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〝あなたのストレス解消法は何ですか?〟(読者の声を集めた「隣の50歳」㉒)

ギリコ

ギリコ

電車に乗ったとき夢中で本を読んでいる子がいると、「何を読んでいるのかな」とタイトルを知りたくなってしまいます。先日三つ編みのかわいらしい女の子が読んでいたのは『シートン動物記』。自分も子供のころ夢中になって読んだ本だったりするとわけもなくうれしいです。

 

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こんにちは、ギリコです!

OurAge読者の声を集めた連載「隣の50歳」

 

今回きいてみたのは「あなたのストレス解消法は何ですか?」です。

 

「掃除!週末に黙々と掃除し、きれいになった部屋でコーヒーをひとりで飲むこと。夫がいますが〝ひとりで〟というのがポイントです」、「買物。大人買いするため仕事を頑張っているともいえる」、「日記にその日あったことや自分の気持ちを思うままに書くこと」などいろいろなコメントが寄せられましたよ。

 

また回答を募集した時期がちょうど新型コロナウイルス感染拡大防止のために出された外出/営業自粛要請期間中だったので「ストレス解消法は女友達とカラオケボックスで歌いまくることだったのですが、今は自粛中なので我慢しています」、「大好きなバンドのライブに行くことです。でも今は自粛中なので行けないのが辛い……」といったように、いつものストレス解消法を今は控えているコメントも多くみられました。

 

 

さぁ、それでは結果発表です。

気になる結果はいかに!

 

じゃじゃ~~んッ

1位「運動する」

375票

「ヨガをすることです。自宅で自分でポーズをいくつかとるだけですが、何年も続いているのがうれしいです」(52歳・会社員)、「ヨガやストレッチ。以前はスポーツジムで習っていましたが、今は動画をみながら自宅でやっています」(54歳・会社員)、「ストレス解消法は着心地のよいヨガウェアでYouTubeをみながらダンスやストレッチをすること」(45歳・会社員)、「愛犬を散歩させながら近所を歩くこと。在宅ワーク中はとくにストレス解消につながっている」(51歳・会社員)、「以前はジムで運動することだったのですが、今はNHKの番組『みんなの体操』や『筋肉体操』をみながらやっています」(52歳・パート・アルバイト)、「運動です!最近はニンテンドースイッチのリングフィットアドベンチャーで家で運動したり、近くの河川敷でオゴスポーツ オゴディスクというフリスビーにもラケットにもなるおもちゃで夫と遊んだりしています。仕事がテレワークになり、通勤がなくなった分運動量が減ってしまったので、意識的に体を動かすようにしています」(50歳・公務員)、「外出自粛中なので今はテラスで縄跳びをしています。懐かしくて楽しいし、無心で跳んでいるとイヤなことも吹っ飛びます」(44歳・その他)、「家にいる時間が増えストレスがたまる一方の今は小学生の息子との散歩です。毎日1時間ほどいろいろなことを話しながら歩いています。普段は学校や塾などで忙しくしている息子とゆっくり話せるこの時間を大事にしています」(50歳・専業主婦)、「とりあえず走る。ダッシュ。うわぁっとなりクタクタになって、ストレスを感じている場合ではなくなります」(44歳・会社員)、「お昼休みを利用したウォーキングです。50分で5キロ歩くことを目標にしています。在宅勤務となり運動不足にならないため始めたのですが、街路樹の緑と青空、陽の光のもとで体を動かすと気持ちもリフレッシュします。睡眠の質も以前より良くなったと感じています」(不明)、「コースを決めず家の近所をふらっと散歩すること。近所の歩いたことのない道をいくと知らなかったお店を発見したり、綺麗な花を見ることができたりと楽しいことがたくさんあってワクワクします」(50歳・会社員)、「就寝前の30分ほど落語をききながらストレッチすること。落語はテンポのゆっくりした、名人たちの古典と決めています」(49歳・専業主婦)

 

こんなコメントもありました。

 

「子育てが終わり、仕事を減らし、憧れだったスポーツクラブの会員になりました。ヨガやピラティス、軽い筋トレ、45分の有酸素運動にアクアウォーキングを組み合わせ週5回通っていました。運動後に浴びるシャワーの気持ちよさは、こたえられません!そしてスポーツクラブの帰りがけに図書館に寄り、本を数冊借りて就寝前に読みながら眠りにつく。1年半はこのペースで過ごし快適でしたが、今は自粛期間中。ありがたい日々だったと痛感しています」(54歳・専業主婦)

 

ふだん当たり前のように利用していた施設やサービスが使えなくなったときの寂しさや不便さ、そして今までの生活へのありがたみ……コロナウイルス感染拡大防止のための外出/営業自粛要請期間中、ギリコも感じることが多々ありましたのでこの方の気持ちがよくわかります。

 

 

2位「好きなドラマや映画を観る、音楽を聴く」

198票

 

