こんにちは、ギリコです!
OurAge読者の声を集めた連載「隣の50歳」。
「超長寿社会を踏まえると公的年金以外に老後資金2000万円が必要」という金融庁が公表した報告書が世間をにぎわせました。
見事2000万円貯められるかはともかく、少しでも老後に備えるにはできるだけ早い段階から節約するなど自衛するのが一番。
そこでみんなは何を一番節約したいのかきいてみました。
今回もたくさんの声が寄せられましたよ!
じゃじゃ~~んッ
ではさっそく結果発表へといきます!
1位 食費
366票
「節約したいのは食費。方法としては冷蔵庫や冷凍庫を満杯にしがちなのでなるべく冷蔵、冷凍保存するのをやめる。野菜も使う分だけ買うようにしたい」(58歳・会社員)、「さまざまな食品が次々と値上がりしているので、食費を節約したい。今まで我が家の定番として購入していたメーカーや商品をこのまま買い続けていいものかと疑問を感じています」(41歳・パート・アルバイト)、「食べなくても生きていけるものは食べない」(47歳・会社員)、「食材の価格が高くなったし、健康のためにも粗食にしたい」(56歳・専業主婦)、「他はもう節約しようがなく、節約するとしたらあとは食費しかない」(50歳・会社員)、「安く売りだされている食品を意識して買うようにしたい。またできるだけ冷蔵庫の中にあるものでレシピを考えるなど工夫し、節約したい」(43歳・専業主婦)、「パンが好きだけど高いので、朝食をなるべくごはんにするようにしている」(49歳・パート・アルバイト)、「仕事で疲れているときについついできあいの惣菜を買ってしまいますが週末につくりおきするなどして節約したい。そのほうがコスパだけではなく味が濃すぎないようにするなど家族の健康も気遣うことができるし」(42歳・会社員)、「毎月の支出の中でまだまだ絞れると思うのが食費。もっと節約せねば。中学生の息子は仕方がないですが、私と夫は肉類やお菓子を食べるのを減らしたいです」(46歳・専業主婦)、「ペットボトルの飲み物を買うのをやめたい。マイボトルがいっぱいあるので自分で冷茶や水出しコーヒー、家で栽培しているスペアミントでフレッシュハーブティーをつくり持ち歩きたい」(51歳・その他)
食費の中でもとくに「外食」「おやつ、お菓子」と答えた人が多数。
「ランチを外食をやめてお弁当にしたい。そのほうがお金の節約になるだけではなく飽きないとも思うので」(41歳・パート・アルバイト)、「外食を控え自家栽培の野菜や特売品を利用し、一日当たりの食費を抑えたい。また食に関しての節約なら、節約していることが他人には知られにくいから」(56歳・専業主婦)、「話題のお店に行ってソフトクリームを食べたりタピオカドリンクを飲んだり、パン屋さんでパンを買ったりしているので、そういった贅沢は控えて将来に備えたり、少し大きな目的のために使えたらいいと思う」(41歳・パート・アルバイト)、「食費のうち、お菓子を買う量を減らしたい。スーパーで値下げされているとついつい買ってしまうが月単位でみると馬鹿にならない金額を使っていると思う」(48歳・パート・アルバイト)
2位 光熱費
245票
「塵も積もれば……の精神で光熱費を節約したい」(57歳・公務員)、「節約したいのは光熱費。お得なプランに変えるとか、夏場ならエアコンの設定温度を省エネ温度にするとか」(57歳・パート・アルバイト)、「電気代を節約したい。去年くらいから電気代が高くなっているのでつけっぱなしにしているものや無駄に使っている電気を節約したい。ちりもつもればで、10年スパンで考えたらけっこうな節約になると思います」(41歳・会社員)、「夫がネットゲームが大好きで24時間パソコンがつけっぱなし。ネットの中でお店を開くのでずっとたちあげている。電気代を節約したい」(41歳・会社員)、「十分節約しているつもりだけど、まだできるのではと思えるのが電気代」(57歳・会社員)、「我が家の男たちはハミガキのとき水は出しっぱなし。洗髪のときもシャワーを出しっぱなし。注意しても注意してもなおらない。とにかく水道代が高すぎるので」(48歳・パート・アルバイト)、「暑さが苦手なペットを飼っているので夏などは24時間冷房をつけていなければいけません。仕方のないことですが、どうにか電気代が安くすまないものかと悩んでいます」(46歳・専業主婦)、「不用な電気は使わないようにし電気代を節約したい。あとはガス代。お風呂もできるだけ家族が連続して入浴し、追い炊きの際のガス代を削減したい」(47歳・会社員)
