こんにちは、ギリコです!
OurAge読者の声を集めた連載「隣の50歳」。
今回きいてみたのは「落ち込んだときの対処法は何ですか?」です。
「とにかく早起きして草むしりをする」「これまで読んできた本の中から選んだ気に入っている言葉を読み返す。〝死ぬこと以外はかすり傷〟とか」、「大好きなワンコに触れ、話をきいてもらいながら歌を歌う。元気がでます」、「編み物をする。無心になれて、いやなことを忘れられるので」、「ピアノを弾きます。とくに10代の頃に練習した曲など思い入れのあるものを弾くと心が落ち着きます」、「折りたたみ自転車を持って、ふだん降りない駅で下車。そこからは当てもなく気の向くままに……何気ない風景や店、行き過ぎる人が新鮮に映り、気持ちが切り替わります」、「4歳の姪と真剣に遊ぶ。純粋な子どもと同じ目線で真剣に遊んでいると気持ちがすっきりする」といったように、さまざまな声が寄せられました。
さぁ、それでは結果発表です。
気になる結果はいかに!
じゃじゃ~~んッ
1位「美味しいものを食べる」
166票
「落ち込んだときは、ふだんは体重や血圧を気にしてひかえている粒あんや生クリームを使ったお菓子を食べる」(58歳・専業主婦)、「落ち込んだら、美味しいスイーツを取り寄せて食べる。それかコンビニスイーツをたくさん大人買いする」(52歳・会社員)、「落ち込んだときの対処法はプチ旅行。前から気になっていた店においしいものを食べに日帰りの旅行をします。短時間で気持ちが晴れ晴れとします」(48歳・専業主婦)、「美味しいものをちょっとだけ食べる!最近はお取り寄せができる店が増えたので、ついついポチッてしまいます。実際に口に入れたときの幸福感はもちろんのこと、ピンポーンって届いたときのあの気分が上がる瞬間!あとでカードの請求書を見て、再び落ちこんでしまうのですがやめられません」(57歳・会社員)
2位「寝る」
127票
「とにかく寝ます。寝て体力が回復すれば、またポジティブな気持ちに戻れるので」(47歳・パート・アルバイト)、「寝る!週末ならアラームをかけずに寝たいだけ寝るなど、自分を甘やかす」(40歳・会社員)、「一人暮らしなので起きていても落ち込むだけ……なので早く寝ます」(58歳・会社員)、「ひたすら寝ます。そして起きたら、極力いつもと同じように日常を過ごすと自然と元気になれます」(不明)
3位「好きな音楽を聴いたり、動画や映画、テレビなどを見る」
111票
「自分の好きなテンションが上がる曲を何度も繰り返し聴く」(45歳・会社員)、「好きな洋楽を聴いてテンションを上げていく。若い頃はよく大好きな洋楽のライブに行っていたので、その頃のエネルギーが蘇ってきてだんだん元気が出てくるから」(50歳・パート・アルバイト)、「自分が可愛いと思うものを観る。たとえばパンダのシャンシャン、タンタンの動画や録画しておいた嵐の番組など」(47歳・会社員)、「大好きなマツコ・デラックスの番組を観て癒す。ほかには大食いの動画を観ながら、自分も好きなものを思いっきり食べる」(55歳・パート・アルバイト)、「YouTubeで自分と同じ体験をした人の動画を観る。そうすると気が晴れるので」(不明)、「三浦春馬君の歌を聴いたり、出演作品を観る。春馬君の笑顔が大好きで、ファンになってから10年近くになります。子育てや仕事で落ち込んだときは、春馬君の笑顔やファンへの優しい言葉にずっと助けられてきました」(52歳・パート・アルバイト)
4位「友だちや家族に愚痴をきいてもらう」
100票
「落ちこんだときは家族に話をきいてもらう。娘からの同調や励ましの言葉は心にしみるし、息子からは意外な着眼点でアドバイスがもらえて立ち直れる。旦那さんからは……う~ん…ですが」(61歳・専業主婦)、「家族や友人と話すことが一番の解決法です。人とのつながりが希薄になってきているこのご時世、誰かとつながっていると思えるだけで本当にうれしいです」(53歳・会社員)、「友人に話します。声に出して話すことで頭の中が整理され、次にやるべきことが見つかったりします。すると気持ちも上がってきます」(53歳・自営業)
5位は「体を動かす」37票、6位は「お風呂に入る」で31票でした。
「隣の50歳」、今回はここまでですがいかがでしたか?
「私と同じ!」というコメントはありましたでしょうか。
最後に昔ギリコが連載を担当していたある女優さんの「落ち込んだときの対処法」をご紹介します。
その女優さんはいつもほがらか。天然ボケともいえる無邪気さで、ドラマや映画といったお芝居の世界だけではなくバラエティ番組でも活躍していました。パッと見には落ち込むことなんてなさそうな、本当にチャーミングな方だったのですが、ある日こんなことをおっしゃいました。
「あのね、イヤなこと、頭に来ること、がっかりすることがあったらアタシは家のダイニングテーブルに座ってそれを紙にバーッと書くの。チラシの裏とか何でもいいから、いらない紙に言いたいことをそのまま書いて、それを一晩テーブルの上に置いておく。それで翌日起きたら、書いてある内容を読んでみるの。そして読んだら、〝はい、この件はこれでおしまい〟っていう感じでその紙を捨てちゃうの。紙に書くって効くのよ」
テレビで活躍する華やかな職業の方にしては、意外なほど素朴なこの対処法。
当時はこれをきいて、さらにこの女優さんへの親しみの気持ちが増したギリコです。
さぁ、9月も半ばになりました。
近所の桜の木に黄色い葉っぱが混じるように。
秋がゆっくり近づいているんですね。
夏の疲れが出る時期でもあります、〝自分をいたわる時間〟をつくって、みなさまどうぞ元気にお過ごしください。
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イラスト/すぎうらゆう