣があって、心が落ち着きます。
「開かれたお寺でありたいのです。みんながふらっと来ていただけるような。
なので坐禅以外にも、コロナの前はヨガや写経、茶道などの企画もしていました」
日曜マルシェで、産直野菜を売っていたりも。そんな時に奥庭を眺められたら、ほんとうに素敵!
そんなやりとりをしていたら、一緒になにかやれないかという話に。
「Never Ending Note 作ってましたよね?」
「そうなんです。去年それをリニューアルして出したのです」
「今、墓じまいをしたいというお話もよく聞きますよね。祥雲寺もそんなご要望に、ハーブ園を樹木葬のスペースにする準備をしているところです。新しい終活のお話やエンディングノートのお話をするのはどうでしょう」
東日本大震災の翌年、女性誌編集者としてできることはないか? と、Facebook上に編集部を立ち上げ、幅広い世代の意見を取り入れて、今までにない形のエンディングノートを作りました。それをコロナ禍の去年、法律の改正や、制度の変更をふまえ、コラムを一部改訂。初代はベビーピンクの表紙でしたが、今回はリクエストもあり、老若男女共に使いやすくプレゼントしやすい、ミントブルーのカバーにして出したのでした。
テレビ各局、新聞、ラジオ、雑誌と、たくさんのメディアで取り上げられ、大きな反響があったロングセラー『Never Ending Note~未来に残すエンディングノート』。30代の子育て世代や、40代50代の「終活」ビギナーに向けての使い方セミナーを全国各地で開催しました。
何歳からでも、いつからでも。自分の大切なことを書きこむことで、「自分が主人公のかけがえのない人生」の記録本にしていただけたらという思いで作ったこのノート、セミナーで不思議といつも言われたことが。
「好きなこと、やってきたこと、旅の記録など書いていくと、やりたいことがどんどん湧いてきて、それを書いてるうちに元気が出ました」
例えば、“人生の年表”は100歳まで刻まれているのですが、皆さん今までの想い出だけでなく、これからやりたいことを書いていて、中には家族全員のこれからまで書き込んでいる方がいらしたり。
そんなわけで、
「未来の扉を開く第一歩、これからの生き方が見えてくる Never Ending Note~ネバーエンディングノート ワークショップ」
が2021年12月4日(土)13時より、開催されることになりました。
祥雲寺のご住職のお話、作家・エッセイスト横森理香さんからは50代で書いてみた感想も含めた終活とエンディングノートのお話。
ノートの書き込み講座ではイラストレーターカイフチエリさんに、当日お渡しする「Never Ending Note」に書いていくコツを教わります。
ピークの紅葉を眺めながら、お茶室でお抹茶を立てていただき、ゆったり楽しめます。
ご興味ある方、詳細・申し込みは、こちらを見てみてくださいね!!
臨済宗 大徳寺派 瑞泉山 祥雲寺
渋谷区広尾5-1-21