こんにちは! MyAge編集長のあさこです。
幼い頃から、私はピンクとか水色とかの“きれい色”が苦手。フリルやリボンといった女性らしいディテールはもっと似合わない。スカートよりはパンツ派で、どちらかといえばボーイッシュ…というより中性的なファッションで生きてきましたが、なぜか近年、「ちょっとフェミニン」なアイテムに心惹かれるようになってきました。
スカートやワンピースがワードローブに増え、ピンクはともかく深い赤とかグリーンなどの“色もの”を買うようになり、どこかに透け感のあるブラウスや、花や葉などの刺繍をほどこしたシャツなんかが好きになってきたのです。
なぜかって?
それは、肌や髪がツヤを失い、顔色がくすんできた今、これまで通りのファッションだと「かなり男(オジサン)寄り」になっちゃうことに気づいたから( ;∀;)!
本日発売の『MyAge 春号』巻頭のファッション特集では、そんなMyAge/OurAge世代共通の悩み(?)に応えるべく、「女らしさ」のさじ加減について考えました。
今回スタイリングを担当してくださったスタイリストの佐伯敦子さんと知永子さん、大の仲良しでお互いをよく知っているだけあって、「女らしいファッションからは程遠い、私たちがこのテーマをやって本当にいいのかしらね」と揃って笑いながら撮影がスタート。
でも、黒田さんも佐伯さんも、私たちから見ると決して「中世的」ではありません。むしろ、清潔感とさりげない女性らしさが自然に共存した、“気持ちのいいフェミニンさ”を体現しているおふたりです。
その秘密はどこに?
黒田さんの答えは明快です。
「女らしさと“女っぽさ”は違うってことじゃないかな。頑張って胸を寄せて上げたり、ミニスカートで自慢の脚を見せたりするのは“女っぽさ”。私たちの年代になったら、そういう女っぽさは必要ない気がしますよね」
「そうそう、キラキラのネイルで飾った爪よりも、きちんと手入れされた爪に、肌がきれいに見えるナチュラルなマニキュアを塗っている人のほうが素敵に見える。この年相応の女らしさって、そういうこと」と佐伯さんもうなずきます。
たとえばメイクなら、薄づきのファンデーションに、オレンジ系の肌なじみのいいチークでポッと上気したようなニュアンスをプラス。
特集でヘア&メイクアップを担当してくださった福沢京子さんいわく、「オレンジ色は元気なパワーを与えてくれるだけでなく、肌のくすみを払うのにも効果的。ファンデーションやコンシーラーにオレンジを足すと健康的にカバーできますよ」。オレンジ系のカラーが人気のこの春夏はカラーバリエーションも豊富なので、使いやすい色がきっと見つかるはず!
服選びなら、「色や柄に甘さのある服なら、シルエットはシンプルに」と佐伯さん。リボンやフリルをダイナミックに使った服や、透け感のある生地も、黒やブルーを選べばかわいくなりすぎず、“シックな女らしさ”に上手に転換してくれるといいます。
“たっぷりめのサイズ感”も大事、というのは黒田さん、佐伯さんの共通意見です。「たとえばデニムでも、スキニーでピタピタのものより、ちょっとゆとりあるサイズを履いたほうがむしろスリムに見えるし、そこにほどよい女らしさも生まれる気がします」と黒田さん。
MyAge 春号では、このほかにも知永子さん流「ほどよい女らしさ」の具体策と着こなしをたっぷりご紹介しています。
詳しい内容と試し読みはこちらでぜひチェックしてみて!
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