先日、横浜に初雪が降りましたね。12月末、いよいよ寒さも本格的になってきました。
となると、やっぱり感じる肌の乾燥。顔も手も体もーーー(涙)、まめに保湿しているつもりでもなかなか追いつきません。こんな時、私が頼るのはオイル。今、オイルは多種多様、いい製品がたくさん販売されていますが、今回は最近出会って「おおー♪」と思った2つのオイルをご紹介したいです。
【右】スピーディア「グラマラス ブースターオイル」
【左】トワニー「ミッドナイトコート」
まず右の「グラマラス ブースターオイル」。文字通りスキンケア前のブースターとして使うオイルです。この原料が変わってる。なんとオーストリッチオイル、そうダチョウのオイルなんです!
ええーー、ダチョウ!?「どうぞ、どうぞどうぞ♪」のオジちゃんたちではありません(←我ながらつまらん)。あのデカい、空を飛べないダチョウです!実はダチョウは今、さまざまな面で注目を集めているホットな生き物なんです。
まず、食用として。その肉は古くから食されてきましたが、今は牛肉などの代替品としても注目度アップ。卵がまたスゴい。食用の他、その黄身から、直近ではなんと新型コロナウイルスを不活性化する抗体が作られているそう!抗体入りの「ダチョウキャンディ」なるものも発売されているようで、驚きです。
その他にも羽根、皮革(高級素材オーストリッチ♪)、乗り物としても!馬ほど人間の乗用に適してはいないそうですが、乗ることは可能だとか。まさに「捨てるとこなし」な優秀な生き物です。
で、オイル。こちらも実は、古くから美容に用いられていました。古代ローマやエジプトではオイルマッサージに使われていたとか。成分にオレイン酸、リノレン酸など、肌にいいものを含み、皮膚浸透性も高いと言われています。
この伝統のオイルを、現代の大人女性向けにバージョンアップ。1円玉程度を肌に伸ばし、その後、化粧水→クリームといったいつものケアをすればいいのですが、やはり潤い感が断然違う!時間がないとき、ケアが面倒なときは、オイルを塗り、その後スプレー化粧水をシューっとするだけで、かなり保湿できると感じます。
それでいて、オイル特有の重い感じはせず、サラっと馴染みます。顔だけでなく、手や爪、ボディ、髪にと全身に使えるのもポイント高し。冬の肌の底上げに、頼もしい存在です。
こちらが通常ケア前の“導入”オイル。ではケア後の“お守り”オイルが…
トワニー「ミッドナイトコート」。名前にすでに「コート」と入っていますね。こちらは就寝前に使用することで、睡眠中の肌の乾燥を防いでくれる、というオイル状美容液です。
冬の朝、起床して「のどが痛い」と感じることはありませんか?睡眠中に、のどが乾燥してしまうのが原因らしいのですが、肌もまさに同じ。夜は皮脂の分泌が少ないため、夜から朝にかけて水分がどんどん蒸散してしまうそう。なので夜の肌を乾燥から守る、まさにお守りになるオイルです。
使うと確かに、翌朝の肌が違う!きっちり潤いが残っていると感じます。なのにこちらも使用感に重さはなく、べたつきは感じません。ハーブやウッディを調香した、深い香りもいい。手のひらに伸ばし、香りをかぎながら深呼吸すると、気持ちが落ち着いてきます。夜専用のオイル、というスペシャル感が、ちょっと贅沢な気持ちにさせてくれます。
冬の乾燥は美容だけでなく、健康にも大敵。バリア機能や免疫力の低下を引き起こし、風邪をひきやすくなってしまいます。オミクロン株も油断できないですよね。寒さと乾燥に十分注意して、いい2022年を迎えましょう♪