おにぎりを食べたら、その写真を投稿するだけ!
おにぎりって、おいしいですよね。お弁当箱に白いごはんと梅干と海苔だけ、はちょっと寂しいけれど、梅干しおにぎりになると、あ、今日はおにぎり……♡とちょっと心が温かくなる。ごはんに塩をかけて食べるのと、塩にぎりでは大違い。パリではおにぎり専門店に大行列ができ、コンビニで外国人旅行者の皆さんが楽しそうにおにぎりを選ぶ姿もめずらしくなくなりました。いまや“onigiri”はすっかり世界共通語です。

そんな中、今年も私が大好きな支援プロジェクトが開催されています。みなさんは「おにぎりアクション」って聞いたことはありますか?「おにぎりアクション」は、「おにぎり」にまつわる写真をSNS(Instagram、X,Facebook)、または特設サイトに投稿すると1投稿につき給食5食分に相当する寄付を協賛企業が提供し、NPOのTABLE FOR TWO International(以下TFT)を通じてアフリカ・アジアの子どもたちに給食を届ける仕組みです。

投稿方法は簡単で、おにぎりの写真を指定のハッシュタグ
#onigiriaction
をつけて投稿するだけ。特設サイトに投稿するもよし、自分のSNSに投稿するもよし。おにぎりは買ったものでも作ったものでも、ごはん屋さんで食べたものでも構わないのも気楽ですよね。
「おにぎりアクション2025」記者会見に参加してきました!

10月7日に行われた記者発表会では、TFTのスタッフ、協賛企業の担当者のみなさんに加え、サポーター“おにぎりフレンズ”を務める高校生や大学生の発表も行われ、誰もが気軽に取り組みやすく成果もわかりやすい支援だなぁと再確認。実際、学校単位での連携も増えているとのこと。

(写真提供:TABLE FOR TWO)
TFTが届けている給食は、できるだけその土地で採れる食材を用い、子どもたちがより多くの栄養を摂取できるよう配慮されたもの。家業の手伝いなどで学校に通えなかった子どもたちも、給食支援があることで学校に戻ってきているそうで、1食の給食が、教育にも直結し、子どもたちが貧困から抜け出し、幸せな未来をつかむための重要な鍵となります。
自分が美味しく食べたおにぎりの写真が、そんな子どもたちへの給食5食になるなんて……おにぎりアクションに参加しない手はないな、とこの取り組みを知って以来つくづく思います。
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協賛企業のみなさん発、投稿モチベが上がる取り組みも
今回、協賛企業の「オイシックス・ラ・大地」は、実践女子大学の学生有志の皆さんとコラボしたオリジナルおにぎりを開発(グループ企業が受託運営する雨晴食堂での販売期間はすでに終了)。その試食もさせていただきました。

テーマは推しが見つかる「#メロいおにぎり」。「人参しりしりと鮭のおにぎり」「16穀米使用ツナタルタルのせカツおにぎり」「だしとまいたけがやさしく香るトマニョタ炊き込みおにぎり」「さつまいもとカシューナッツ入り味噌焼きおにぎり」と学生さんらしい自由な発想のおにぎりばかり全4種。どれも食べ応えがありそうで、さすが食べ盛りの若者の開発です。

ざっと周りを見渡した感じ、一番人気は最もがっつり系の「16穀米使用ツナタルタルのせカツおにぎり」。私は迷った末に「人参しりしりと鮭のおにぎり」を推しおにぎりに。旨味たっぷりで美味しいのはもちろん、野菜もたんぱく質もしっかり入った完全食。気になる方のために、こちらにすべてのレシピが公開されています。これは自分でも作りたい!
ちなみに、おにぎりに貼ってあるシールは、3年連続オフィシャルパートナーとして参加されているエプソンによるもの。より多くの方に楽しみながらおにぎりアクションに参加してもらえるようにと、デザインペーパーや三角パック、お子さんが喜ぶ工作キットやフォトプロップスなど、おにぎりデザインのプリントアイテムが無料で公開されています。

私のリアル「おにぎりアクション2025」
私も毎年参加していますが、今年は現在ハマっている玄米おにぎりで参加中!

こちらはある日の朝ごはん。玄米と言っても、できるだけラクしたい私は、炊飯器で白米と同じように炊ける「ロウカット玄米」を愛用。築地のお取り寄せ海苔と能登の珠洲で作られたこだわりの塩でにぎれば、それだけでごちそうです。

一応、以前こちらの「今日のつぶやき」でも書いた筋トレとダイエット続行中の身(永遠の停滞期ですけれども)なので、お昼ごはんにもできるかぎり、この玄米おにぎりを持参しています。

50代女性のリアル筋トレランチ(泣)。あまりにリアルな感じで申し訳ないです。容器やラッピング材などいろいろ試行錯誤した末、おにぎりはアルミに包むのがいちばん好みとわかったのですが……(と言い訳)。
おにぎりは玄米100gのものを全部で3個。2個はお昼に、小腹がすいたら、もうひとつをおやつがわりに食べています。おかずはゆで卵とブロッコリーとささみで作ったサラダチキン(レンチンで作っても鶏むねよりかたくならないし、すぐ火が通るのでおすすめ)。お気にいりのMILANO-Za水筒には愛飲している高知産きし豆茶が入っています。
おにぎりの具材は、凝って用意しようとすると続かないので、ごはんに混ぜるだけ的なふりかけや生ふりかけ、混ぜごはんの素などを旅先、スーパーなどでいろいろチェック。飽きないよう常時4~5種は取り揃えています。

なかでもイチオシは静岡に行くと必ず買い込む「たぬきむすびの素」。天かすが入っていてとっても美味しいのでおすすめです(笑)
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今年は日本の子どもたちへ「おにぎりアクション FOR JAPAN」も初開催
そして最後に。今年は日本の子どもたちへの食支援も初の試みとして行われます。たびたびメディアでも話題になっている日本の子どもたちの貧困状況。なんと日本の子どもたちの9人に1人が相対的貧困に陥っています。
そこで今回は通常のおにぎりアクションが11月15日に終了後、11月18日(火)より30日(日)まで「おにぎりアクション FOR JAPAN」が開催されます。目標投稿数5万枚を達成すると、パートナーの「一般社団法人 明日へのチカラ」より、333世帯の日本の支援が必要な子どもたちに食事チケット3000円が届けられるのだそう。

支援の届け方が違いますが、投稿方法は通常の「おにぎりアクション」と一緒。目標投稿数5万枚を達成しだい終了。ぜひみなさんのご協力で早々に目標を達成したいですね。
もっと詳しく知りたい方はぜひ、「おにぎりアクション2025」のサイトをチェックしてみてください。
ではでは、これから11月いっぱい、みなさんのお腹を満たすおにぎりが子どもたちの支援につながることを祈って!みなさん、ご参加をよろしくお願いします!


