「どんなコスメを使ってもOKな肌!」と豪語していた20代、30代。ゆらぎとか敏感肌とは無縁だと思っていたのに、40代後半になった頃から、汗をかくと肌がかぶれたり、合わない化粧品を使うとすぐに赤みが出てヒリヒリするようになりました。今年の春先も辛かった…。
絶賛発売中のこちらの本の中でも、「更年期は確かに人生何度目かのお肌の曲がり角。長く愛用していた好きな化粧品がヒリヒリして使えなくなったりするのは、よくあることです」と産婦人科医の吉形玲美先生が言ってくださっていますが、肌トラブルも更年期不調の症状のひとつ。40代、50代になって肌が急にゆらぎ始めることは珍しいことではないようです。
肌老化を食い止めたいのに好きな化粧品が使えないなんて、“更年期ゆらぎ肌”はもどかしいですよね。
今回は、“更年期ゆらぎ肌”の私があれこれお試しした結果、ゆらいだ時に頼っているレスキューコスメをご紹介します。
基本の化粧水&クリーム、更年期ゆらぎ肌が頼っているのは?
まずは化粧水から。定番中の定番ですが、どんな肌トラブルがあってもキュレルなら今のところOK、という頼もしい存在です。
¥2,090(編集部調べ)
乾燥性敏感肌に不足しがちなセラミドを守って補う「セラミドケア」に、全幅の信頼をおいています。お守りとして常備している化粧水です。
化粧水の後は、このクリームでふたをします。
AESTURA アトバリア365 クリーム
¥3,300
アモーレパシフィックのダーマコスメブランド「AESTURA」。敏感肌の悩みをケアするブランドとして、韓国の皮膚科医の間でも使用率№1なんだとか。クリーム中の(よーく見るとプチプチが見えます!)保湿カプセルに、肌の脂質と同一成分であるセラミド、コレステロール、脂肪酸が配合されていて、肌の潤いを長時間持続させてくれます。
潤い感は今のところ№1。乾燥する時期でも、このクリームを使った夜は朝起きて肌がカピカピなんてことは一切ありません! 赤みやかゆみが出ることもなく、肌を守ってくれている感がはんぱないので、冬~春はこのクリームに本当に助けてもらいました。
アトバリア365 ハイドロクリーム
¥3,300
アトバリア365を少し重く感じる夏の夜は、より軽いタイプのアトバリア365 ハイドロクリーム(写真左)を使用しています。爽やかな使用感でこちらもおすすめですよ~。
ゆらいだ時でも攻めたい! 美容液とベースメイク編
赤みがひどい時は美容液は使わず、化粧水+クリームというシンプルケアに徹していますが、ちょっと調子がよさそうな時は美容液だって使いたい。だって、シワとかたるみとかくすみとか…大人の肌にはいろいろあるじゃないですか!
赤みやブツブツがひいた頃に恐る恐る試してみて、「あら、ピリピリ感がない、大丈夫!」と、以来使い続けているのがこちらです。
¥5,940
今年の上半期ベスコスも受賞している話題の製品。敏感肌の人が悩みがちなシミやくすみの複合ケアができる美容液です。浸透が早くメイク前でも邪魔にならないので、この夏使い倒してくすみを払いたいと思います。
ちなみに肌がゆらいだ時のベースメイクはこちらです。
SPF50+ PA++++ ¥1,980(編集部調べ)
キュレル同様、信頼しまくっているイハダが今年リリースした新製品。あっという間に人気商品になりましたね。
ベージュカラーでトーンアップしてくれるし、紫外線やほこりから肌を守りつつ、肌あれやシミを防ぐスキンケア効果も。おまけに耐水性☆☆で、汗をかく夏もOKなのが助かります。肌がきれいな人はこれだけでもいけそうですが、私は隠したいものがいろいろあるので、さらにパウダーを重ねています。
SPF40・PA++++ ¥1,980(編集部調べ)
ミルク(写真左)をぱぱっと塗って、その後このパウダー(写真右)をぱぱっと重ねるだけだからあっという間です! 肌が弱っている時もこの安心コンビなら大丈夫。
以上、“更年期ゆらぎ肌”の50代編集者が頼るコスメ2024上半期版をお届けしました。
あくまでも私個人の感想なので、全員に合うというわけではありませんが、更年期世代になって急に肌が敏感になったという方、よかったら参考にしてくださいね。
肌はもちろん、更年期のあらゆる不調の対処法については、こちら↓をぜひ!
吉瀬美智子さんや君島十和子さんなど、各界で活躍する方々が更年期や閉経について語ってくださったインタビューを収録。医師監修の解説ページもしっかりあるので、更年期のお悩みや閉経前後の不安はこの1冊で解決できちゃいます!
大人のからだバイブル vol.1 更年期と閉経、私の場合。
¥980 B5判