最近、感動したことはなんですか?
北京オリンピック。
大好きなフィギュアスケートで、羽生結弦選手にはもちろん大感動しました。鍵山優真選手と宇野昌磨選手、坂本花織選手の演技にも!
それとは、かなーり別次元の話ですが・・・
最近感動したこと。それは、アボカドの種が、半年かかって発芽したこと。
もともとグリーンを育てるのが好きで、家には25年以上の付き合いになる、ベンジャミン、パキラ、ドラセナがいます。そういったTHE観葉植物も、いいのですが・・・「これって、育つ?」っていう植物が、面白いんですね~。
ニンジンの葉っぱのついているほうを、ちょっとだけ切って水につけて、育ててみたり、スーパーで買ってきたメキシコ産のカボチャのタネを植えてみたり。ちょこちょこ育てては、成功したり失敗したり。3月にお雛様と一緒に飾っていた桃の木も、育たないかな~と、いろいろ調べているところです。
で、
このコロナ禍で、凝ってみたのが・・アボカドの種を発芽させる、です。
スーパーで販売されているアボカドを食べたら、でっかい種が残りますよね。それです。
「これって、育つ?」と考える人って、世の中にたくさんいるんですね。YouTube投稿はもちろん、個人ブログで「アボカドの種の育て方」の記事もいっぱい見つけました。
片っ端から見たところ、発芽までに用意するのは2つ。
ビンと爪楊枝。
アボカドの種に、このように爪楊枝を刺します。種のとんがっているほうを、上にして3つの方向から爪楊枝を刺します。
載せている写真は、ことごとく種のとんがっているほうがわからないですね・・・・・・。すみません。
こんな感じにしてビンにセット。毎日水を変えて世話をしていると、30日~40日で発芽します。
昨年、6月にやってみた3つの種は、およそ1カ月で発芽。ビンの中で根っこが十分に育った頃、土の入った鉢植えに移行。ベランダに出して育てていたのですが、秋から冬にかけて乾燥させてしまい、枯らせてしまいました。とほほ。
今回、発芽したのは、昨年の10月に水耕栽培を始めたもの。何度も、こりゃ難しいかな~と思いましたが、なぜか諦めきれずに毎日水をかえていました。
すると、今年2月ごろから種が割れ始めて、なんと根っこが出てきたではありませんかっ!
はじめてから5カ月目です。
その後も、ゆっくりゆっくりと根を増やし、2月末に発芽。
その後も、のんびりと育ち、今こんな感じです。大きさがわかると思って、階段にしたら、ホコリが(笑)。
根っこの部分はこう。
今まで育てたアボカドの種の中では、成長速度が最遅。亀山カメ子と名前を付けたいくらいです。
そしてなぜか、この発芽にえらく感動してしまいました。
「生きてたんだねっ!良かった!生命ってすばらしい!」って感じです。
コロナがなかなか収束せず、世界では争いが起こって「命あっての物種」と強く感じます。
アボカドの種に宿っていた生きる力に、ブラボーです。
草花の種をまくのに、最適な季節がやってきました。
アボカドをおいしくいただいたあと、種の発芽にトライしてみませんか。
噂では、実がなるまでに約7年はかかるそうです。桃栗さんねん、アボカド7年。