光熱費を節約したいと答えた人の中には
「お金だけはなく、使うエネルギーを節約することは地球環境を守ることにもつながると思う」
「限りある地球の資源を大切にすることにもなるのでやりがいがある」
とエコロジーの視点からも光熱費の節約したいと書いている人が大勢いました。
広い視点でものを考えている読者が多いことがわかります。
3位 服飾費
153票
「服を買うのをやめます。着る体は一つだし、40代も半ばになり似合う服も変わってきたし、もうそんなに服をたくさん持っている必要を感じなくなった。年金をもらえるか怪しい時代に無駄なお金は使えないし」(45歳・会社員)、「衣類やファッション小物などの無駄な支出をなくすことが一番だと思う。一度断捨離をしっかり行い、必要なものを見極めて効率よく使っていきたいと最近感じるようになった」(54歳・パート・アルバイト)、「タンスやクローゼットはいっぱいなのに気に入って着る服はどのシーズンも数着だけ。断捨離もし、衣類に使うお金を減らしたいです」(59歳・自由業)、「今までに買った服を上手に着まわして暮らし、衣服に使うお金を節約したい」(54歳・会社員)、「着ない洋服があふれているのでしばらくはそれで過ごしたい。昔ほど流行も気にしなくなったし。体型が変わらなければ、の話ですが」(52歳・会社員)、「買っても着ていない服がたくさんあるので洋服代を減らしたい」(50歳・会社員)、「健康維持のことを考えると食費は削りたくない。なので節約するとしたらファッションに関すること。持っている服が少ないからといって生活に支障が出るわけではないと思うから」(50歳・会社員)、「流行りを追いかけるとキリがないし、収納にも限界がある。自分に似合うものを数点着まわせば十分だと思うから」(46歳・会社員)
流行を追いかけるのをやめれば経済的な面だけではなく精神的にもラクになりそうだから、物欲が減りシンプルな暮らしを好むようになったから、買うよりあるもので工夫することに魅力を感じるようになったから……
などOurAge世代ならではの気持ちの変化を寄せてくれた方もいらっしゃいました。
続きまして今度は逆に順位が低かったもの1位~3位もご紹介しますね!
順位が低かったということは「節約したくない人が多いジャンル」ということ。
さぁその結果は……
票が少なかったもの1位 化粧品など美容に関すること
26票
票が少なかったもの2位 保険・医療費
ともに32票
票が少なかったもの3位 趣味、レジャーに関すること
33票
「肌が変わってくるので年々基礎化粧品はよいものにしている。これだけは節約できない」(56歳・専業主婦)、「一番節約しやすいのは自分に関する美容代だと思う。美容院に行く間隔をできるだけあけるようにするなどはしているがやはりカラーリングは自宅ではしたくないし化粧品を全部プチプラにするまではできない」(44歳・会社員)、「持病があり治療費を削ることはできない」(54歳・専業主婦)、「必要な保障だけあればよいのはわかっていても万が一とか、まさかのことが……なんて考えるとついつい膨らんでしまうのが保険料」(42歳・会社員)、「韓流アイドルにはまっていてパートで稼いだお金の半分をつぎ込んでいます。それをやめたらかなりの節約にはなると思いますがやめられません」(39歳・パート・アルバイト)
そして思わず大きくうなづいてしまったのが
「これ以上節約したくありません。心が荒んでしまうので(笑)」(42歳・会社員)
というコメント。
「隣の50歳」第9回目はこれにて終了ですが、いかがでしたか?
OurAgeのリニューアルにともない「隣の50歳」に「コメント投稿」ができるようになりました。
(記事の下に「コメント」というところがあります)
記事を読んでふと思ったことや、「自分の場合は○○です!」などお題に対することなど、あなたの声をお待ちしています!
9月になりました。
お子さんの夏休みが終わりほっと一息ついている方、これからやっと夏休みをとれる方、今年は親の介護などで夏休みはとれない方……
いろいろな方がいらっしゃると思います。
みなさんの毎日が笑顔のあるものでありますように。
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イラスト/すぎうらゆう