運気の変わり目。激動の年と予測された2020年を実感し始める時期に!!
立春を迎え、暦の上では春になりました。年の干支も切り替わって、四柱推命などでは2月4日から「庚子(かのえね)」、九星気学でも「七赤金星(しちせききんせい)」の年となり、運気が大きく切り替わります。
さて、昨年秋の水晶先生とゲッターズ飯田さんや鏡リュウジさんとのトークイベントでも、「2020年は200年に一度の変化の年」ということが語られていましたが、確かに年明けからのニュースは、世界的にも日本でも心穏やかでいられないことばかり。
これからどうなっていくんだろうと心配な人も多いと思いますが、様々な現実を踏まえつつ、これからどうしていけばよいか、を水晶先生がたっぷりと語るイベントが決定!!
その名も“Happy フェス”!! 2月28日(金)、場所は六本木のホテル「ザ・リッツ・カールトン」で、16時からのステージ3に登場します。大人女子に向けたこのイベント、他には叶姉妹やタレントのYOUさんらの時間も。この機会に水晶先生のお話をじっくり聞いて、ハッピーになるためのヒントをGETしてくださいね。
※2020年2月28日開催予定でした「Happyフェス」は新型コロナウィルス感染症が拡大している状況を受け、イベント延期となりました。詳細はこちらをご覧ください。
さて、水晶玉子先生がみなさんの疑問・質問に答えます!
シリーズ累計37万部を突破した、『水晶玉子のオリエンタル占星術 幸運を呼ぶ366日メッセージつき 開運暦2020』。今回から、何回かに分けて、著者の水晶玉子先生が、
編集部に寄せられた疑問やセミナーでいただいた質問に答えてくださるスペシャル企画をお届けします。
第1回は、オリエンタル占星術をもっとよく知り、上手に活用する方法が見えてくるお話を大公開!
Qそもそも、”オリエンタル占星術”ってどんな占いですか?
A 空海が中国から持ち戻ったものが原点。月の動きを中心にみます
「オリエンタル占星術は、空海が中国から持ち帰った“宿曜経”をもとにした占いです。ルーツは、紀元前のヘレニズム文化。そこで生まれた、星の動きと人間の運勢を関連づけるという考え方が、東洋では、インド、中国を経て日本へ。平安時代に、空海によって“宿曜経”という経典の形で伝えられました。ちなみに西洋に伝えられた考え方は、西洋占星術として花開いています。
西洋占星術が太陽の動きを中心に見る占いなのに対して、宿曜は月の動きを中心に見る占い。西洋占星術は、生まれた時の太陽の位置で決まる12星座で占いますが、宿曜は、生まれた時の月の位置で決まる27宿で占います。
私が面白いと思ったのは、西洋では太陽、東洋では月がカギになっているという点。東西で陰陽のバランスが取れているようで魅力を感じ、宿曜についても深く勉強してみることにしたんです。そこにインド占星術のエッセンスも加味したものを、東洋で伝わってきた道筋に思いをはせて、『オリエンタル占星術』と名付けました。
Q アドバイスが的確と大人気のカレンダーの秘密は?
A運気の変化をチェックして、スケジュールと心身を調整できる
「月が28~29日周期で動き、宿曜の宿が27に分かれているということは、運気はほぼ1日1宿という単位で変わっていくということ。
だから日運が出やすく、私自身ずっと、大事な日やなにか行動したい日、気になる日の運気を見る時は宿曜を頼りにしてきました。そこで、オリエンタル占星術を紹介していく上では、ぜひ日運を出したいと考えて、書籍『水晶玉子のオリエンタル占星術 開運暦』には1年間、毎日のアドバイスが読めるカレンダーをつけることにしたんです。
カレンダーで毎日のアドバイスのひと言を書いていると、『運気は毎日変わるから、1日1日が大切だな』と実感します。辛いことがあっても明日はまた別の1日になると思えるし、いいことがあっても調子に乗らずに謙虚でいられる(笑)。
人間は日々成長しているんだから、運気も毎日違って当たり前。“変わることができる”って、実はすごく素敵なことですよね」
Q占いを、どんな風に活かせばよいのでしょうか?
A 占いは信号みたいなもの。どう行動するかはあなた次第。
「私は、“占いは信号みたいなもの”だと思うんです。『水晶玉子のオリエンタル占星術 開運暦』の毎日の運気カレンダーでは、積極的に動くべき日や注意すべき日、「魔のウィーク」などの警戒すべき時期をわかりやすくマークし、アドバイスもしています。
それを見て『じゃあ今日は勇気を出して頑張ってみよう』『今は様子を見るだけにしておこう』というように、自分なりに考える1つのきっかけにしていただくのが、一番いい占いとのつき合い方ではないでしょうか。
大事なのは、占いに人間が使われるのではなく、人間が占いをどう使うかということ。
例えば、時々『今年は結婚運が悪いので入籍しません』というような方がいらっしゃいますが、本当に自分が結婚したいのであればしたほうがいいと思うし、占いによってやめてしまうのであればそこまでの縁ではないのかな、というように感じます。
また、『運気がいい日だったのに何もなかった』というような声を聞くこともあるんですが、“運”というのは、漢字の通り運ばれてくるもので、それ自体にはいいも悪いもないんです。いい日だからといってぼおっとしていては何もない。
いいものにするか悪いものにするかは、自分次第。運気がいい日には、自分から動いて運をつかみにいく。逆に、よくない日には、ゆっくりと心と体を休ませる。そんな風にメリハリをつけて、占いを使うといいですよね。
もちろん、運気がいい日にしょんぼりするような出来事が起こることもあります。そんな時は、落ち込みの中にも何かいいことにつながる“種”みたいなものがあるはずだと考えてみてください。
人間も運気も、どんどん変化していくもの。そのきっかけをとらえて、自分がどんな選択をするか、いかにうまく変わっていくかを考えるヒントにできるのが、占いの一番の醍醐味ではないかと思います。
ちなみに、オリエンタル占星術で自分の本命宿タイプの基本性格を読むと、『私、こんな人間じゃない』と感じる人もいるかもしれません。実は、私も最初はそうだったんです。でも、周りの方からは『すごく当たってる!』って言われたんですよね。オリエンタル占星術が元にしている月の位置というのは、人間の本能的な部分を表しているんです。だから、本人としては意外でも他人には納得されることが多い。
自分のことって案外分からないものなので、オリエンタル占星術に教えてもらうというのもいいかもしれません(笑)」
次回もお楽しみに!!
文/藤本幸授美