お正月休みの前に友人に勧められた映画『ドント・ルック・アップ』、大人気ですよねー!
レオさまにメリル・ストリープ、ケイト・ブランシェットなど、ハリウッドの実力ある「大御所」たちが揃い踏み。若いヒロイン、ジェニファー・ローレンスも超チャーミング! そんなオールスターキャストで展開される話は、風刺が効きまくりでめっちゃ笑えるうえに尻尾の先までサービス精神が行き届いた一作です(ゆめゆめエンドロールの途中でスイッチ切ったり立ち上がったりしないでくださいねー!)。
コロナ禍や気候変動といった地球規模の災厄と、科学や知性の否定、格差や商業主義と政治や企業のモラルハザード…などなどと、今どきのあるあるで深刻な問題が「これでもか!」と笑いとともに繰り出される展開を、ワタシはとても面白く、そして怖ろしく観ました。
だからというわけではありませんが、最近のオチャ散歩、なぜか上を見上げてしまいます。はい、映画で言えば「ジャスト・ルック・アップ』派?(笑) 空を見上げることが増えたのは映画を見る以前からなのですが、冬が近づいて以来、ご近所の花のバリエーションも乏しくなったため、地上に目を奪われるものが少ないからかもしれません。また、空気が澄んでいるせいか、この季節は空や雲、陽の光が美しく見える気がするのです。
写真は年末のある日。流れる雲がきれいな様子が小田急線の車窓から見えたので、降りてすぐ、駅前のビルのテラスに行って撮影しました(モノ好き?)
ただの晴れた空。でも、葉を落とした木々のせいか、空が広くて光が燦々と降り注ぎ、超気持ちいい!
見上げてみると、目に入るのは空ばかりではありません。
真っ白く輝くイチョウ並木の脇では凧が上がっていました
枯れた木とのコントラストもきれい。光を浴びたイチョウの梢がこんなに美しいとは! 新しい発見です
近くに見つけた面白い枝振りのサルスベリの下から空を見上げると…こんな感じ。ちょっと抽象絵画のようで素敵。
同じ「木」でも、こちらはウネウネ系のサルスベリ。これはこれで味のある枝シルエット。以上4点は、もう少しすると梅が咲きそろう「羽根木公園」で
二子玉川の川べりにある、「二子玉川公園」で、家族が「あっ!」というので見上げたら、鳥たちが様々に形を変えて群れ飛んでいました
年末年始、友人のSNS投稿などに、「上を向いて歩こう!」という言葉を複数見つけたのも面白い偶然でした。いずれもたぶん映画とは全然関係なく、「いろいろ大変なコロナ禍にあっても、元気を出して行こう」という趣旨でしたが、今、新しい年の初めに当たって共通する気持ちのようです。
同じタイトルの往年の名曲は、近く始まるドラマのテーマソングになるという情報もありますね。なんだかみんなナチュラルに、気分は「ルック・アップ」???
そして、上を向くと、「スマホ首」とも言われる「ストレートネック」も矯正できて、からだにもいい気がしてきます(笑)。
同じ公園のちょっと高いところに移動して、遠くに目をやれば、松の間から富士山が。漂う雲も可愛らしくて、いい感じ。
富士山の上にいる雲が、「天使の輪」のようで可愛らしい!と嬉しくなった瞬間。このあと少しして見たら、もう雲は違う形になっていました
もう冬至も過ぎたので、あとは日も長くなる一方。お日さま好きのワタシには嬉しい季節です。ぜひ、「レッツ・ルック・アップ」一派としては、上を向いて気持ちも明るく、目をしっかり開いて困ったことには早めに対処して、元気で過ごせる一年にしたいものですねー! どうぞ今年もよろしくお願いいたします!