こんにちは、ギリコです!
今日は最近使ってみてよかったUVクリーム(日焼け止め)をご紹介します。
私がUVクリームという商品が世の中にあることを知ったのは30代のはじめです。
その頃から仕事で、今は美容家として活躍なさっている君島十和子さんにたびたびお会いするようになり、それこそ「美容の超基本的なこと」を十和子さんの取材で学んだのです。
十和子さんから教わったことはたくさんありますが、そのひとつが紫外線対策の大切さでした。
海水浴やプールに行ったときに体に塗る〝コパトーン〟とか〝アネッサ〟などは知っていましたが、毎日の顔のスキンケアに紫外線対策を取り入れるなんて、それまで考えたこともありませんでした。
ですから、あるとき取材で十和子さんが「私は紫外線を〝おばあちゃん光線〟と呼んでいるの」「美肌のために紫外線対策は夏以外の季節もマスト」とおっしゃったときも「どうしてですか?」とぽかんとしてしまいました。
まじめで、ひとをけっして馬鹿にしたりしない十和子さんは、毎回、何も知らない私に丁寧に教えてくれましたが、このときも紫外線が肌をどれだけ老化させるのか、そして春から紫外線量は高くなるので(※1)夏だけ紫外線対策をすればいいのではない、など説明してくれたのです。
※1 日やけやシミの原因となる紫外線(UVB)の量は、4月頃から増え始め、6月~8月にピークに。またシミ・しわ・たるみなど光老化の原因となる紫外線(UVA)の量は、4月~8月がピークだが、年間を通じて高い傾向が。なので通年のケアが必要といわれている
そこからです。
私が朝、季節を問わず、出かける前に必ずUVクリームを顔に塗るようになったのは。
初めて使ったUVクリームは十和子さんがプロデュースしたもの。
以前この「つぶやき」でも何度かご紹介しましたが、このクリームは白浮きせず、べたつかず、使い心地は抜群。しかも化粧下地としても使えるという便利さ!まさに日焼け止めの最先端ともいえる、機能性の高い製品でした。
SPFの値も当時としては珍しかった50+で、ゴルフのように長時間を外で過ごすときはもちろんのこと、買い物や通勤などふだんの生活でも絶対欠かせず、相棒も気に入って愛用していたので、ずいぶんリピートしました。
その後、仕事でもプライベートでもいろいろなUVクリームを試す機会がありましたが、十和子さんのUVクリームのような使いやすくて高機能なものにはなかなか出会えませんでした。(「使用感がいいな」と思うとSPF値が32と低かったり、「お、これはSPF50だ!」と思って塗ってみると白く浮いて首と顔の色が違ってしまったり。またSPF50で白浮きもしないけれど、油分が多すぎて化粧崩れの原因になってしまうものなど、いまひとつなものはいろいろありました)
あの頃は美容部員さんや美容関係者に「SPF50で、よいものを探している」と言うと「50なんて日常生活では必要ないですよ。30ちょっとで十分ですよ」と本当によく言われたものです。
でも、十和子さんの肌の美しさを自分の目で見ている私。
そして「あの美肌を紫外線から守っているのはSPF50」であることを知っていたので、周囲の「30ちょっとで十分」説に耳を貸す気は全くありませんでした。
なので今まで一度も、50以下のものは使用したことがありません。
またSPFだけではなく、PAという値もUVコスメに表記されていること、そしてそれが意味することも十和子さんのUVクリームを使うようになってから知りました(※2)。
※2 SPFは日焼けやシミの原因となるUV−Bに対する防止効果を示し、PAは光老化の原因となるUV-Aに対する防止効果を示すもの。PAは「PA+」から「PA++++」までの4段階で表示され、「+」が多いほど防止力が高い。なのでSPF値だけではなく、PA値もギリコは重視しています
「UV対策が美肌のためにはマスト」と学んだあの日から20数年。
今はSPF50+の商品がたくさんあり、美容液としても機能するもの、乳液や化粧下地としても使えるものなどバリエーションもさまざま。UVクリームの進化を感じています。
ちょっと前に年が明けたと思ったのに、早いもので季節も春になり、紫外線量はピークに!
そこで今回は、最近使ってみてよかったUVコスメをご紹介します。
それが、じゃじゃ~ん!