「好きな海外ドラマやバラエティ番組を観てとにかく笑うこと。笑えばハッピーホルモンといわれるセロトニンが出てより幸福を感じられるから」(不明)、「ネットフリックスでドラマをがんがん観ること」(54歳・パート・アルバイト)、「仕事から帰りやることを全てやり終えてから、一日一話韓国ドラマを観ること。現実を忘れドラマに集中する」(不明)、「好きな映画やドラマを観て思いっきり涙する」(57歳・パート・アルバイト)、「松田聖子さんのCDを聴いてスッキリすることです」(58歳・専業主婦)、「嵐の楽曲を聴くこと」(61歳・専業主婦)、「ひとり車を運転しながら好きな音楽を大音量で聴くこと」(47歳・専業主婦)、「パソコンで映画やドラマをみて笑い、泣き、ストレスを発散」(55歳・会社員)、「バッハの曲を聴くこと。時には涙があふれ、ストレスを忘れられる」(54歳・会社員)、「①お笑い番組を観て思いっきり笑うこと。ダウンタウンが好きなので『笑ってはいけない』シリーズなど。②映画に没頭すること。できれば涙を流せるもの。見終わるとストレスそのものを忘れていたり、ストレスへの捉え方が変わっていたり、人生観の見直しができる。映画は『私の中のあなた』がおすすめです」(44歳・パート・アルバイト)、「最近のストレス解消法は中国ドラマ。ストレッチしながらドラマをみているとあっという間に時間が経ち、ドラマのイケメン俳優が夢にまで出てくるというお金のかからないストレス解消法です」(47歳・会社員)、「ひとりで映画館に行って映画を観ること。新宿のシネマカリテや武蔵野館、有楽町のヒューマントラストシネマによく行きます。自粛要請でそれがかなわなかったこの数ヶ月間……何ともせつなく、どんなに自分を支えてくれていたのかあらためて知りました」(56歳・パート・アルバイト)

 

 

3位 「眠る、寝る」

184票

「スマートフォンの電源を切り、仕事や家族に邪魔されず泥のように眠ること」(48歳・会社員)、「寝ることです。寝ると悩んでいたことが何でもないことに思えたりします」(46歳・公務員)、「肌触りのよいパジャマと寝具に包まれ、目覚ましをかけずに寝ること」(43歳・会社員)、「眠ること。楽しいことをたくさん考えて早めに眠ると翌朝からだがすっきりしています」(61歳・専業主婦)、「一番のストレス解消法は睡眠です。そのためオーダーメイドの枕やマウスピース、アロマなどけっこうそろえて頑張っているのに寝た気がしないのが悩みです」(44歳・会社員)、「愛犬と昼寝」(47歳・会社員)、「干したふかふかの布団で眠ること」(49歳・パート・アルバイト)

 

4位 「甘い物を食べる」

137票

「甘い物を食べることです!本当にストレスがたまっているなというときは少し贅沢なケーキを買ったりしています」(42歳・公務員)、「成城石井やコンビニでスイーツをたくさん買って、おしゃれな大皿に盛り付け、おしゃれなカップにいれたコーヒーと一緒に食べること」(不明)、「甘い物を食べることです。チョコレート、羊羹、アイスクリームは常備しています」(46歳・会社員)、「あんこのお菓子をおやつに食べること。毎日主人と一緒に食べていたら太ってきましたが、それでも誘惑には勝てず食べてしまいます」(55歳・専業主婦)、「好きなスナック菓子を大量に食べること」(50歳・会社員)、「フルーツがたくさんのったキラキラしたケーキを食べること」(41歳・会社員)、「おやつを食べること。お皿に何種類か盛り付けて、スイーツビュッフェやアフタヌーンティーだと妄想しながら楽しんでいます」(46歳・専業主婦)

 

 

5位「友達とお喋りしたり食事する」

105票

「友人達との食事会です。以前は月一回開催していたけれど今はステイホームで会えないので、オンライン飲み会を開催」(51歳・会社員)、「友人と外食しながらしゃべりたおすこと!だけど今はそれができないのでつらい……」(51歳・パート・アルバイト)、「今は出歩けないので友達と電話でおしゃべりすることです」(59歳・専業主婦)、「友達と話すこと。ラインやメッセンジャーで世界中の友達と話せる時代で本当に良かった」(不明)、「友達とランチしながら愚痴を言い合うこと」(45歳・パート・アルバイト)

 

6位「読書」

97票

「本を読むこと。時代小説など現実の世界とは違うものを読んでいます」(56歳・会社員)、「本や雑誌を値段を気にせずダーッと買って、他のことは何もせず読みふけること」(50歳・会社員)、「BL(ボーイズ・ラブ)を読むこと」(43歳・会社員)、「子供が寝たあとゆっくり読書すること」(45歳・専業主婦)、「スマホで電子書籍を読むこと」(45歳・会社員)、「スマホで恋愛漫画を読むこと。ストレス解消というより現実逃避かも?」(54歳・会社員)、「読書。月に10冊以上読みます」(46歳・パート・アルバイト)、「読書。読みたい本を読む時間をとるための努力は惜しまずしている」(54歳・パート・アルバイト)、「クラフトビールを飲みながらの読書」(51歳・会社員)、「読書です。軽い感じの推理小説や雑学系の本が好みです」(56歳・専業主婦)、「今は漫画です。自粛で図書館が閉まったままなとき、本棚の整理をしながら古い漫画を読んでいたらはまってしまい、新しいものも買うように。ほんわかしたファンタジー作品などが現実から気持ちを切り替えられていいです」(51歳・会社員)、「本の音読です。英語の本を毎日音読していますが、終了後はすっきりします。脳や喉にもよさそうで老化防止として続けたいのですが、思い切り感情をこめて読むのは家族がいないときでないとできません」(55歳・パート・アルバイト)

 

「隣の50歳」今回はここまでですが、いかがでしたか?

 

寄せられたコメントはいつもすべて読ませていただいています。

冒頭でも書きましたが、今回コメントを書いていただいた時期が緊急事態宣言中だったため、

「帰省するはずの娘が、コロナのせいでオンライン帰省になってしまいがっかり」「通勤電車で感染するかもという毎日のストレスがつらい」といったように、コロナの影響について触れられたものが多くありました。

 

会いたい人になかなか会えない、行きたい場所に安心して行けない……

そんな不便や不安、我慢の日々はまだ続きそうですが、でもいつかは終わる日が来るはずです。

その日が来たとき思う存分楽しめるよう、どうぞ健康に気をつけてお過ごしくださいね。

 

*******************

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「隣の50歳」は読者のみなさんの声でつくられています。

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