お料理は得意ですか?
私はまったく得意ではありません。
ホンモノの料理上手さんは、冷蔵庫の中にある素材を見て適当に作る、とか。ちょこちょこ味見しながら味付けしていく、とか。私にとっては神ワザレベルのことをサクサクやりますよね。すごい。
必要に迫られて毎日作っているものの、料理本、料理アプリとにらめっこし、どんなにベーシックなものでも覚える気配がありません。私ったら。
なので、調味料はできるだけ正確に。素材の切り方も、なるべく写真通りに。そして、煮る・焼く・蒸すなどの時間も、可能なかぎり正確に。書いてあることにそって作れば、かならず出来上がるはずだから。
「できるだけ」「なるべく」「可能なかぎり」。このあたりに性格がでますね。
料理本、料理アプリにおんぶにだっこな私ですが、調理時間の測り方だけ、自分なりに便利な方法を開発いたしました。
まずは「タイマーを2個用意して、3分と5分をセットしておけば、だいたいOK大作戦」。青山学院の原監督並みにベタですね。
自分で料理をし始めてから、結構な年数がたつわけですが……1年くらいたったところで、データが取れたんですっ(スージー調べ)。
沸騰してから「煮る」で、ありがちなのが10分~15分。
「蒸す」でありがちなのが、野菜によって3分、5分、10分。
魚をグリルで「焼く」とき(我が家は片面焼き)、ありがちなのが片面5~6分、返して5~6分。
ほ~ら、どの時間も3分と5分を組み合わせればOK! どの作業でも、3分と5分にセットしてあるタイマーがあれば、いい感じに測れるんです。
もし、煮物しながら魚を焼いていたりしたら、煮物には5分タイマーを2回もしくは3回使用。焼き魚には、3分タイマーのほうを4回使用。
ん? 3回も4回もタイマーをプッシュするのが面倒くさい??
私は、一回一回数字をセットするほうが面倒くさい。「ピーピー」鳴ったら、一度止めてすぐに再度押す。これなら、簡単。
たまに、2分さっとゆでる、みたいなときは3分で代用。まぁ、素材はちょっとしなっとなりますけど、気にしな~い。
この作戦以外で、ちょっとエンタメ性を加えたいときはちょっと遊びます。
タイマー以外の技として、なにかの調理で「レンジで10分」とあったら、レンジとぐつぐつ煮込むのを同時にスタートする。
音楽を聴いているときなら、最近の曲は、ほぼ4分半~5分くらいのものが多いので、それをタイマーが代わりにしたり。
もしAppleWatchをお持ちなら、両手がベトベトになってしまいがちな揚げ物などのときは、このタイマーが超便利です。
手がギトギトになる前にセットし、アラームが鳴ったらAppleWatchを付けているほうの指をダブルタップすると、停止できます。ダブルタップというのは、上の写真の時計画面の上のほうにある、青い丸の中にあるような手のしぐさ。もし、持っているのにタイマーを使ってない方がいたらぜひ。(ご自分のAppleWatchがダブルタップに対応しているかどうか、ソフトウエアのバージョンをご確認くださいね)
食事の準備をすること自体が時間との闘いなので、失敗はできない。とにかく効率よく料理を仕上げるために、たどり着いた調理時間計測方法のお話でした。