この7つです↓。すべてSPF50+!ひとつをのぞいてPA++++!(ヴェレダだけPA+++)
〔上の写真左から:アスタリフト D-UVクリア アクアデイセラム 、マツモトキヨシ ザ・レチノタイム リンクル デイミルク UV30ml <医薬部外品>、ディセンシア フローレス UVプロテクター、ソーラーD サンスクリーン、ヴェレダ エーデルワイス UVバリアクリーム、ノエビア 薬用ブランプロテクター W< 医薬部外品>、ノエビア レイセラ UVクリーム〕
まずは下の3つをご紹介します。
アスタリフト D-UVクリア アクアデイセラム
富士フイルムの独自技術により開発した紫外線防御技術「D-UVガード」で、「Deep紫外線(*UVAの特に波長の長い370~400nmのこと)」もしっかり防ぐ、というもの。
美容液と化粧下地の機能を備えていて、手に取るとうすいオレンジとピンクの中間ようクリームが(下の写真の一番下のもの)。
よくあるラベンダー系の色みだと、私の場合、顔色が悪く見えてしまうのですが、その点この色なら大丈夫なのです。
実は私は、ふだんのメイクではできるだけファンデーションは使わない派。
これを塗ったあと、パウダーをうすくはたくだけで会社に行きます。
パウダーがしっかり密着するので、ファンデーションを使わなくてもきちんとした肌印象になるからです。
それになめらかなので、小鼻のわきやしわにものばしやすいんですよ。
美容液としては、独自技術でナノ化したナノアスタキサンチンとナノリコピンのほか、植物由来成分「スターフルーツエキス」や3種のコラーゲンなどの美容成分をたっぷり配合。ハリとうるおいのある肌へと整えてくれるそう。
お値段は税込みで4,290円(30g入り)。
ノエビア 薬用ブランプロテクター W< 医薬部外品>
「美白もかなえたい!しわ改善もしたい!もちろんUVカットもしっかりしたい!」
という欲張りさんにぴったりの製品です。
日焼け止めでありながら、日中用エイジングケア美容液でもあります。
下の写真の真ん中が、このノエビア 薬用ブランプロテクター W< 医薬部外品>を手に出してみたもの。
こうしてほかの製品と並べてみるとよくわかりますが、どちらかというと液体に近いテクスチャー。
これはパウダーフリーの「スキンコンフォート処方」によるものだそう。
肌になじみやすく、かなり軽いつけ心地でありながら、SPF50+、PA++++というのはすごい。
お値段は税込みで13,200円(40g入り)とまさに美容液価格ですが、美白としわ改善の有効成分ナイアシンアミド、抗炎症成分グリチルリチン酸ジカリウムを配合で、一本で美白としわ改善のふたつにアプローチできるとあれば納得。
塗ったときのひときわみずみずしい心地よさも高価格帯ならでは、と感じます。
マツモトキヨシ ザ・レチノタイム リンクル デイミルク UV 30ml <医薬部外品>
ドラッグストアで買える優秀コスメとしてずっと前からご紹介したかったのが、ザ・レチノタイムというシリーズ。
ザ・レチノタイムは、みなさんご存じのドラッグストアチェーンであるマツモトキヨシと老舗メーカーのナリス化粧品の共同開発によるブランドなのですが、ここの製品は、本当にどれもコストパフォーマンスが高い!
このリンクルデイミルクは、しわ改善の有効成分ナイアシンアミドを配合で医薬部外品(*薬機法によって定められた医薬品と化粧品の中間の製品ということ)。
税込み2,970 円(30ml入り)とは思えない使用感で、肌にのせればぴったりフィット!
手にとってみたとき(下の写真一番上のもの)、ごらんのようにほかの製品と比べると白いのですが、白浮きはしません。
保湿乳液としての機能ももっているので、肌が乾燥しがちな方にはとくに◎。
このように値段、使い心地、機能の三拍子が揃っているので、うちの近所のマツモトキヨシでは売り切れていることもあります。(なおマツモトキヨシとココカラファインが経営統合したので、ココカラファインでも購入できるそうです!)
ということで、7つのうちまず3つのアイテムをご紹介しましたが、今回はここまで。
残り4つは、次回ご紹介しますね。