こんにちは。King Gnuの代々木体育館もBUMP OF CHIKENの幕張メッセも「厳正なる抽選を行った結果、残念ながら今回はチケットをご用意することができませんでした」という定型文のお知らせが届き、がっかりしているライブ大好き編集者のすぎです。
BUMPの結成25周年記念ライブ、あぁ、行きたい・・。
さて、世の中がクリスマスムードでいっぱいな中、秋の話題で恐縮ですが、私は銀杏(いちょう)の黄葉がとても好きです。
明治神宮外苑のいちょう並木
特に明治神宮外苑のいちょう並木へは、11月中旬から12月上旬にかけて「そろそろ色づいてきたかな?」「まだ大丈夫かな?」と、折に触れ散歩に出かけたりします。
実はこのいちょう並木、遠近法で青山通りから絵画館が美しく眺められるよう、背の高い順に植えられていて、青山通り側の一番高い木で約30メートル、絵画館側の木は20メートル弱と、10メートルもの差があることをご存知でしたか?
地盤そのものも絵画館側が1メートル低く、青山通りからだと300メートルの距離を、なだらか~に下っているのですが、全く気付きません。
また、4年に1度、葉のない1~3月にかけて剪定し、円錐三角形に木の形を整えているのだそう。非常に計算された美しさなんですね。
9メートル間隔で植えられた木は、左右の道に2列ずつ、さらに秩父宮ラグビー場に続く2列も含め、全部で146本あるそうです。
多くの人に踏まれて黄色く染まった道もまた素敵。
コロナ前の2019年までは、いちょう祭りが開催されていて、夜間のライトアップも綺麗でした。
北海道大学のいちょう並木
こちらは2017年の10月末に札幌へ行った時、ちょうど見頃だった北海道大学のいちょう並木。
青空と黄色のコントラストが気持ちいい!
有名なポプラ並木も黄色く色づいてましたよ。
愛知県稲沢市祖父江町のいちょう
ところで、私の地元・愛知県は銀杏(ぎんなん)の生産量が全国1位。
帰省した時に、特に有名な稲沢市祖父江町に連れていってもらいました。(写真は2019年11月下旬のものです)。
並木道というよりは、いちょう畑という感じですが、町中がふんわり黄色に包まれているようで、本当に綺麗でした。町にはなんと1万本以上ものいちょうの木があるのだとか。遠景の写真を撮らなかったのが悔やまれます。
樹齢推定250~300年の大樹がある祐専寺(ゆうせんじ)にも行きました。。
そして私、銀杏(いちょう)を見るのと同じぐらい、銀杏(ぎんなん)を食べるのも大好きです。(←同じ漢字で、木と実を指す2つの読み方があるって面白いですよね)
どれくらい好きかというと・・
金沢の近江町市場で「ぎんなん割り器」を見つけた時、「うわ、これ欲しい!」と思って買ってしまったほど。
ひとり暮らしだというのに、限られた季節の銀杏をどれだけ食べるつもりなのか。
それまではキッチンばさみの真ん中のギザギザ部分に挟んで割っていましたが、微妙にうまくいかないことも。でもこれならピシッと簡単に気持ちよく割れます。
封筒に入れてレンジで1分チンするだけで、できあがり。熱いうちに薄皮をむくという面倒くささはありますが、まぁそれくらいは我慢します。
塩とオリーブオイルと、薄くスライスしたパルミジャーノチーズをかけて食べるのが、もっぱらのお気に入り。ワインにも日本酒にも合うおつまみです。
ちなみに銀杏にはビタミンB6の働きを阻害するメチルピリドキシンという成分が入っているので、食べ過ぎはよくないとか。(特に子供はメチルピリドキシンを解毒する酵素を持っていないので中毒になりやすく、あまり食べさせないほうがよいそうです)。気をつけます!