2025年2月、日本経済新聞の名物コーナー「私の履歴書」を見た人たちは、かなりビックリしたと思います。
名だたる経済人、学者、政治家、経営者、著名人が、これまでの軌跡をほぼ1カ月かけて振り返る記事。題字の「私の履歴書」は、登場するご本人が書くのが通例だそう。ところがこの2月は、その題字にかわいい縁取りがしてあり、チャーミングな女性のミニカットも添えられている!こんな感じでした。

その日のX(旧ツイッター)はこの題字で大盛り上がり。
「おおお! 一条ゆかりさんの『私の履歴書』。これは嬉しい&楽しみ」
「題字が素晴らしい。この名物連載で女性の著名人が取り上げられたことはあまりなく、率直に言って嬉しいです」
「タイトルがステキ過ぎ。2月の楽しみとしてがんばる」
「30年以上見てきたなかで、初めてのパターンでした。題字からギリギリを攻めてきた」
etc…
「えーっ、一条先生が『私の履歴書』に出てたの⁉ しまった、見逃した」というあなた、
「読んだけど、もう1回読みたい。あのおもしろエピソードをもう一度確認したい」というあなた、
お任せください!OurAge編集部が作りましたよ♪

「私の履歴書」にうっかり出たら、
家の掃除をするはめに
(1,760円)
です!
「私の履歴書」ではほぼ1カ月、27回に渡って今に至るまでの努力と格闘と情熱の日々を振り返った一条先生。「自叙伝」として、一条先生の軌跡をしっかりたどれるのは、この本が初めてではないでしょうか? 連載時から「おもしろい」と話題だった連載をほぼそのまま掲載、さらに加筆、また、中島みゆきさんとの1992年に行われた対談も再掲載した、中身の濃い、贅沢な1冊です。
中身はぜひ読んでいただくとして、ここでは担当の特権、掲載された写真の一部を披露させていただきます。

↑小学校の頃、お正月に着物を着て写真館で。ご本人いわく「貧乏なわりに着物もバッグも髪飾りもちゃんとしててびっくり」

↑初めて表紙を描いた「りぼん」1970年2月号。今見ると、70年代モードがバッチリ描かれてる!令和世代がこれを見たら、「昭和ってエモい」と喜ぶに違いない…

↑なんとこちら、フランスの作家サガンの「優しい関係」をモチーフに描かれた作品! 大人の男女の恋愛を「りぼん」で描いていたっていうのが、またスゴい…
記事が続きます
↑先生のお気に入り、エッセイ「愛煙家の憂鬱」扉イラスト(ぶ~け1996年1月号)。このイラストも単行本に掲載されています。
貴重な写真やイラスト、とっておきの裏話など、一条ファンなら、いえそうでなくても手元に置いていただきたい一冊。サブタイトルは「匠を目指して70余年 一条ゆかりの情熱人生」です。漫画家になるという夢をかなえるため、知恵と根性と情熱を駆使してかけ続けた半生。その生き方に触れれば、勇気とやる気が湧いてくるはず!ぜひぜひ下記よりお買い求めください♪

